木村友美コラム【ともみの小部屋】第
1回 KinKi Kidsを演歌デュオだと思っ
ていた理由(わけ)

ピアノ弾語り系シンガーソングライター木村友美(きむらともみ)が、様々な年代の歌謡曲についてゆるりと分析&感想をお話します♪


木村友美(きむら ともみ)
シンガーソングライター・ピアニスト・保育士
ピアノ教師の母の元、3歳よりクラシックピアノを始める。国立音楽大学在学中より作詞作曲を始め、地元千葉県・東京都内を中心に、名古屋・大阪などでもライブ活動をしている。キャッチーな楽曲と透明感のある歌声に、ゆるいキャラクターで、小学生から年配の方まで幅広く支持されている。

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第1回 KinKi Kidsを演歌デュオだと思っ
ていた理由(わけ)

皆さん、初めまして!シンガーソングライターの木村友美です。
一昨年の11月に1stアルバム「Crescendo」でメジャーデビューしました。
私のことをご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単な自己紹介をさせていただきます!

千葉県出身で、ピアノ弾語り系シンガーソングライターとしての活動の他に、保育士とセレモニープレイヤーもしています。

趣味はハンドメイドで、ライブグッズから愛犬の服まで、色々デザインして手作りするのが好きです。
好きな食べ物は【お肉】【塩100%の梅干し】【抹茶スイーツ】です!
食べるの大好き!!

はい、どんどん音楽から離れていくので、自己紹介はこの辺で。

「ともみの小部屋」では、有名な歌謡曲・ニューミュージックの名曲を偏見(?)を交えながら、シンガーソングライター(ピアノプレーヤー)の私の視点からご紹介して参りたいと思います。

では記念すべき第1回の楽曲は、KinKi Kids「硝子の少年」です。

この曲は、KinKi Kidsのデビュー曲として1997年にリリースされました。
作詞は松本隆さん、作曲は山下達郎さんです。とっても豪華ですね!!

子供の頃、子供番組以外のテレビをあまり見せてもらえなかった事もあり、
人気のアイドルや歌手などにとっても疎かった私。
ですが、たまたま目にした音楽番組で初めてこの曲を聴いた時のことを、今でも覚えています。
「カッコ良いお兄さん達が踊りながら歌って、こんな明るい演歌もあるんだ!」という衝撃を。

まったく演歌歌手ではなかった訳ですが、今考えれば、マイナーのコード進行とノスタルジックなメロディーから漂う哀愁に、演歌に通じるものを感じ取ったのかな、と思うのです。
また、子供ともみが感じた明るさは、コードにあります。
硝子の少年に使われているコードは、メジャーコード・マイナーコード共にセブンスがたくさん使われているのが印象的です。
セブンスを使うことにより、マイナーコードも切ない雰囲気を残しつつも明るい印象がプラスされ、より広がりを感じられる曲になっています。

ストーリー的には失恋してしまう歌詞ですが、ただ悲しみや【哀愁】ばかりではなく、【硝子の少年】のタイトルの通り、ビー玉で現されているガラスのような傷つきやすく脆い部分と、ラストの雲が切れて光に照らされていく所など、少年のもつ未来を感じさせる強かさを感じます。

また、【少年時代】という表現にすることにより、何歳になってもその時々で表現出来る歌詞になっているのが流石です。

実際KinKi Kidsのお二人は今年41歳ですが、違和感がなく素敵です!

以上、「ともみの小部屋」をお楽しみ頂けましたでしょうか?

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それでは、またね〜(●´ω`●)

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