りりあ。「浮気されたけどまだ好きって曲。」の切ない歌詞に共感する女性が続出!

りりあ。「浮気されたけどまだ好きって曲。」の切ない歌詞に共感する女性が続出!

りりあ。「浮気されたけどまだ好きっ
て曲。」の切ない歌詞に共感する女性
が続出!

SNSで話題!天使の歌声「りりあ。」とは

多くの人がインターネットやSNS、定額制音楽配信サービスを利用する現在、CDを出さずストリーミングからいきなりヒット曲を生むアーティストが増えている気がします。
初シングル『浮気されたけどまだ好きって曲。』を配信した途端、LINE MUSIC TOP 100ウィークリー1位に登場したりりあ。も、ストリーミング時代が生んだスターの一人でしょう。
この楽曲は、彼女のYouTubeチャンネルで公開されていた曲で、2ヶ月で400万回再生を超え、今もなお再生回数を増やし続けています。
▲浮気されたけどまだ好きって曲。 【オリジナル】
YouTubeではギターの弾き語りによる曲を投稿している彼女は、TikTokでも人気がありフォロワーが80万人を超えています。
そんなSNSを通したファンからの要望で配信リリースされ、大反響を呼んだこの楽曲。
多くのファンが共感した、複雑な女心を歌う歌詞を見ていきましょう。

浮気されたけどまだ好きって曲。 歌詞 「りりあ。」
https://utaten.com/lyric/un20061702
「汚れた君」は、浮気をした彼氏を表していますよね。
そして「君を汚したあいつ」は浮気相手の女性のことでしょう。
浮気を「汚れ」と考えるこの主人公は、とてもピュアな心を持った女の子ではないでしょうか。
それが「汚れた」や「あいつ」と攻撃的な言葉を使いながらも、この曲がネガティブな雰囲気を与えない理由と言えるのかも知れません。
そして「天使の歌声」と呼ばれる彼女の澄んだ声と、キラキラと輝くアコースティックギターの音色に、主人公の汚れのない心が表現されているような気がします。
「あいつ」はいわゆる匂わせ女子?
浮気されたけどまだ好きって曲。 歌詞 「りりあ。」
https://utaten.com/lyric/un20061702
彼氏の浮気への疑惑が、確信に変わった瞬間を歌う歌詞です。
最近は、SNSから浮気が発覚するケースが多いですよね。
この歌詞の「匂わせのストーリー」も、インスタグラム(以下インスタ)の「ストリーズ機能」を意味しているのではないでしょうか。
お店や旅先から手軽に動画を公開できるストーリーズ。
そこに恋人や好きな人の存在を匂わせる「匂わせ投稿」をアップする「匂わせ女子」がいるそうです。
この曲の主人公は、彼氏の浮気相手と思われる「あいつ」のインスタをチェックしていたのでしょう。
そこで、彼氏らしき後ろ姿などを意図的に写り込ませた「あいつ」の「匂わせ投稿」を見てしまったのではないでしょうか。
彼氏の後ろ姿を彼女なら見間違えませんよね。
浮気に薄々は気が付いていたとはいえ、心のどこかで否定する自分がいただけに、その絶望感は計り知れないものがあるはずです。
SNSをチェックせずにはいられない女心
浮気されたけどまだ好きって曲。 歌詞 「りりあ。」
https://utaten.com/lyric/un20061702
そこまで後悔するなら「あいつ」のインスタなど見なければいいのに、と思う人もいるでしょう。それはわかっているけれど、チェックせずにはいられないのが女心。
彼氏と過ごす時間が少なくなればなるほど不安になって、一人の時間をSNSのチェックに費やしてしまうものです。
そして、SNSが彼と自分を繋ぐ最後の生命線のように感じ、また自分からLINEを送ってしまう。

浮気されたけどまだ好きって曲。 歌詞 「りりあ。」
https://utaten.com/lyric/un20061702
予想通りLINEに既読はつかず、ますます離れていく彼の心。この辛い気持ちが痛いほどわかる方も多いのではないでしょうか。
「いかないで」に込められた女心
浮気されたけどまだ好きって曲。 歌詞 「りりあ。」
https://utaten.com/lyric/un20061702
リスナーがこの曲の中で最も心を動かされる歌詞は、ラストへと向かうこのフレーズのように思います。
浮気をして汚れた彼氏は大嫌い。
その汚れた手で私に触れないで、優しくしないでと言った直後の「いかないで」。
恋人を失いそうになった時に、誰もが陥る矛盾を表現した最後の「いかないで」が、多くの若者の胸に刺さり、この曲のブレイクへと繋がったのではないでしょうか。
スマホを使って主に自宅で録音し、顔出しもぜず、今後もSNSで活動を続けて行きたいと語るりりあ。
世の中が新しい生活様式へと変化していく今、アーティストの活動の形にも過渡期が訪れているのかも知れません。
今後も彼女の活動に注目ですね。

TEXT 岡倉綾子

アーティスト

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen