L→R 吉田仁人、山中柔太朗、佐野勇斗、曽野舜太、塩﨑太智

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【M!LK インタビュー】
芝居と歌、映像と音楽を融合した
新体制M!LKの第一弾

リード曲の「Winding Road」は
素直な気持ちで現状のベストが出せる

初期のM!LKを彷彿させるサウンドに、今だからこその歌詞が乗るというギャップがいいですね。そうやってSEや台詞も挟み込みながら綴られてゆくアルバムのストーリーは、ショートフィルムの流れとは違うもの?

塩﨑
また違いますね。世界観が違う。
吉田
アルバムにはアルバムのストーリーがあるんでシャッフル厳禁です! LINE MUSICの配信にはそれぞれが考えたアルバムを締めるひと言が入っていたり、コンテンツごとに違いのあるアルバムになっているんですよ。
山中
特にCDはちゃんと最後まで聴いてほしいです。

リード曲の「Winding Road」もアルバムだと頭、ショートフィルムだとラストと、ポジションが違いますからね。

塩﨑
いい曲だよね。先行配信されてるんでダウンロードしてみたら歌詞も出てきて、それと照らし合わせながら聴くと、また感じるものが違うんです。
吉田
詞がすごくいいんですよね。内側から沸き上がってくるものがあって、マジで嘘なく、素直な気持ちで現状のベストが出せるような曲になってる。
山中
前にドーン! と進んでくる、サビの振りもいいんですよ。

《僕らを続けよう》といった歌詞のひとつひとつが今のM!LKとリンクしていて、それぞれがM!LKであることを選んだ“今”という時間を強く意識した曲だと感じました。そんなアルバムのタイトルに掲げている“Juvenilizm-青春主義-”とは“Juvenile=少年”と“Ism=主義”から作られた造語ですが、みなさんにとって“青春主義”とは?

塩﨑
その時間時間を大切にして楽しむことかな。大人になったら縛られることも多くなっちゃうから、自由なうちにできることをたくさんやるっていう。
山中
大人でも大人なりに今やれることを楽しめばいいし、それがすごく楽しかったら青春だと思う。いつまでも挑戦して、楽しみ続けるってことかな。
吉田
俺、二十歳になって気付いたけどさ、十代ってめっちゃ良かったんだよね。小学校の頃は携帯とかも持ってなかったし、練り消しゴムを持って来ただけでヒーローになったり…
佐野
流行ったな〜、練り消し!
吉田
そういう制約の中で、気の合う仲間と遊んでるのが楽しかった。青春って人と人とのつながりを養う時間でもあるだろうから、そこは大事にしたい。俺や勇斗は青春時代がずっとM!LKだったから“M!LKが青春”と言っても過言ではないし、そんな年齢の時から人前で何かするとかって普通はないじゃん。めちゃくちゃ貴重な経験させてもらってる。
曽野
ありがたいよね。青春って“青い春”って書くじゃないですか。青って“青二才”っていう言葉もあるように、“初めて”とか“新しい”っていう意味があると思うんですよ。
山中
春もそうだよね。
曽野
だから、僕はいろんなチャンレジをしていきたいですね。
佐野
青春主義はトライ&エラー! もうね、若いうちにたくさん失敗しておいたほうがいいよ。最初から失敗しようとするのも違うけど、要は挑戦ですね。何回も挑戦して、失敗して大人になって。“あの時の経験が活きてるな”ってことは僕もあるので、ほんとたくさん挑戦して失敗していくのは大事だと思います。

そう考えると、このタイトルってM!LKの心意気を表した言葉かもしれないですね。4月5日からは新しい体制になって初めてのツアーも始まりますが、そちらも当然アルバムが主軸に?

吉田
はい。ただ、ガチ白紙ですね! まだ曲も構成も決まってないし、「Winding Road」以外の新曲は振り入れもこれからだし。
曽野
要は無限大っすよ! 絵具とかの材料は揃ってるんで、あとは描くだけ。
塩﨑
いいものを作りたい欲しかない! 曲もいいし、メンバーの意志も固いからこそ、今までよりもさらに良いライヴが生まれるはず。
山中
そうだね。やる前からこんなに自信があることってなかなかない。
佐野
気持ちが違うよね。
吉田
“やってやる!”っていう意気込みがね。だから、5人になったM!LKっていうのを、1回でいいから観に来てほしいです。1回来たら、一生来ることになるので!

取材:清水素子

アルバム『Juvenilizm-青春主義-』2020年3月11日発売 SDR
    • 【Limited盤(Blu-ray付)】
    • ZXRC-2059
    • ¥4,500(税抜)
    • ※40Pフォトブック+身蓋箱
    • 【初回限定盤】
    • ZXRC-2060
    • ¥3,700(税抜)
    • ※40Pフォトブック+三方背仕様
    • 【通常盤】
    • ZXRC-2061
    • ¥2,500(税抜)

『M!LK SPRING LIVE TOUR 2020 Juvenilizm』

4/05(日) 北海道・Zepp Sapporo
4/11(土) 大阪・Zepp Namba
4/12(日) 愛知・Zepp Nagoya
4/19(日) 福岡・Zepp Fukuoka
4/25(土) 宮城・SENDAI GIGS
5/05(火) 東京・Zepp Tokyo
5/06(水) 東京・Zepp Tokyo

★ M!LK Juvenilizm-青春主義-Special Short Film-

3/7(土)〜3/15(日)、東京・渋谷HUMAXシネマにて期間限定公開!

M!LK プロフィール

ミ!ルク:2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する5人組ヴォーカルダンスユニット。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められており、メンバーは音楽活動に留まらず、ドラマ、映画、舞台、モデルと幅広く活躍している。
15年3月にシングル「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。19年2月にアルバム『Time Capsule』、9月にはZeppツアーを行ない、11月6日には結成5周年アニバーサリーシングル「ERA」のリリース。2020年2月に現体制となり、3月には新体制でのアルバム『Juvenilizm-青春主義-』を発表。M!LK オフィシャルHP

「Winding Road」MV

OKMusic編集部

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