L → R タカシ、ユーキ、タクヤ、リョウガ、カイ

L → R タカシ、ユーキ、タクヤ、リョウガ、カイ

【超特急 インタビュー】
超特急史上最大規模の
アリーナツアーで開いた新しい扉

この世界、何が起きるかわからない
それでも超特急は突っ走っていきたい

他に8号車に注目してほしいところを挙げるなら?

タクヤ
(リョウガに向かって)結局、「Kiss Me Baby」って差し替えたんだっけ?
リョウガ
替えた。今まで映像のチェックはユーキがやってくれていたんですけど、東京公演のチェック日に予定が合わなくて、“代わりに誰か!”って言われたんですよ。それで僕とタクヤで行ってみたら…
タクヤ
「Kiss Me Baby」の最後に1アクション自由なところがあって、そこでユーキがなぜか腕で顔を隠していたんです。それを観てリョウガが…
リョウガ
“早朝の混み合っている小田急線みたいだな”って。つり革を握って人に押しつぶされてるみたいだった(笑)。パッと見の雰囲気はカッコ良いんだけど、顔見えないし、キスしているわけでもないし、“何やってるんだろう?”ってなっちゃって。
ユーキ
恥ずかしい!
タクヤ
これはカッコ良いのか、そうじゃないのか、どっちなんだ?って、観れば観るほど分かんなくなっちゃって。一応差し替えておいて、あとあとユーキに訊いたら“出てこなかった”と。
ユーキ
フリーの振りが出てこなくて、キメの瞬間がたまたまあのポーズだったっていう。自分でも“何やってんだ?”と思いながら踊っていましたね。
リョウガ
なので、本編には映ってないんですけど、それはマルチスクリーンで探してもらえれば…
ユーキ
やだわ!

本編映像の他に東京49台、大阪23台と、入っていたカメラの全映像を収めたオールマルチスクリーン映像が初の試みとして収められているのは、観る側としては楽しみでしかありません!

タカシ
観られる側としてはちょっと怖いです。後ろ向いている時とか、もしかしたら映されているかもしれないし。
カイ
全然あると思うよ。MCとか嫌かもしれない。他のメンバーが口上してる時の気の抜きようったらないから!
リョウガ
ヤバいな…。
タカシ
水を飲んでいるところとか、恥ずかしいからあんまり観られたくない!

今回は初のムービングステージで、メインステージからセンターステージ、真反対のエンドステージまで会場内を大移動したりと、ダイナミックで立体的なパフォーマンスが観どころでしたから、いろんな角度からの映像が収められているのはぴったりですよ。

タクヤ
画期的ですよね。今までは自分たちが動いたり走ることで移動していたけど、踊っていて気付いたらアリーナの一番後ろにいるとか。何よりも一番後ろの人たちがいきなり最前列になったりとか、物理的な距離が平等になるのは素敵だと思いました。
カイ
僕たちはチケット代が一律なので、どの席の人にも同じように楽しんでもらいたいんですよね。なので、そうやって移動できるのは嬉しいですし、スタンドの方と同じ目線になれるのもありがたかったです。

かなりの高さまでステージが上昇してましたが、高所恐怖症のタクヤさんは大丈夫でした?

タクヤ
大丈夫でした。リハーサルの時は“結構高いな…”と思っていたんですけど、本番が始まっちゃうと楽しさが勝つんで。僕たちのライヴでは想定外のアプローチだし、8号車のみなさんからも“まさか自分たちの上を通るなんて!”っていう驚きだったり、近くに来てくれる喜びというものが伝わってきたんですよね。そういうリアクションが返ってくると、やっぱり嬉しいんですよ。
タカシ
8号車の表情も全然違うし、それこそ僕らからしてもステージの下に8号車の頭が見えるっていうのは、普段は絶対に見ない光景なんですよ。なので、歌っていても面白かったです。
カイ
僕たちが頭上を通過しているのをどこまで追っているんだろう、どこで身体が反転するんだろうって、ちょっと気になったりね(笑)。

本編でもステージ真下からのアングルは若干ありましたが、マルチスクリーンだとずっと下から追ってる映像もあるかもしれませんよね。

ユーキ
そう。通過していく足だけをとらえている映像もあるかもしれないし、それくらい撮ってるものがそのまま観れる!
タカシ
それこそ殺陣ではふたつのステージで同時進行していたりもするんで、本番の1回だけだと観れていない部分が山ほどあるはずなんですよ。それもマルチアングルだと心いくまで延々確かめられる! “こんなことやってたんや”みたいな発見も、いろいろあると思いますよ。
タクヤ
僕は“タカシは本当に良い子だなぁ”って思いました。移動でカメラの前を通る時はちゃんとしゃがんでいたりして、タカシの人の好さがあふれ出てる!

ヴォーカルも素晴らしかったですしね。特に東京公演ラストの「gr8est journey」は胸に迫るものがありました。

カイ
「gr8est journey」は最終日だけに披露したのもあって、みんなの顔がすごくいいんですよ。1月5日のダブルアンコールっていう、この瞬間を生きてるというか、噛み締めてるというか。ライヴの時に見た8号車の顔からも、この瞬間を全力で楽しんでくれているのがすごく伝わってきたので、踊りと歌で伝えるグループではありつつも、それ以上に表情でも訴え掛けることができていたんじゃないかと思います。
ユーキ
これがリリースされたら8号車同士で集まってもらって、どこか大型のスクリーンでライヴ会場と同じくらいの爆音で観てもらえたら、心も躍るだろうし、感動を共有してもらえるんじゃないかな。
タカシ
ちょっとした映画館とかで、そういうイベントやれたら楽しそう。
リョウガ
完成披露試写会みたいな(笑)。

6月には次のアリーナツアー『DINER』も開催されますが、どんなライヴになる予感がしてます?

ユーキ
まだ何も考えられないですけど、『Revolución viva』での経験を活かして、ひと味違うアプローチができたらいいなと思っています。とにかくクオリティーの高いものを提供したい! タイトルも“DINER”なんで、しっかり“おもてなし”したいですね。
タクヤ
去年はツアーで全国を回っていたのもあって、フェスとかに出る機会が全然なかったんですよ。だから、今年は8号車だけじゃなく、僕たちを知らない人たちに向けてパフォーマンスができる場も増やしていきたいですね。
リョウガ
2020年はオリンピックがあるという意味で、日本にとっては大事な年でもあります。そして、超特急というものが存在し続けている限りは前を向いて突き進んでいきたいので、今までいろんな壁をともにぶち破ってきた仲間である8号車の方々が、僕たち超特急に出会えて良かったと…なおかつ、これからも応援したい、メンバーの一員でいたいと望んでもらえるように頑張っていきたいと思っています。

取材:清水素子

ライヴBlu-ray『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』2020年3月25日発売 SDR
    • 【通常盤】
    • ZXRB-3059〜61
    • ¥9,600(税抜)
    • 【Loppi・HMV限定盤】
    • ¥12,327(税抜)
    • ※アクリルキーホルダー5個付

『ARENA TOUR 2020 SPRING WELCOM TO THE BULLET TRAIN DINER』

6/09(火) 神奈川・ぴあ MM アリーナ
6/10(水) 神奈川・ぴあ MM アリーナ
6/13(土) 大阪・エディオンアリーナ(大阪府立体育会館)
6/14(日) 大阪・エディオンアリーナ(大阪府立体育会館)

超特急 プロフィール

チョウトッキュウ:2011年12月25日に結成、翌12年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビュー。今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得! 18年12月には念願のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライヴを成功させ、19年12月〜20年1月にはグループ史上最大規模のアリーナツアーを、20年12月にはグループ史上最大スケールのオンラインライヴを、そして21年6月には神奈川・ぴあアリーナMMにて3日間にわたる有観客ライヴを成功させた。22年 結成10年を迎え、約3年振りとなる全国ホールツアー 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022 Progress』を決行。そして、同ツアー初日の4月23日に、8号車と一緒に想像を超えた未来へ行くため、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することをLiveのMCにて発表し、同年8月8日の「8号車の日」に追加の新メンバー4名を発表し、9名の新体制となる。“君との笑顔が終着駅”、さらなる進化を遂げた彼らがどんな11年目の未来を進んでいくのか目が離せない!超特急 オフィシャルHP

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