フジロック出演のロイクソップ、３年
半ぶりの新作をリリース　早くも次作
を発表か？

全世界で100万枚以上を売り上げたデビュー・アルバム『メロディーA.M.』（01年）でケミカル・ブラザーズやダフト・パンクと並らぶ人気を獲得した北欧の人気エレクトロ・デュオ、ロイクソップが約３年半ぶりとなる３枚目のオリジナル・アルバム『ジュニア』を３月18日（水）に日本先行で発売した。

「ぼくらのハッピーな心境や時期が表現された、前向きな直球アルバム」と彼らが表現する今作は、リード・シングル「ハッピー・アップ・ヒア」を一聴するだけでも、それが実感できる内容で、アンネリ・ドレッガー、ザ・ナイフのKarin Dreijer-Andersson、リッケ・リィ、ロビンといった、彼らが最も得意とする女性ヴォーカルストをフィーチャリングした楽曲も多数収録し、早くも彼らの最高傑作との呼び声も上がっている。

また今回CDジャケットには初めてスヴェイン・ベルゲとトルビョルン・ブルントラントの２人が自ら写真で登場し、アルバムの世界を表現しているが、彼らによると新作『ジュニア』に対してもう１枚『シニア』というアルバムを作ったそうで、『シニア』と今回の『ジュニア』２枚のアルバム・ジャケットが揃った時にアートワークの意味が分かる仕組みになっているそうだ。新作が出たばかりだが次作『シニア』の発売が早くも待ち遠しいところだ。

そんなロイクソップだが今年の『FUJI ROCK FESTIVAL '09』への出演が決定している。
結成10周年、約３年半ぶりの新作リリースをした彼らがどんなステージをみせてくれるのか今から楽しみだ。

【リリース情報】
ロイクソップ
ニュー・アルバム『ジュニア』
2009年3月18日　日本先行発売
日本盤ボーナストラック1曲を含む全12曲　TOCP-66869　2,500円（税込）