「この世界の(さらにいくつもの)片
隅に」ソフト化 特装限定版に片渕監
督を追ったドキュメンタリー映画収録

(c)2019こうの史代・双葉社/ 「この世界の片隅に」製作委員会 片渕須直監督による劇場アニメ「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が、9月25日にブルーレイ&DVDで発売されることが決定。ブルーレイ特装限定版の特典ディスクには、2019年に公開されたドキュメンタリー映画「〈片隅〉たちと生きる監督・片渕須直の仕事」をはじめ、約300分間の特典映像が収録される。
 2019年12月に公開された「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、こうの史代氏の漫画を劇場アニメ化して大ヒットを巻き起こした16年公開の「この世界の片隅に」に、250カットを超える新エピソードを追加した新作。主人公・北條すずと出会う遊郭の女性・テル役として花澤香菜が新たに出演しており、コトリンゴが書き下ろし新曲を提供している。
 特典ディスクに収録される「〈片隅〉たちと生きる監督・片渕須直の仕事」は、前作「この世界の片隅に」から「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」までの約3年間にわたる、監督・片渕須直によるアニメーション制作過程を追う95分間の作品。そのほか特典映像として、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の公開が延期されたため2年連続で行われることになった、練馬アニメカーニバルでの公開直前トークショーをはじめとするイベントや映画祭の模様、東京・昭和のくらし博物館で催された「映画『この世界の片隅に』~すずさんのおうち展」の様子などが収められる。
 ブルーレイ特装限定版の価格は9800円で、特典ディスクと特製豪華ブックレットが付属するほか、監督補・画面構成を務めた浦谷千恵による描き下ろしイラストを使用した特製収納ケース&特製インナージャケット仕様となる。本編ディスクに収録される「のん&岩井七世スペシャルインタビュー&アフレコ映像」など約14分の映像特典は、ブルーレイ通常版(4800円)、DVD(3800円)でも楽しめる(価格はすべて税抜き)。

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