RADWIMPSが熱い!彼らの音が心の深くまで響くわけとは?

RADWIMPSが熱い!彼らの音が心の深くまで響くわけとは?

RADWIMPSが熱い!彼らの音が心の深く
まで響くわけとは?

RADWIMPSを知るなら欠かせないエピソード

RADWIMPSのメンバーはギター・ピアノ・ボーカルの野田洋次郎、ギター・コーラスの桑原彰、ベース・コーラスの武田祐介、ドラム・コーラスの山口智史です。
作詞作曲はほとんど野田洋次郎が手掛けています。そんなRADWIMPSを語る上で欠かせないことをまとめてみました。
大ヒットアニメ映画の音楽を担当

多くのタイアップをとっているRADWIMPSですが、大ヒットアニメーション映画の音楽を担当したことでも有名です。
ひとつは2016年公開の『君の名は。』で、ふたつめは2019年公開の『天気の子』。どちらも監督は新海誠です。
両作ともにRADWIMPSが主題歌を担当し、社会現象を巻き起こしました。
『君の名は。』の主題歌である『前前前世 [movie ver.]』はシングルランキング1位を獲得し、主題歌4曲すべてトップ10入りを果たしています。
『天気の子』のサウンドトラックもアルバムランキング1位となりました。
東日本大震災・熊本地震を受けて

東日本大震災が起こった2011年3月11日の3日後、RADWIMPSは「糸色 -Itoshiki-」というサイトを開設しました。
これは被災地へのメッセージや義援金を募るサイトです。
この動きに賛同した、椎名林檎トータス松本Superfly、宮藤官九郎、佐藤隆太、塚本高史、堺雅人、綾野剛ら著名人の応援メッセージも公開されました。
さらにCD未発表曲である新曲を、2017年以外の毎年3月11日にyoutubeで公開しています。
2016年4月14日の熊本地震の後には被災地支援として、ボーカルの野田洋次郎がONE OK ROCKのTakaと共に『バイ・マイ・サイ』の新バージョンを配信しました。
野田洋次郎・Takaの収益は全額熊本県庁へ寄付されています。
亡くなったファンへの想い
街を行く人に突然声をかけて、その人の家に行くというような内容のテレビ番組が2019年5月に放送されました。
その時に声をかけられた男性は民事裁判帰り。
女子高生だったお子さんを高齢者が運転する車によって事故で亡くしたのです。
事故にあったのは、RADWIMPSのライブに行く途中の道でした。
この番組のツイートを野田洋次郎がリツイートしたことが話題になったのです。
さらにRADWIMPSのホールライブの際に、自ら全国のファンに呼びかけ彼らにサプライズの花を贈った女性が病気で命を落とした時。
野田はその女性の関係者を自力で調べ、葬儀に花輪をおくっています。
RADWIMPSがファン想いだと言われることがわかるエピソードです。
初の4大ドームを含めたツアー
画像引用元 (Amazon)
RADWIMPSのライブは人気のため、チケット入手が困難です。
そんな彼らにとって初めての、4大ドームを含めたツアーが2020年3月からスタートすることが決定しました。
タイトルは「こんにちは日本 ~KONNICHIWA NIPPON~ TOUR 2020」。大阪・福岡・広島・新潟・名古屋・青森・東京をまわります。
RADWIMPSを聴くならこの3曲がおすすめ
「前前前世」
▲前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV
アルバム『君の名は。』に収録されている『前前前世』は、Youtubeの再生回数も2億回を超えている超人気曲です。
2016年に初めてNHK紅白歌合戦に出演した時にも披露しました。
movie ver.とoriginal ver.の2バージョンがあることでも知られています。作詞作曲は野田洋次郎です。
「カタルシスト」
▲カタルシスト RADWIMPS MV
今までのRADWIMPSとは一味違い、野田のラップが印象的なクラブミュージックのような要素を持つ曲です。
2018 FIFA WORLD CUPロシア大会のテーマソングにも起用されました。こちらも作詞作曲は野田洋次郎です。
この曲は22枚目のシングルで、カップリング曲の『HINOMARU』がネット上で「軍歌みたい」「戦争を意味しているのでは?」という声もありました。
野田は自身のツイッターでそれを否定しますが、2018年の神戸ワールド記念ホール公演で「侵略戦争と戦死の歌をうたうな」と書かれた横断幕を持った男女4人によって公演中止を求められます。
これに対して警察が、道路交通法違反により1人の男性を逮捕したという事件がありました。
「正解」
▲RADWIMPS - 正解(18FES ver.)
『正解』も、作詞作曲を野田洋次郎が担当し、2018年12月にリリースしたアルバム『Anti Anti Generation』に収録されています。
合唱曲・卒業式ソングとして歌われることもある楽曲で、動画はRADWIMPS18FESバージョンです。
RADWIMPS 18FESとは、RADWIMPSと1,000人の18歳が共演するイベントです。
それぞれの抱えた悩みや想いを動画に録画し応募して、審査で選ばれた1,000人がRADWIMPSと共に一度限りのステージを作り上げました。
その時の1,000人の合唱とRADWIMPSの重なる感動的な音が、こちらに公開されています。
RADWIMPSの物語はまだ続く

RADWIMPSを知れば知るほど、彼らがどれだけ音楽を通して人の心を想っているのかがわかります。
本気で世間と向き合い行動しているからこそ、世の中や誰かに与える影響はやはり大きくなるのでしょう。
彼らの楽曲に、心の底から救われたファンが多くいる理由がとてもわかる気がします。
人間らしい情熱や想いを大事にするRADWIMPSの活躍から、今後も目が離せません。

TEXT Imahashimiwa

UtaTen

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