テイラー・スウィフト、ライブ・アル
バムに激怒

※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。
テイラー・スウィフト、ライブ・アルバムに激怒
先週の金曜日(4月24日)、テイラー・スウィフトは自身のライブ・アルバム『ライブ・フロム・クリアー・チャンネル・2008』を同意なく定額制音楽ストリーミング・サービスのアップル・ミュージックにアップしたとして、彼女が在籍したビッグ・マシーン・レコードとオーナーのスクーター・ブラウンを痛烈に非難した。
テイラー・スウィフトはファンからの知らせでしったという。ライブ・アルバムはテイラー・スウィフトが18歳の時、アメリカ・ラジオ業界最大手クリアー・チャンネルとのタイアップで収録された。テイラー・スウィフトをスーパースターにする為のアイデアだった。アルバムは今までレコードにはなっていなかった。
テイラー・スウィフトがこのライブ音源を同意なく発表したという事について、ラジオ業界誌ヒッツは初めてではないとコメント。ライブ・バージョンの「フィアレス」と「アンタッチャブル」はアルバム「フィアレス」のターゲット(スーパー)向けのデラックス盤に収録されているし、「ラヴ・ストーリー」はCDシングル「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」のB面に収録されていると。勿論アーティスト印税は支払われている。ライブの原盤権はビッグ・マシーン・レコードが持っているので、普通は問題ない。
ジャスティン・ビーバーのマネージャー、スクーター・ブラウン。テイラー・スウィフトとのややこしい争いはまだまだ続きそうだ。
>>2020年4月27日「洋楽天国」より

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