L → R カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ

L → R カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ

【超特急 インタビュー】
超特急の歴史を濃縮した
CDデビュー8周年記念シングル

それぞれの“#いいね”エピソードを
自分で考えて台詞にした

カップリングの「#いいね」は打ち込みメインのキュートな曲ですが、中でも印象的なのが終盤に入っている各メンバーの台詞パートで。ユーキさんのドジっ子エピソードだとか、それぞれのキャラにぴったりの文言になっていて、もしやこれはご自身で考えられたものなのでは?

リョウガ
その通り、メンバーそれぞれが考えた台詞…だよね? 少なくとも僕はそう。
カイ
それぞれのアドリブです(笑)。““いいね!”だけど、ほんとにいいのか?”というようなことを、メンバーそれぞれが自分で考えたんですよ。あの台詞パート、シンプルに楽しくて大好きです。
ユーキ
各メンバーのエピソードが詰め込まれていて、僕も好き。ちなみに僕はレコーディングのマイクに立った瞬間、その場で決めました(笑)。
タクヤ
それぞれ個性があっていいですよね。僕は海外に行った際の気持ちを表現しています。
タカシ
僕の台詞は全部『食べ鉄』(『超特急と行く!食べ鉄の旅 マレーシア編』の略称)のエピソードなので、少し言い方を変えたり、変化球にして挑みました!

やはり。4月からテレビ放送中の『食べ鉄』のテーマソングなので、ラストの《美味いけど辛い! 辛いけど美味い!》っていうのは、当地での実体験ではないかと。

タカシ
そう。ド頭の《なんか知らんけど野良猫が〜》っていう台詞も、実際に『食べ鉄』の撮影であったエピソードなんですよ。
リョウガ
あの最初の台詞、初めて聴いた人は“ん? なんだコレは!?”ってなるでしょうね(笑)。僕の最後の台詞なんてまさに『食べ鉄』専用だし、曲自体が独特だとも個人的には思うんです。何回も聴くうち、だんだん癖になって、中毒になりそう。
ユーキ
SNSの時代をうまく表現した、かなり今どきな曲だよね。

個人的にはサビの《平凡な日常も価値があるのさ》が刺さりました。

タカシ
僕もです。今はおうち時間が多い中、“当たり前にやっていたことがこんなにも価値があるんだ”とか“こうやって家で過ごすのも人生において価値のある一日なんだな”って。
リョウガ
『食べ鉄』自体とてもまったりとした平和な番組なので、そういう意味でもぴったりな歌詞ですね。ガヤを入れる時も『食べ鉄』撮影時くらいの明るさと楽しさを意識しました。
カイ
海外に行くと今まで知らなかった文化や価値観に出会えるじゃないですか。現地の方やガイドの方に親切にしていただくこともとても多くて、その全てに“#いいね”を押したくなったりする。
ユーキ
きっと『食べ鉄』を観てくださった方は、マレーシアに行きたくなると思うんですよ。それがまさに“#いいね”だし、いつかマレーシアの美味しいご飯を食べて、映える場所で記念写真を撮ってSNSに上げて、たくさん“#いいね”をゲットしてもらえたら嬉しいです!

つまり、みなさんはSNSで積極的に“いいね”をつけるほうだと。

ユーキ
もちろん。インスタを開いた時は必ず“いいね”をつけます!
カイ
あんまりつけないですね…。
タクヤ
僕も本当に“いいね”と思った投稿にしかつけません。
タカシ
まったくつけないです(笑)。
リョウガ
全然つけないですね…。でも、これを機につけようかな。

ぜひ(笑)。そして、3曲目の「Table Manners」ではスイングジャズという、これまた新しいジャンルに挑戦されていますね。

カイ
ミュージカル映画みたいだと思いました。個人的にミュージカル映画が好きなので嬉しかったです。
タカシ
米米CLUBさんみたいなド派手な曲が好きなので、個人的にはグッときました。
リョウガ
なんかテーマパーク感がありますよね。でも、曲調と歌詞のギャップが面白いんですよ。だから、“日本語を知らない人が聴いたらお洒落な曲になるんだろうなぁ”って。まぁ、だからなんだって話ですけど(笑)。

ビックバンドのゴージャスな演奏が彩る大人っぽいサウンドの一方で、初めての豪華ディナーに彼女を招いた彼氏の奮闘と困惑を描いた歌詞は、むしろコミカルという(笑)。

ユーキ
振り付けも遊び心あふれたお洒落なダンスになるだろうし、こういうミュージカル調の台詞を歌うような表現がタカシはすごくうまいので、聴いた時、とても耳馴染み良かったのを覚えています!
タクヤ
ノリノリでワクワクする曲だから早くライヴで披露したい! タカシはひとりで歌っているのに何人もいるかのように声を作るのが上手で、その声音の違いが伝わってくるのが好きですね。

ええ、毎度ながら感心します。おかげで曲の情景が目に浮かぶようでした。

タカシ
そこで歌っているような臨場感というよりも、サビ以外はしゃべっているように意識したんですよ。
リョウガ
面白い歌詞をこんなにスカして歌えるのは、タカシだけなんじゃないですかね。“日に日に進化してるなぁ”とつくづく思います。
カイ
英語の発音もうまくなったように感じました。曲によって歌い方が違うので、聴いていて楽しいですね。

ちなみにテーブルマナーが分からなくて彼女の前でアタフタするという、この曲のシチュエーションが一番イメージしやすいメンバーってどなたでしょうね?

カイ
タクヤ。なんとなくアタフタしている姿も可愛いらしいと相手に思わせそうだから。
リョウガ
やっぱりドジっ子のユーキさんじゃないですかね。レディーに対してちょっと背伸びしたおもてなしをしそうです。
ユーキ
僕はリョウガ! まず外にも出ないし、人と外食も滅多にしないだろうから、その時の対応が面白そうです!
タクヤ
タカシ。しっかりしているけど、たまに見せるおっちょこちょいがぴったりかと。
タカシ
うん、僕かな。ここまで背伸びはできませんが、ちゃんとしようとしてもできないのが僕なので(笑)。

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着