アイドルアニメの「ありそうでなかった」への挑戦「22/7」

アイドルアニメの「ありそうでなかった」への挑戦「22/7」

アイドルアニメの「ありそうでなかっ
た」への挑戦「22/7」

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ナナニジはアイドルの新しいあり方の提案
2019年1月より放送されているTVアニメ『22/7』。本作はこれまでの『アイドルアニメ』とは一味も二味も異なります。
秋元康総合プロデュースのもと、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んで2016年12月に結成されたアイドルプロジェクトが「22/7」、通称「ナナニジ」。
けいおん!」の堀口悠紀子や「〈物語〉シリーズ」の渡辺明夫など、日本のアニメ界を代表するクリエイター陣が生み出したキャラクターたちに声を吹き込むのは、10,325名の中から選ばれた少女たち。
アニメでありながら、人間のアイドルと何ら変わらないバラエティ番組を放送したり、Vtuber界隈に進出したりなど、これまで常に新しい挑戦を続けてきた『22/7』がついに彼女たちの結成秘話に迫るアニメが、現在放送されています。
▲TVアニメ「22/7」第1弾PV
YouTubeに公開されている公式PVは、これまでの『青春モノ』のアイドルアニメとは雰囲気が異なります。人前に立つことの葛藤と現実。
これまでのアイドルアニメでは描かれて来なかったリアルが、『22/7』の魅力です。
アニメだけに留まらない!ナナニジメンバーの魅力
TVアニメ「22/7」では、滝川みう、藤間 桜、河野 都、佐藤麗華麗華、戸田ジュン、丸山あかね、立川絢香、斎藤ニコルの8名の少女を中心としたストーリーが展開されています。
彼女たちに声を吹き込むのは、ほとんどが無名の声優です。
そして、彼女たちの魅力を引き出すのはアニメだけではありません。
この点が『22/7』というコンテンツの特徴といえます。
アニメでは彼女たちがアイドルとして成長していくドラマを見ることができ、同時にバラエティ番組では彼女たちの素顔を見ることができますよ。
「22/7」のバラエティ番組も
それに加えて、バラエティ番組「22/7計算中」では、普通のアイドルと同じように話し、番組に出演する「22/7」のメンバーたちを見ることができます。
アニメ放送中は「計算中」の放送が一時中断していますが、バラエティ番組で見られる姿も彼女たちの魅力の一つです。
また、メンバーそれぞれがYouTubeチャンネルを持っており、YouTuberとしても活躍しています。
アニメでは見られないお茶目な一面を垣間見ることができるのも『22/7』の魅力といえます。
アニメのストーリーを楽しむと同時に、「22/7」の飾らない魅力を知ることができ、生身の人間のアイドルと何ら変わらない応援をすることができるのは、「22/7」の画期的なポイントでしょう。
「22/7」は、ありそうでなかった、キャラクターと声優の新しい関係性の提案であるのかもしれませんね。
多くの「謎」で展開していくストーリー
アニメでは、「22/7」の結成から彼女たちが絆を深めていくまでのストーリーが描かれています。
これまで、「2016年12月24日に結成された」という情報以外に語られることのなかった彼女たちの結成については未だ、「どうしてこの8人が選ばれたのか?」「22/7に指令を与える“壁”の正体とは?」など多くの謎を抱えながら進んでいく物語。
これからこの多くの謎がどのように展開し、明らかになっていくのか見どころ満載です。
さらに、「普通の少女」が「アイドル」へと変貌していく中での葛藤や衝突が、リアルに鮮明に描かれているのもTVアニメ「22/7」の魅力の一つ。
これまでのアイドルアニメは、輝かしい青春っぽさや夢に向かって邁進する姿を描く作品が多かったのですが、「22/7」では、アイドルとして輝く「22/7」のメンバーの姿も描かれていますが、同時にアイドルになっていく中で「普通の少女」でいられなくなってしまう危うさのようなものも描かれています。
アイドルが抱く光と闇。表裏一体で切り離せない二面性を描いたTVアニメ「22/7」は、ストーリーの面でも「アイドルアニメの“ありそうでなかった”」を楽しむことができるのです。
普通の少女の葛藤を描くOPテーマ「ムズイ」
▲22/7 5thシングル『ムズイ』 ※TVアニメ『22/7』オープニングテーマ
ムズイ 歌詞 「22/7」
https://utaten.com/lyric/qk20020121
シリアスな曲調が特徴的なOPテーマの『ムズイ』。
22/7が歌うこの曲は、葛藤しながら成長していく22/7のメンバーたちの複雑な感情やままならない現実を連想させます。
アニメ本編と共に放送されているOP映像では、22/7がステージの上で踊りながら照明を浴びる「光」の姿と、「アイドル」と「普通の少女」の狭間で葛藤する彼女たちの「影」の姿のギャップが、痛々しいほど鮮明に描かれています。
葛藤に光を照らす「空のエメラルド」
▲22/7『空のエメラルド』 ※TVアニメ『22/7』エンディングテーマ(5thシングル『ムズイ』収録楽曲)
空のエメラルド 歌詞 「22/7」
https://utaten.com/lyric/qk20020122
EDテーマである『空のエメラルド』は、シリアスな曲調でありながら、サビでは開放的に展開していく構成が特徴的な楽曲。
優しいタッチでキャラクターのイラストがカットバック的に流れていく映像は、22/7のメンバー達の繊細な感情の機微を描いているようにも感じられます。
OPの『ムズイ』と同様に、従来のアイドルアニメらしい明るくて華やかな楽曲ではないが、そのことがさらに「ナナニジらしさ」としてのブランドを確固たるものにしているのかもしれませんね。
ソロ曲で知るナナニジメンバーの思い
TVアニメ「22/7」のEDでは、EDテーマの『空のエメラルド』だけではなく、22/7のメンバーがそれぞれソロ歌唱をする楽曲が放送されています。
この楽曲の豊富さも「22/7」の魅力の一つだといえます。
アニメの本編で描かれたメンバーそれぞれの感情にリンクするソロ楽曲にも注目して楽しんでみてください。
第3話にて放送された『One of them』は滝川みうが歌唱するソロ曲で、彼女のイメージを一新するようなクールな曲調が話題となりました。
▲TVアニメ「22/7」#3EDテーマ『One of them』
また、第4話にて放送された『生きることに楽になりたい』は、藤間桜のソロ曲です。爽やかな曲調でありながら、葛藤が見え隠れする楽曲からは、アニメで描かれた桜自身が抱いている思い出や苦しみを感じさせてくれます。
▲TVアニメ「22/7」#4EDテーマ『生きることに楽になりたい』
アニメでは描かれない「22/7」のメンバーの一面や、ストーリーを知ることができるのも「ナナニジ」楽曲の特徴であり魅力の一つといえます。
新たな挑戦を続ける「22/7」の魅力
これまでのアイドルアニメの「ありそうでなかった」を様々な角度から描いたTVアニメ『22/7』。
アニメのストーリーはもちろん、豊富な楽曲やキャラクター・声優の一人一人に焦点を当ててくれるプロジェクトのあり方が、2次元のアイドルでも3次元のアイドルでもない「デジタル声優アイドル」という新しいジャンルを切り拓いています。
アニメに隠されている様々な「謎」の正体が明らかになったとき、「22/7」のメンバーはどう変化し、成長していくのでしょうか。
アニメの枠に囚われず、活躍の幅を広げる「22/7」の活動に今後とも注目してください。

TEXT DĀ

UtaTen

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