「PSYCHO-PASSサイコパス 3」新作公
開に向け、主演・中村悠一がメインキ
ャラクターの人物像を語る

(c)サイコパス製作委員会 シリーズ最新作「PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」の公開を間近に控え、主人公の炯(けい)・ミハイル・イグナトフを演じる中村悠一がコメントを寄せた。
 19年10~12月に全8話が放送された、テレビアニメ第3期「PSYCHO-PASS サイコパス 3」は、新人監視官の慎導灼(しんどうあらた/CV:梶裕貴)と炯を新たな主人公に据え、新体制となった公安局刑事課一係のメンバーを中心に物語が展開。続編となる「FIRST INSPECTOR」では、一係が追う“「狐」による事件”、「ビフロスト」の謎、灼と炯の戦いが決着を迎える。
 中村は、自身が演じる炯のキャラクター造形について「正義感が強く、真面目で真っ直ぐがゆえに、自分の価値観と違うことに対して、憤りを感じやすいのかなと。柔軟さをあまり持ち合わせていない印象がありました。彼が移民であるということも彼にとっては大きい要素で『日本で暮らす肩身の狭さや立場の弱さ、偏見で見られることの想い』みたいなものを考えながら演じています」と語る。
 そして、バディパートナーである灼に対しては「軍事経験もある炯にとって、身体を張って自分の前に立ってくれる人間は、灼以外にいなかったんだろうなと。そういう意味でも、灼への信頼感は大きいんでしょうね」と話している。
 「FIRST INSPECTOR」のキーキャラクターとなる「ビフロスト」のコングレスマン・法斑静火(ほむらしずか/宮野真守)や、ファーストインスペクターである梓澤廣一(あずさわこういち堀内賢雄)の印象にも言及し、「『FIRST INSPECTOR』の台本を通して見える静火は得体がしれない人物で。本当の彼の真意は見えない。警戒が解けない相手だと感じていました。静火は仮面をつけているような人間ですが、梓澤は仮面をつけていない。知能犯で自ら事件を仕掛けている、頭のネジが飛んでいるような人物。それを大先輩の賢雄さんの声で感じることができました」と明かした。
 「PSYCHO‐PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」は、3月27日から2週間限定で劇場上映。Amazon Prime Videoでは、同日から編集版の独占配信がスタートする。

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