コメントを寄せた大貫妙子と坂本龍一

コメントを寄せた大貫妙子と坂本龍一

大貫妙子&坂本龍一の名曲「a life」
が「日本沈没2020」主題歌に OP映像
先行公開

コメントを寄せた大貫妙子坂本龍一(c)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」の主題歌に、大貫妙子と坂本龍一による名曲「a life(エー・ライフ)」が起用されることが決定し、先行してオープニング映像が公開された。
 同作は、SF作家の小松左京氏が1973年に発表したベストセラー小説「日本沈没」を湯浅政明監督がアニメ化する全10話のシリーズ。物語の舞台を2020年に変更し、女子中学生の武藤歩、弟の剛、母のマリ、父の航一郎の一家4人が、大地震におそわれた東京から決死の脱出を試みる。
(c)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners 「a life」(作詞:大貫妙子、作曲:坂本龍一)は、2010年に大貫と坂本が共同制作したアルバム「UTAU」で発表された1曲。2人からコメントも寄せられ、大貫は「誰かのせいにしたりせず現実と向き合い、姿勢を正し自分の軸をきちんとつくることがこれからの時代を生きていく自分の助けになると思います」と今の思いを述べ、坂本は「あたりまえの日常がどんなに大切か、ぼくたちは知っている」と、同作を鑑賞した心情を明かしている。
 本編の配信に先駆けて「a life」が流れるオープニング映像(歌詞入りの特別バージョン)も披露された。同曲を「地に足がついた素敵な曲」と語る湯浅監督は、「殺伐とした天変地異後の暗い本編とは対照的な、明るい爽やかな朝のルーチンを毎回見ることで、失ったものの尊さを感じてもらえると良いと思いました」とオープニングの制作意図を明かし、「朝の光、柔らかい布団や温かい飲み物、自然の風景や小動物のクローズアップを、記憶の中にあるように柔らかいタッチで断片的にオーバーラップしながら、透明感ある白い光の中に描きます」と語っている。
 「日本沈没2020」は7月9日からNetflixで全世界独占配信される。

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