ちょっと疲れた心に元気とうるおいを
!魅惑の国内ミュージカル3作品/ホ
ーム・シアトリカル・ホーム ~自宅
カンゲキ 1-2-3[Vol.5]<ミュージカ
ル編>
ちょっと疲れた心に元気とうるおいを!魅惑の国内ミュージカル3作品
ホーム・シアトリカル・ホーム ~自宅カンゲキ 1-2-3[Vol.5]<ミュージカル編>
(文:こむらさき)
【2】『In This House〜最後の夜、最初の朝〜』2018&2019
【3】『ロミオ&ジュリエット』WHITE Version/BLACK Version
今回選んだ3作品のテーマは「ちょっと疲れた心に元気とうるおいを!」演劇の中でも特にミュージカルは芝居の力に加えてなんといっても歌の力が絶大ではないかと。歌一つで観客を高揚させ笑顔にする様々なミュージカルソングに、手のひらが熱くなるくらいの拍手を贈った事もあると思います。私もミュージカルでは感動もしくは切なさに涙する機会があります。笑顔になれる作品では「腹筋、痛いから(でもまた観たい)」と悲鳴を上げ、「ああ、この舞台はバスタオルを持ってくるべきだった!」と猛省するくらい号泣する作品も(笑)。でも喜怒哀楽問わず、思う存分笑ったり泣いたりした後ってどこかスッキリした気分になりませんか?そんな心のリフレッシュができる3作品をご紹介します。
■『In This House〜最後の夜、最初の朝〜』2018&2019
2018『In This House〜最後の夜、最初の朝〜』PR FULL Version
conSept公式サイト(https://www.conseptmovie.com/)で4月30日(木)まで有料配信されている本作は、オフ・ブロードウェイ発の例えるなら短編小説を繋いだような良作。岸祐二、入絵加奈子、綿引さやか、法月康平(2018年版)、川原一馬(2019年版)という歌に自信ありの実力派俳優がソロで、ペアで、そして4人で歌い上げる様々な楽曲は胸にすっと入ってきて心をあたたかく、時には涙となって心を潤してくれる。デトックス・ミュージカルと呼びたいくらいだ。初演と再演を見比べてみても面白いので是非両方観劇していただきたい。
■『ロミオ&ジュリエット』WHITE Version/BLACK Version(セルDVD)
DVDだからこそのお楽しみ・特典映像が盛りだくさんなのもオススメしたいポイント。個人的には上演200回記念イベント「世界の王」で、ロミオでも、モンタギューの若者でも、ましてやジュリエットでもない「死」役の大貫勇輔が見せる超高速ダンスは必見!共に群舞を踊る他のキャストが思わず目を丸くする姿も含めてご覧いただきたい。
その他
・ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ
大人気の「刀ミュ」シリーズは現在WOWOWで通年で放送されている。推しメンだけをシリーズを通して追いかけるもよし、刀剣女子(男子も)作品世界に没頭するもよし。気になる作品から視聴してほしい。
ハプスブルグ家の栄光と終焉を描いた傑作ミュージカル。トート役を井上芳雄が演じたBlackバージョンと城田優が演じたWhiteバージョンがある(いずれもエリザベート役は花總まりが務めている)が、個人的には今やこのディスクでしか拝めない人外の美しさが際立つ城田トートをおススメしたい。
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