the GazettE

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the GazettE、
横浜アリーナ公演のDVD発売
&18周年ライブに向けた
インタビューを公開!

昨年9月に行った横浜アリーナ公演のBlu-ray&DVDの発売と、18周年ライブの開催を3月に予定しているthe GazettE。’20年のthe GazettEに対する期待の高まりを受けて、葵(Gu)とREITA(Ba)にライブ周りのことを語ってもらった。

「DVDはthe GazettEのライブを
リアルに味わえることにこだわった」
(REITA)

――the GazettEが昨年9月に横浜アリーナで行ったライブを収録したBlu-ray&DVD『LIVE TOUR18-19 THE NINTH / FINAL 「第九」LIVE AT 09.23 YOKOHAMA ARENA』が3月4日にリリースされます。まずは、あの公演の感想などを、話していただけますか。

葵:横浜アリーナは本当にいいライブができたんじゃないかなと思います。始まる前にすごくいい感じの緊張感があって、いい状態でステージに立つことができたんですよ。それに、今になって思うと『DOGMA』まではサウンドの中でシーケンスが占める割合が結構大きくて、どちらかというとバンドのサウンドをそこに合わせていくスタイルだった印象があるんです。『NINTH』はその逆で、バンドの音に対してシーケンスを乗せていく、合わせていくという考えになっていた気がする。『NINTH』はバンドの塊みたいなものを押し出したアルバムだったし、ツアーもそういうものになって、それが今のthe GazettEにすごくフィットしたんですよね。だから、横浜アリーナのライブはすごく楽しめた。来てくれた人達にも楽しんでもらえたんじゃないかなと思います。

REITA:俺も、あの日のライブには納得できました。いつもはライブが終わって少し時間が経つと、もうちょっとできただろうと思うけど、今回はそれが最小限だったんです。ちゃんとツアーの成果が出せたことを感じますね。葵も言ったように、『DOGMA』の時は雰囲気を創るライブという感覚で、気持ち的に構えたところがあったんですよ。今回はもうちょっと自然体というか、シンプルに自分も楽しめるんじゃないかと思っていて、実際そういうライブになった。『DOGMA』を否定するわけじゃなくて、今回はバンド感を活かしたアプローチがいい方向に出たなと思います。
昨年9月に行った横浜アリーナ公演のBlu-ray&DVDの発売と、18周年ライブの開催を3月に予定しているthe GazettE。’20年のthe GazettEに対する期待の高まりを受けて、葵(Gu)とREITA(Ba)にライブ周りのことを語ってもらった。

■「DVDはthe GazettEのライブをリアルに味わえることにこだわった」(REITA)

――the GazettEが昨年9月に横浜アリーナで行ったライブを収録したBlu-ray&DVD『LIVE TOUR18-19 THE NINTH / FINAL 「第九」LIVE AT 09.23 YOKOHAMA ARENA』が3月4日にリリースされます。まずは、あの公演の感想などを、話していただけますか。

葵:横浜アリーナは本当にいいライブができたんじゃないかなと思います。始まる前にすごくいい感じの緊張感があって、いい状態でステージに立つことができたんですよ。それに、今になって思うと『DOGMA』まではサウンドの中でシーケンスが占める割合が結構大きくて、どちらかというとバンドのサウンドをそこに合わせていくスタイルだった印象があるんです。『NINTH』はその逆で、バンドの音に対してシーケンスを乗せていく、合わせていくという考えになっていた気がする。『NINTH』はバンドの塊みたいなものを押し出したアルバムだったし、ツアーもそういうものになって、それが今のthe GazettEにすごくフィットしたんですよね。だから、横浜アリーナのライブはすごく楽しめた。来てくれた人達にも楽しんでもらえたんじゃないかなと思います。

REITA:俺も、あの日のライブには納得できました。いつもはライブが終わって少し時間が経つと、もうちょっとできただろうと思うけど、今回はそれが最小限だったんです。ちゃんとツアーの成果が出せたことを感じますね。葵も言ったように、『DOGMA』の時は雰囲気を創るライブという感覚で、気持ち的に構えたところがあったんですよ。今回はもうちょっと自然体というか、シンプルに自分も楽しめるんじゃないかと思っていて、実際そういうライブになった。『DOGMA』を否定するわけじゃなくて、今回はバンド感を活かしたアプローチがいい方向に出たなと思います。

――アルバムツアー『THE NINTH』を観て、the GazettEはストレートなライブでも世界観を創れるバンドだということを痛感しました。

葵:世界観、出ちゃうんですよね(笑)。

REITA:俺ら、どっちもいけちゃうんです(笑)。

――それは間違いないです(笑)。そして、今回のライブBlu-ray&DVDはストレートなthe GazettEの魅力を、リアルに味わえる一作に仕上がっています。

REITA:そこは、みんなこだわっていました。たとえば、今回はオーディエンス・ショットが多いけど、前回のライブBlu-ray&DVD(『LIVE TOUR 15-16 DOGMATIC FINAL -漆黒- LIVE AT 02.28 国立代々木競技場第一体育館』)は少なかったんですよね。あがってきた映像を見させてもらった時に、もうちょっとオーディエンスの画がほしいと言ったけど、素材がなかったんです。今回はそういうことがないように、カメラの台数を増やしました。まぁ、<漆黒>の時は客席を真っ暗にし過ぎたから、使える映像が少なかったというのもあるんだけど(笑)。そういう反省点も踏まえて、今回はthe GazettEのライブをよりリアルに味わってもらえるものにすることを目指しました。

葵:今回のBlu-ray&DVDについては、僕もREITAさんと全く同じですね。REITAさんが素晴らしい話をしてくれたので、もうなにも言うことがありません。

REITA:やめろっ!(笑) ちょっとは、なにか違うことを言えよ(笑)。

葵:いえ、本心ですから(笑)。

――あ、葵さん……(笑)。ええーっと、カメラの台数が増えたこともあってか、今作はメンバーそれぞれのカッコいいシーンがより多くなっています。

葵:そう、REITAさんはカッコいい瞬間を全部抜かれていますよね。

REITA:やめろって!(笑)

葵:もうREITAさんあっての我々ですから(笑)。実際、リアルなBlu-ray&DVDになったなと思いますね。映像も、サウンドもすごく生々しくて、会場にいるような感覚を味わえる。そういう作品になったかと思います。

――あの日のライブを体感された方は熱気が蘇るでしょうし、ライブにいけなかったファンの方もすごく楽しめると思います。さらに、本作の初回生産限定盤には『THE NINTH』のドキュメント映像を収めたディスクがパッケージされていて、2019年に行ったワールド・ツアーのライブ&ドキュメントDVD Blu-ray&DVD『LIVE IN NEW YORK&WORLD TOUR19 DOCUMENTARY THE NINTH [99.999]』も3月4日に同時リリースされます。

REITA:『THE NINTH』のドキュメンタリーは『NINTH』をリリースした後の“01ツアー”からファイナルまでを追っていて、完全に網羅しているわけではないけど、時系列がわかる内容になっています。小箱のライブも撮っておいたほうがいいんじゃないかなと思ってカメラを入れていて、そこが一番面白いんじゃないかなと思いますね。『[99.999]』はワールド・ツアーに特化した映像で、俺らが海外のどんな会場でライブをしているのか、どんな人達がライブを観に来ているのかといったことがわかってもらえると思います。

葵:REITAさんが良いことを全部言ってくれたので、僕は話すことがありません(笑)。

――いやいやっ!(笑) ツアー中のメンバーの皆さんの素顔を見れることもポイントです。

葵:the GazettEのメンバーがどういう人かをあらためて…みたいな部分ですよね。でも、なにか面白いことしていたっけ?

REITA:してない。もうちょっと、なにかやっておけば良かったと思った。

葵:だよね。それが、ちょっと悔やまれます。

――個人的には、海外にいかれた時の皆さんが平常心でいる姿を見て、“おおっ!”と思いましたよ。

REITA:たしかに、みんないつもどおりでしたね。冷静というか。

葵:今回の海外ツアーは初めていく場所もなくて、おっかなびっくりな感じはなかったし、せっかく来たからには自分達のすべてを見てほしいという思いがあったんですよ。だから、観光いこうぜ…みたいな感じには誰もならなかった。純粋にライブをしにいくという感覚で、浮ついた雰囲気はなかったですね。

――貫録を感じます。それに、海外のライブの熱い盛り上がりにも圧倒されました。

葵:前回は恋人に無理やり連れてこられた感じで無反応の兄ちゃんとかもいたけど、今回は本当にライブを楽しみたい人だけが来てくれている印象があった。どこのライブも本当に、お客さんの反応が熱かったです。

――Blu-ray&DVDを観て、the GazettEが海外でも浸透していることを実感しました。それにしても、邦楽アーティストで1年を超えるロングツアーを行うのは本当にレアなことですよね。長いツアーを終えて、今はどんなことを感じていますか?

REITA:ライブは、あれくらいやらないとダメじゃないかなと思う。もうお腹いっぱいを通り越すくらいやらないと昇華できない気がするんですよ。やっとできたアルバムを昇華させられないのは、もったいないじゃないですか。昔は20数本でツアーが終わって、じゃあ次へという時もあったけど、今はそれじゃあ納得できないですね。

葵:昔は消化不良がすごかったよね。

REITA:うん。

葵:今回は本当に長いツアーだったけど、楽しかった。最初はメッチャ長いなと思って、気持ち的にツラかったりしたんですよ。でも、途中から慣れて、楽しめるようになりました。それに、長いツアーができるのは、来てくれるお客さんがいるからこそじゃないですか。みんなが来てくれて、本当にあり難いなと思いましたね。熱いファンが沢山いてくれて、僕らはすごく恵まれていると思います。

■「the GazettEのライブ関連で笑える話はいっぱいある(笑)」(葵)

――いい機会ですので、改めてお二人のライブ観もお聞きしたいです。まずは、それぞれの人生初ライブは、どんなライブでしたか?

葵:僕は、中学生の時ですね。近所の体育館でした(笑)。先輩に、ライブをやるから、お前達も出てと言われて、チケットを売って…みたいな。体育館だからステージがあって、近所のPA屋さんのシステムも組まれていたんですよ。少年にとっては本格的な舞台ですよね、お客さんは全然いなかったけど(笑)。そこで、たしかBOØWYとZIGGYのコピーをやったんです。2~3曲しかやらなかったから、もう一瞬で終わってしまった。それに、親も観に来ていて、ライブの後に“お前は手元ばかり見ていて、地味だったよ”と言われたという(笑)。でも、いい思い出になっています。

REITA:俺は高校2年の10月28日ですね。先輩のバンドとライブハウスで2マンをしたんです。そのライブハウスは10万円で借りられるから、1人1万払えばライブができたんですよ。その時は麗(Gu)もいました(笑)。LUNA SEAを7曲くらいやって、ROUAGEを1曲みたいな感じでしたね。初めてのライブで、それまでサウンド・チェックとかをしたことがないから、リハの時にいきなりPAさんに“ベースの音ください”と言われて、なにを弾いたらいいかわからなくて困るという(笑)。

葵:でも初ライブがライブハウスというのはすごいよ。都会の子という感じがしますね。僕の地元にはライブハウスなんて、なかったから(笑)。その時は、どんな格好でライブをしたの?

REITA:髪をスプレーで真っ赤に染めて、首にロザリオをぶら下げて…みたいな(笑)。もうメッチャがんばってライブをしたから、次の日メチャクチャ首が痛かったんですよ。でも、後でビデオを観たら首は全然動いてなくて、キツツキみたいになっていた(笑)。力みかえっていたんでしょうね(笑)。で、ライブの2日後に、40度近い熱が出ました(笑)。

葵:ハハハッ!!

REITA:ライブに向かってものすごくテンションがあがっていって、緊張の糸が切れたんだと思う(笑)。

――お二人とも青春の真っただ中でしたね(笑)。では、the GazettEの初ライブのことは覚えていますか?

葵:覚えています。初ライブは目黒の鹿鳴館だった。

REITA:そう。酷かったよね?(笑)

葵:うん(笑)。演奏とかも酷いし、衣装とかもバラバラだし…という感じで。まずはコンセプト決めてこいよ…という(笑)。それぞれが見ている方向がバラバラで、そのままライブをしてしまったんです。

REITA:そういう状態なのに、出番がトリ前だったんですよ。当時所属していた事務所の社長のバンドがトリで、俺らはトリ前で初披露だった。動員は18(人)とかでね。そんな華々しいデビューでした(笑)。

――な、なるほど(笑)。でも、the GazettEも最初は18人だったということは、若いバンドマンに夢を与えると思います。

REITA:どうなんでしょうね。その後、動員が6まで落ちたんですよ。メンバーより1人多いだけかよという(笑)。前橋ラタンじゃなかったっけ?

葵:そうだった気がする。

――10人を切ると、さすがにヤバいと思ったでしょうね。

葵:いや、思っていなかった。
REITA:うん。“6か、ダメだ俺達……”みたいにはならなかった。

葵:時代が自分達を放っておくはずがないと思っていたから(笑)。

――いいですね(笑)。とはいえ独りよがりになることなく、ライブを重ねていく中でダメなところは修正していって、バンドのコンセプトも固まって、結成から1年後に戒(Dr)さんが加入されて…という感じで、パワーアップしていったんですね。

REITA:もう、戒さんに引っ張ってもらってね(笑)。戒さんはリーダーにもなって、the GazettEを乗っ取られちゃったという(笑)。

葵:リーダーになったのも他薦じゃなくて、立候補だったし(笑)。

REITA:そう。だから、戒さんのお陰ですよ、すべては(笑)。

葵:ハハハッ!

――あ、あのぉ……(笑)。the GazettEでライブをしてきた中で、強く印象に残っている出来事も多々あったかと思います。

葵:笑えるような話はいっぱいありましたね。停電とか。

REITA:あった(笑)。『NIL』を出した時のツアーだから、2006年かな。岩手かどこかのライブハウスで、ビルの電源が落ちたんです。

葵:古いビルだったんですよ。古くて、湿気が酷くて、漏電かなにかしていて、ライブ中に停電してしまった。もう、お客さんがパンパンに入っている状態で、いきなり真っ暗になるという。

REITA:停電したのはアンコールで、俺と戒の2人だけでリズム・セクション・ソロをやっている時だったんですよ。電源が落ちたらベースは音が出ないけど、ドラムは生音で鳴るじゃないですか。そうしたら、戒が“止めるな!”と怒鳴って、“えっ、止めないの?”みたいな(笑)。それで、俺はお立ち台に立って、懐中電灯で顔を照らされながら、ひたすら客を煽るという(笑)。途中で電源が戻ってベースが“ボーン!”と鳴って、メチャクチャ安心しました。たぶん数分だったと思うけど、もう3時間くらいに感じた(笑)。

葵:ハハハッ!

REITA:あれは地獄だった。その時はドキュメントを撮っていたから映像が残っているんですけど、楽屋にいるみんなは“停電だね”とかいって他人事なんですよ。まぁ、俺も他のメンバーが懐中電灯に照らされて煽っていたら、超笑うだろうけど(笑)。あの時は演奏を止めなかった戒はさすがだなと思いましたね。ただ、もしも今ああいうことがあったら、戒が一番最初に止める気がする(笑)。

葵:止めるね(笑)。あと、ライブ中にREITAのモニターから火が出たこともあったし、日比谷の野音でライブをした時に麗のギターの音が出なくなったこともあった。特効が“バーン!”と炸裂したら、アンプのヘッドとキャビネット(スピーカー・ボックス)を繋いでいるケーブルが抜けたという(笑)。そんなこと、ありますか? 特効で抜けるって、あり得ないですよね(笑)。

REITA:ローディーも、まさかスピーカー・ケーブルが抜けたとは思わないから対応できなかった(笑)。そういえば、『DOGMA』のツアーの時に、ライブが30分くらい中断したこともあったよね。

葵:あった。埼玉の戸田だったかな。30分も中断したのに、再開した時のお客さんの盛り上がりが凄かったんですよ。あの時は、本当にあり難いなと思いました。

――その日は自分も客席にいたのですが、待っている間の場内の雰囲気がすごく良かったことを覚えています。“勘弁してくれよ”みたいな空気ではなくて、皆さんワクワクして再開を待たれていて、the GazettEは本当に愛されているなと思いました。

葵:the GazettEは、愛されていますね。それは、本当にそう思う。それが不思議なんですよね、もう18年もやっているけど。なにが、そこまで深く愛情を注いでもらえる理由になっているのかがわからない。

――the GazettEは独自の世界観を持っていますし、曲がいいですし、皆さんカッコいいですし。それに、サウンドがとにかく気持ちいいんですよね。それは、REITAさんのベースによるところが大きい気がします。

葵:わかる。REITAはリズムが一番タイトだと思うんですよ。ベースは聴こえにくい楽器だけど、実は強力に楽曲を支配しているんですよね。そこがしっかりしているからサウンドが気持ちいいというのは絶対的にあると思う。

REITA:今日は、すっごく気持ちよく寝れそう(笑)。

葵:でも、リズム隊だからね。REITAは戒と一緒に気持ちいいグルーブを……。

REITA:やめろっ!(笑)

葵:ハハハッ! 他にも、なにかあったかな……。

――そういえば、葵さんとREITAさんは東京ドーム公演の時に、イヤモニを使わなかったんですよね。それは、ミュージシャンの間で伝説になっています。

葵:使わなかった。当時はイヤモニに抵抗があったんだよね?

REITA:うん。“なにがイヤモニじゃい!”と思ってた。ロックは生音とフットモニターで勝負すべきだろうと。でも、ステージの花道にいったら、もう音が遅れ過ぎていて、まともに演奏できないんですよ。だから、「ドームで、イヤモニなしで弾けたんだ」とよく言われるけど、弾けなかったよ…という(笑)。

葵:当日リハをして、もうゾッとしましたから(笑)。“なんも、わかんねぇ”っていう(笑)。あの環境で、よくやれたなと思う。それで、ドームが終わった後、すぐにイヤモニを作りにいきました(笑)。

■「ライブ三昧の人生を送っている自分は幸せだなと思います」(葵)

――いろいろなことを経験して、より強固になっていったことがわかります。では、ライブの後に“今日はいいライブだったな”と思えるポイントをあげるとしたら?

REITA:俺は、疲労度ですね。どんなライブだったか覚えていないくらい疲れ切った時は、いいライブだったんじゃないかなと思う。周りを気にする余裕がないくらい激しくいって、客席のノリが良かったかは正直わからないというような時のほうが、手応えがありますね。そういうライブが、ファンから見て面白いかどうかはわからないけど。そういうスタンスなので、ライブの後はいつもクタクタになる。汗が、とにかくすごいし。でも、汗をかかないと完全燃焼しないというのがあるんですよ。だから、スポーツみたいな感覚でライブをしていますね。

――そういえば、ハロウィン・ライブでスタッドがビッシリと打たれたジャケットを着たことがあって、ものすごく重かったと言っていましたね。

REITA:そう! あの衣装はメッチャ重かった(笑)。

――普段から全力でいき切るライブをされていなかったら、あの衣装で1ステージ持たせられなかったと思います。

REITA:それは、ありますね。だから、俺はツラいのが好きなのかもしれない。

葵:もしかして、M?(笑)

REITA:うん(笑)。厳しい状態で、それに耐えるのが好きなんだと思う。自分に負荷をかけるのが好きで、快適になりたくない。快適な環境だと、たぶん調子に乗っちゃうと思うから(笑)。今しているマスクも左目はほとんど見えないんですよ。だから、やりにくさを感じながらライブをするのが自分にとってはやりやすいんだと思います。

葵:ドMだ(笑)。中2病のドMって、もう最悪じゃん(笑)。

REITA:しかも、もういい歳だし(笑)。

葵:ハハハッ! 僕は放っておくと“ウェ~イ!”となってしまうので、最近はわりと平常心でいようとしています。でも、素に戻るのは違うじゃないですか。だから、平常心でいながら素に戻らないようにすることが課題になっていて、それがうまくできた時に、いいライブだったなと思います。そういう時は、いい演奏ができることが多いし。ただ、さっきREITAも言ったように、そういうスタンスでライブをしている姿がカッコいいかどうかはわからない。派手さでいったら、昔のほうが派手だったと思うんですよ。今は地味に見えるかもしれない。でも、平常心を保ってギターを弾くことに集中することで、よりライブを楽しめるようになったんです。

――葵さんは地味ではなくて、クールという印象です。それにしても、the GazettEは本当にライブの本数が多くて、お二人は“ライブ三昧”の人生といえますね。

葵:本当にね。ライブが多いから大変な面もあるけど、今はこれだけライブができるということが嬉しいです。たまに、ライブを仕事と感じる瞬間もあるんですよ、ぶっちゃけ。でも、トータルでは、ライブは楽しいという気持ちが勝つ。これだけ長く活動していると、地方にいってなにが食べたい、観光したい…みたいなことはもうないんですよ。つまり、“ツアーの楽しさ=ライブをすること”で、それを楽しめているんです。そもそも自分が音楽に目覚めてギターを弾いたりするようになったのは、自分もステージに立ちたいという気持ちになったからだったんですよね。だから、ライブ三昧の人生を送っている自分は幸せだなと思います。

REITA:葵も言ったように、俺もライブがやりたくてバンドを始めたんですよ。テレビに出たいとか、レコーディングしたいとかは思わなくて、とにかくライブがしたかった。だから、沢山ライブができるのは本当に嬉しいです。俺は人前に出ていないと、バンドマンとしての意識を保てないところがあるし。ライブ前は個人的に、いろいろ調整するんですよ。調整して、身体も心も引き締める。それが心地よかったりするんですよ。だから、今後もできる限りライブをしたい……というか、やらせてもらえるといいなと思います。

――1年を超えるツアーが終わって、“もうライブはいいよ”とはならずに、またライブをしたいと思えるのは筋金入りのライブ好きといえますね。

葵:もう、いいよ…とはならないですね。

REITA:うん、またライブがしたいと思う。

――ライブが多いのは、ファンの皆さんにとっても嬉しいことだと思います。では、the GazettEが18周年を記念して3月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催されるライブは、どんなものになりますか?

葵:それが、まだわからないんですよ。もう2月だから、そろそろ準備に入らないとヤバいじゃないですか。曲出しをしようよという話をしているんですけど、RUKIがステージセットとかと関連づけてセットリストを考えたいと言っていて、そこで止まっているんです。ライブ、本当にやるのかな?(笑)

REITA:いや、やるっしょ(笑)。うちのバンドはセットリストが2ヶ月前とかに決まっていることはなくて、大体1ヶ月前くらいに決まるんですよ。だから、今回も大丈夫だと思います。

葵:いや、どうだろうね。最悪、1回キャンセル……。

REITA:やめろっ!(笑) そういう状態なので、どういうライブになるのか本当にわからない。ただ、ライブのタイトルがthe GazettEが活動してきた日数なので、それを感じさせるようなライブでなければいけないなと思っています。

葵:そうだね。ただ、15周年の『暴動区 愚鈍の桜』で、昔のthe GazettEを“ドーン!”と見せたので、どこまでやるかは難しいところがある。だから、まったく予想がつかないですね。

REITA:そうなんだよな。でも周年ライブにふさわしい、観て良かったと思ってもらえるライブをすることは約束できるので、ぜひみんなに集まってほしいです。

取材:村上孝之

<作品情報>
Blu-ray&DVD『LIVE TOUR18-19 THE NINTH / FINAL「第九」LIVE AT 09.23 YOKOHAMA ARENA』
2020年3月4日発売

【初回生産限定盤A】(Blu-ray Disc+Photo Book)
SRXL-229/¥13,250(税込)
【初回生産限定盤B】(2DVD+Photo Book)
SRBL-1886~7/¥12,250(税込)
【通常盤A】(Blu-ray)
SRXL-230/¥7,400(税込)
【通常盤B】(DVD)
SRBL-1888~9/¥6,400(税込)

<ライブ情報>
『18TH ANNIVERSARY DAY/6576』
3月10日(火) 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

※2020年3月10日(火)武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ公演は、日本政府から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に従い、開催中止となりました。
※詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。

■オフィシャルHP:http://the-gazette.com
the GazettE

『18TH ANNIVERSARY DAY/6576』

3月10日(火) 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

※2020年3月10日(火)武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ公演は、日本政府から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」に従い、開催中止となりました。
※詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。

■オフィシャルHP:http://the-gazette.com
Blu-ray&DVD『LIVE TOUR18-19 THE NINTH / FINAL「第九」LIVE AT 09.23 YOKOHAMA ARENA』2020年3月4日発売
    • 【初回生産限定盤A】(Blu-ray Disc+Photo Book)
    • SRXL-229/¥13,250(税込)
    • 【初回生産限定盤B】(2DVD+Photo Book)
    • SRBL-1886~7/¥12,250(税込)
    • 【通常盤A】(Blu-ray)
    • SRXL-230/¥7,400(税込)
    • 【通常盤B】(DVD)
    • SRBL-1888~9/¥6,400(税込)

OKMusic編集部

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