星月学園で冬の感謝祭!「『Starry☆
Sky on STAGE』 SEASON 2 ~星雪譚
ホシノユキタン~」ゲネプロレポート

「舞台『Starry☆Sky on STAGE』 SEASON 2 ~星雪譚 ホシノユキタン~」が2020年1月15日(水)、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕した。ゲーム、シチュエーションCDで人気を集める『Starry☆Sky』の舞台化作品第2弾。13星座の性格特徴を持つキャラクターたちとの恋愛模様が描かれ、本作では冬の学園行事をめぐるオリジナルストーリーが展開される。初日開幕直前に行われた星公演のゲネプロと囲み取材の様子をお伝えしよう。
物語の舞台は天文に関する知識を教える『星月学園』。青空颯斗(二平壮悟)が新生徒会長となった学園で、引退したはずの前会長・不知火一樹(杉江優篤)が「星月学園初の冬の感謝祭を開催する!」と宣言する。
土萌羊(坪倉康晴)

七海哉太(田中尚輝)
東月錫也(國島直希)

“冬の星座”をテーマに劇あり、歌あり、ダンスありの『星雪祭』が開催されることに。教師陣も巻き込み、颯斗と一樹をリーダーに2チームに分かれたパフォーマンス大会となり、準備を進める面々。冒頭からノンストップではしゃぎまわる姿が楽しそうだ。

夜久月子(竹井未来望)

徐々に近づく3年生の卒業。先輩として、後輩としてそれぞれの思いを抱きながら、冬の星空を眺めていた生徒たちはオリオン座から流れ星が落ちてくる様子を目撃する。背景に投影される星座が美しく、キャラクターたちと一緒に雪の世界で天体観測をしている気分になるだろう。
金久保誉(阿瀬川健太)

木ノ瀬梓(橘りょう
宮地龍之介(古谷大和)※星公演のみ映像出演

そして、不思議なある事件が発生し、学園は大混乱。イベント成功へ向け、心を一つにしようと稽古に励むが……。もどかしくも輝かしい、青春の日々を垣間見ることができる。
星月琥太郎(青木一馬)

水嶋郁(丸山ナオ)
陽日直獅(輝山立)

星公演では、星雪祭が開催されるまでを描いたストーリーが展開される。芝居中心ではありつつ、もちろん歌やダンスも披露。カーテンコールのダンスシーンは携帯のみ動画撮影可能だ。
1月24日(金)からの雪公演では、星雪祭で披露されるエンターテイメントショーやイベントが上演される。魂のこもったパフォーマンスを楽しんでほしい。
天羽翼(桜庭大翔)
青空颯斗(二平壮悟)

不知火一樹(杉江優篤)
神楽坂四季(榊原徹士)
ゲネプロ終演後には囲み取材が行われ、キャスト全員が登壇した。
本作のストーリーについて神楽坂四季役の榊原徹士は「星公演ではみんなが青春している物語を、雪公演では『ペテルギウス』と『リゲル』の2チームに分かれて内容や演出など、すべてキャストが考えた劇中劇をお見せします。星公演のあとに雪公演を見ていただくと面白いですし、ギャップを楽しんでいただけたら」とPR。
また、新キャラクターとして登場した梨本拓矢(佐川大樹)、粟田謙介(綾切拓也)、柿野眞古都(輝海)、柑子修吾(梅津大輝)、橘守生(大川慶吾)について、陽日直獅役の輝山立は「ゲームで秋ルートをプレイした方にとってはおなじみのキャラクター。(役者の)実年齢は半分以上が僕の年上というまさかの事態ですが(笑)、物語の熱量を上げてくれた5人」と述べた。輝山から感想を求められた佐川は「直ちゃんとの対決にすべてをかけていて、絡みがすごく楽しい!」と元気よく答えていた。
白銀桜士郎(鈴木翔音)
白銀桜士郎役の鈴木翔音は「今着ている衣裳は雪公演ではもう少し長く見られるかも」とニヤリ。金久保誉役の阿瀬川健太からも「劇中劇は後半の展開以降、涙が出るくらい素敵なものになったので頑張りを見てほしいです」と期待を寄せた。
開幕に向けた意気込みとして、不知火一樹役の杉江は熱を込めすぎるあまり擬音が多いコメントに。キャスト陣から温かなツッコミを受けつつ「世代交代を描いたお話。僕が背負っていたものを颯斗に受け継ぐ、そこを“ガッ!”と見ていただきたい」と語った。本編の星月学園同様、カンパニーの仲の良さが垣間見られた囲み会見となった。
取材・文・撮影=潮田茗

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