台湾が世界に誇るトップ・オーケスト
ラ「台湾フィルハーモニック」が5月
に来日公演

台湾が世界に誇るトップ・オーケストラ「台湾フィルハーモニック」が、台湾所縁のソリストや日台の合唱団と共に2020年5月16日(土)に東京オペラシティ コンサートホールで日本公演をおこなう。
​近年の台湾は国家レベルの文化政策が強力にバックアップする形で、音楽、ダンス、演劇などのハイグレードな舞台芸術を「売れる」コンテンツとして世界にむけて積極的に発信し、さまざまな芸術団体の国際的活動を活性化している。そうした中、今春来日公演をおこなう台湾フィルハーモニック(台湾では「國家交響樂團 National Symphony Orchestra, Philhamonia Taiwan」の名称)は、1986年に設立された台湾の国立オーケストラだ。アジア諸国の中でも、最も優れたオーケストラの一つとして評価されている。2005年に舞台芸術センター(国家表演芸術中心)の専属オーケストラとなり、2014年には国家歌劇院のレジデント・オーケストラとなった。そして2010年8月より欧米で高い評価を得ているリュウ・シャオチャ(呂紹嘉)が第五代音楽監督に就任し、その黄金時代を創り上げた。
指揮:リュウ・シャオチャ
リュウ音楽監督曰く「クラシック音楽は、もはや西洋だけのものではありません。音楽は言語よりも、人間の感情を表現しうる直観的かつ自然な方法。音楽作品は時空を超越し、作曲家の意図さえ理解すれば、あなた自身の経験を加えてよいのです。さらに、私たちアジア人には、瞑想的であったり、空間を残すように静寂性を重んじたり、一度に全てを語り尽くさない、ユニークな芸術性をもっています。時に、西洋の音楽家を凌駕する解釈も可能なのです」。
そんなリュウ音楽監督が5月16日、台湾に所縁のある国際的なソリストや日台のトップ合唱団を率い、層が厚くレヴェルの高い演奏を世界に発信し、日本の音楽ファンとの一期一会の交流のステージを創り上げる。プログラムは、両国を代表するゴードン・チン(金希文)、一柳慧の作品、そして生誕250周年を迎えたベートーヴェンの交響曲などヴァラエティーに富んだ内容が予定されている。一柳の「ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重奏曲」では、台湾を代表し、あのヨーヨーマなどと共演する、フェリックス・ファン(チェロ)、アメリカでヤングアーティスト賞を受賞し、大注目のポール・ホアン(ヴァイオリン)がソリストとして出演する。
vn:ポール・ホアン(黃俊文)、vc:フェリックス・ファン(范雅志)

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