BOYS AND MEN、子供から大人までを魅
了する劇場版『シンカリオン』主題歌
シングル「ガッタンゴットンGO!」イ
ンタビュー

新シングル「ガッタンゴットンGO!」を12月25日にリリースするBOYS AND MEN。表題曲である「ガッタンゴットンGO!」は、2019年12月27日に公開される劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』主題歌となっている。アニメに続き、映画主題歌起用にあたっての思いや、カップリング曲「大阪府」「粋やがれ」についてたっぷりと語ってくれた。
――テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の主題歌である「進化理論」に続き、12月25日リリースのシングル「ガッタンゴットンGO!」表題曲が、現在公開中の劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』主題歌に決定。みなさんの喜びもひとしおなのではないでしょうか。
本田:言っていただいたように、1年半、アニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』の主題歌を担当させてもらってきていたので、引き続き劇場版主題歌を歌わせていただけると知ったときは、メンバー一同、めちゃめちゃ盛り上がりました!
辻本:アニメの主題歌は、もともと担当させていただくのは半年くらいのはずだったみたいなんですけど、ありがたいことに起用が1年になり、1年半になり……劇場版ができるならぜひその主題歌も、と密かに思っていたので。想いが通じた僕たちとしてはもう歓喜でした。
吉原:「進化理論」が“シンカリオンの曲”として認知してもらっているのも、すごく嬉しいもんね。「ガッタンゴットンGO!」が劇場版の主題歌になることで、よりいっそう“シンカリオンのお兄さん”として知ってもらえるんじゃないかなっていう期待感もあります。
田村:本当に、『新幹線変形ロボ シンカリオン』のおかげでボイメンの知名度って全国的に上がりましたからね。子どもたちだけでなく、主婦層の方たちにも知っていただくことができて、ロケで街中に行っても「シンカリオンの人だ!」って言ってもらえたりして。劇場版の主題歌を通して、よりたくさんの方たちに僕たちのことを知ってもらえると思うとすごくワクワクします。
平松:うんうん。アニメの主題歌「進化理論」の<ガンガンズダンダン!>っていうフレーズがチビっ子たちに浸透しすぎて、それを超えられる曲にすることができるかな、っていう不安は正直言ってあるんですけどね。「ガッタンゴットンGO!」もまた、たくさんの子どもたちに愛してもらえるような曲にしたいなと思っています。
水野:テレビアニメの主題歌は番組の最初にドンとかかりますけど、劇場版主題歌の『ガッタンゴットンGO!』は、劇中でもかけていただけるぶん、よりいっそう物語に寄り添うものにしたいなという思いもあって。疾走感があって元気なだけでなく、歌詞にはちゃんとメッセージ性もありますから。
BOYS AND MEN

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――そうなんですよね。ポジティブなだけでなくグっとくる切なさもあるし、<僕らの道のりは ジグザグ トンネル 平坦でもないけど> <アツい思いは 連結してくんだ> <全速力で どデカイ夢 掴もうゼ>といった、シンカリオンに絡めながら多くの人の気持ちが重なる言葉は、胸に響きます。
水野:そういう言葉って、いろいろな経験を重ねてきた大人のほうが刺さるんじゃないかなとも思うんですよね。それこそ自分の人生はもちろん、“BOYS AND MEN”という列車に乗ってメンバーみんなで目的地を目指しているといろいろな紆余曲折があるし。僕は今年29歳になったんですけど、BOYS AND MENが次のステージに進んでいくにあたっての決意も込めて、レコーディングでディレクションをしてくださった方からの「今回の鍵はアツいエモさだよ」という言葉も踏まえて、テクニック云々よりも気持ちの部分を大事に歌いました。
田村:僕はですね、自分の歌録りは最後のほうだったから先に録ったメンバーの歌が聴けたんですけど、吉原くんが担当した落ちサビを聴いて、「こんな歌声だったらいいなぁ」って思ったんですよ。
平松:……歌が上手になりたい、っていう話かな?(笑)
辻本:今のたむたむ(田村)の発言、カットでいいです!(笑)
吉原:いや、今のは載せてもいいんじゃないかな。
本田:褒められてまんざらでもないのか(笑)。
田村:あとは、出だしの辻本くんの歌い方もすごくよくて……あ、ごめん。ここもカット?
辻本:いや、それは載せた方がいい。
本田:みんな褒められたら弱いなぁ(笑)。
辻本:その僕が歌わせてもらった出だし、<手を振るよ 手を振る 何度でも>っていうフレーズは別れのシーンを描いているから、どこか寂しい気持ちはあると思うんですね。『新幹線変形ロボ シンカリオン』の主人公である小6の男の子・速杉ハヤトも、中学に上がるときには離れ離れになっちゃう友だちがいるだろうし……あと、新幹線乗り場でもいろいろな別れのシーンを目にしたりもするし。そういう情景が「ガッタンゴットンGO!」の出だしで浮かんだので、大事な仲間、大切な人を見送るような、ひと言では言い表せられないような気持ちで、でも<越えて行かなきゃ 何も始まらないゼ>という前向きなフレーズにちゃんとつながるように心がけて歌ったつもりです。
吉原:うん、めっちゃ伝わるよ。僕は「進化理論」を歌っていたときは子どもの気持ちになって歌っていたんですけど、アニメを経ての劇場版主題歌だけに、「ガッタンゴットンGO!」ではキャラクターたちの成長も意識しまして。さっき勝くんが言った“エモい”歌い方はわりかし得意分野でもあるし、ストーリーのある歌詞に没入しながら、共感しながら歌えました。
平松:僕が歌っているパートは、“笑顔”だったり元気でポジティブな言葉が多いので、別れたからって寂しいだけじゃない、お互い未来に向かって走ってるっていう気持ちを込めて歌うようにしています。
本田:感情に訴えかけるメロディや歌詞はありつつも、<ガッタンゴットン GO! ガッタンゴットン 号! ガッタンゴットンガッタンゴットン ガッタンゴットン GO! >っていう部分は、とにかく明るく、希望的なほうがいいしね。僕はもう、子どもたちが一緒に歌ってくれている姿を想像しながら歌いました。
BOYS AND MEN

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――おかげで、「ガッタンゴットンGO!」は子どもが口ずさんで楽しめて、大人も心動かされてしまうナンバーです。いっぽう、カップリングの2曲は、いつものごとくガラッと異なる色彩を放っていて。キャッチーでコミカルな「大阪府」を、名古屋のアイコンであるBOYS AND MENが歌うとは意外でした。
水野:10月から、大阪の毎日放送(MBS)で『ボイメンのなにわ統一大作戦』っていう番組が放送スタートしまして。はなわさんの「大阪府」という楽曲をはなわさんご本人にリアレンジしていただき、カバーさせてもらったんです。
本田:「大阪の番組のテーマソングだよ」って聞く前にデモテープをもらったから、僕らも一瞬錯乱しましたけどね。「あれ、俺ら名古屋人なのに「大阪府」って書いてある!」って(笑)。
――大阪のあるあるが盛りだくさん、ボケたりツッコんだり、大阪愛がたっぷり込められていて、本当に楽しい曲です。ちなみに、大阪のここが好き!と思うポイント、大阪愛をそれぞれに語るなら?
水野:大阪のライブって、熱量がめちゃめちゃ高いんですよ。自分が知らない曲だとしても、とりあえずノっておけ!っていう積極性があるし。
田村:ロケとかやっていても、地元・名古屋だと、街の人が恥ずかしがってなかなかインタビューに答えてくれなかったりするんですけど、大阪の人はむしろ積極的に絡んできてくれるもんね。
辻本:そうそう、声をかけてきてくれたりして。
田村:しかも、カメラワークもちゃんとわかっているっていう(笑)。
本田:ポジショニングがいいもんね(笑)。
田村:そういうめっちゃノリがいいところ大好きです。
平松:ね。あと、僕はオフの日にはカメラを持ってお母さんと2人で関西方面に遊びに行くんですけど、大阪は名古屋と同じくご飯が美味しい。
辻本:え、母ちゃんと2人で出かけるの!?
平松:うん。あとでツーショットの写真見せてあげる(笑)。
田村:お母さんとツーショット自撮りって、ハードル高いなぁ(笑)。
吉原:孝行息子!(笑) 確かに大阪のご飯は美味しくて、僕は大阪のコリアンタウン・鶴橋が好きですね。よく食べるのは、ジャガイモのチヂミ。芋餅みたいな食感でめっちゃおすすめです。
本田:いいね、今度食べてみたい。僕は、ラジオ番組『ボイメン☆KANSAI』の収録で毎月大阪に行っていて。ラジオ局がビジネス街にあるんですけど、タクシーでそこに向かうとき、必ず“本田三丁目”っていう交差点を通るんですよ。
田村:……めちゃめちゃパンチの弱いエピソード持ってきたな!(笑)
本田:いやいや、その地名の読み方は“ほんでん”なんだけど、同じ“本田”で親近感が湧いちゃって。どの運転手さんでも通るので、いつもついつい写メを撮っちゃうし、僕は勝手に運命を感じております(笑)。
辻本:僕は、年間パスを買うくらい、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが大好きなんですけど……。
田村:で、今年何回行ったん?
辻本:えっと、3回行って、そのうち最初の1回はロケ、あとの2回がプライベート。
水野:いやいや、その回数じゃちょっと愛が薄くない!?(笑)
辻本:いやいやいや、本当はもっと行きたいの! 絶叫系が好きな僕としては、乗り物もすごく充実していて楽しいし。自分的には、もう庭かなっていう感覚はあるから。
本田:……にわか、じゃなくて?(笑)
辻本:うまいこと言わんとって!(笑) ま、これから辻本と大阪はもっともっと密な関係になりますよ。
――みなさんの大阪愛を聞いて、大阪への興味が高まっちゃいます。そして、「粋やがれ」は色気漂うギラついた歌謡曲テイストで。
田村:そう、めっちゃギラついているんですよ。
――女性を翻弄する<悪い男>を描く歌詞にも、ドキっとさせられます。
田村:<抱かれろよ>(「ULTIMATE」の歌詞)まではあったけど……。
本田:<抱いた>の初めてだもんね。
吉原:次の昼ドラの主題歌になったらいいなっていうくらい。
辻本:今は昼ドラじゃなくて“オトナの土ドラ”かな。ぜひ使っていただきたい!(笑) なかなか過激な歌詞だし、俺たちが歌うことで言葉が浮かないかな、っていう心配も最初はあったんですけど……。
――ボイメンが歌うと、艶っぽくはあってもいやらしさがないというか。男くさいかっこよさがあるんです。
水野:メロディにはボイメンらしさもあるし……。
吉原:レコーディング、すごく楽しかった。
田村:ファンの人たちが好きそうな曲だなとも思う。
本田:うん、<パーヤパーヤー>とか、令和にして強烈な昭和感がいいよね(笑)。「夢Chu☆毒」にしても然り、ボイメンと昭和感のかけ合わせは、ファンの方たちにやっぱり刺さるんだなっていう。
田村:あとね、勝くんの<今日は帰さねぇよ>を聴いたときは、スタジオから帰りたくなくなりました(笑)。
水野:あの<今日は帰さねぇよ>は何パターンか録って。日常生活の中でまず言わないセリフですけどね(笑)、ステージで言うから映えるのかなっていう。
田村:振付も昭和感があって、特に<今日は帰さねぇよ>のところすごいんですよ。
平松:とりあえず、勝くんにしか目がいかないかも(笑)。
吉原:振付全体としては、平松くんや僕のソロも含め、Aメロ、Bメロでも団体芸で魅せるので。ライブでは、歌詞だけでなく見た目でもだいぶパンチ力があると思います。
BOYS AND MEN

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――2020年の全国アリーナツアーも、今から楽しみです。さて、2019年も年末が近づいてきたタイミングですが、1月のナゴヤドーム公演から始まった2019年、みなさんにとってどんな年になりましたか?
水野:2019年は、バラエティ番組にひとりで出る機会がそれぞれ増えたりして。
平松:僕は今年初めて、バラエティデビューしました!
水野:そういうときは、視聴者としてメンバーを応援したりとか。個人的には、主演からチョイ役まで映画にたくさん出させていただいたりもして、それぞれに来年に繋がるいい活動ができたんじゃないかなという実感があります。
平松:今年は自分たちのライブだけでなく、フェスにもたくさん呼んでいただいたんですけど、僕はダンスリーダーとして、それぞれのステージでどう魅せるか・どう変化をつけるかというところをこれまでに増して考えました。
水野:ステージサイズも全然違う中でね。
平松:そうそう。ステージサイズに対してのメンバーの立ち位置の割り振りとか、難しい計算は本田くんに手伝ってもらったりしつつ。舞台監督や演出家がついていないぶん、大変な面もあるんですけど……。
水野:賢人にはだいぶ助けてもらっているし、これからもダンスリーダーとして頼りにしていますよ。
辻本:僕はですね、今年は名古屋のレギュラー番組だけではなく、全国放送の番組に頻繁に出させてもらえるようになりまして。多くの人に知ってもらえた年でもあるし、全国放送でも闘っていけるんじゃないかな、っていう気持ちが固まった1年でもあります。
吉原:僕はEテレの『テレビでハングル講座』に4月からレギュラー出演させていただいているおかげで、フェスに出たときとか、K-POPファンの方に認知していただいているのは強みだな、ということをひしひし感じまして。今年は自分の“好き”を生かすことができて、それをたくさんの方に知っていただけた、個人的にもとっても大きな1年だったと思います。
本田:僕は仕事は関係ないんですけど、部屋を片付けられるようになりまして。すいません、“本田三丁目”と同じくらいどうでもいいこととは思いつつも……。
辻本:わかってるのに言うんか(笑)。
本田:うん(笑)。これまでは片付けるのが本当に苦手で散らかり放題だったんですけど、9月くらいに引っ越してから約2か月、なんとか片付いている状態を維持しているので。
田村:しょうもない総括だな!(笑)
本田:いやいや、これがね、片付いている部屋に帰ると、上着も脱ぎっぱなしにしないし、ダラダラしなくなったから。家にいる時間を有意義に過ごせるようにもなっています。
田村:僕はね、本田と違ってちゃんと言いますよ。28年間食べられなかった納豆をね、今年初めて食べられるようになったんですよ!
本田:……俺と変わらんしょうもなさ!(笑)
辻本:しかも、食べられるようになった理由がいまいち浅いんだよなぁ(笑)。
田村:朝から仕事があって、1時間くらい空いたから、ファミレスに行って和食のモーニングセットを頼んだんですね。すると、そのときはまだ苦手だった納豆がついてきて。でも、食べてみよっかな、ってふいに思ったんです。で、食べてみたらめっちゃ美味しくて……。
本田:うん、そこにドラマは全然ないね(笑)。
田村:でも、それ以来毎日食べるようになって、そうしたら身体の調子がいいんですよ。だから、2020年も納豆生活続けます!
辻本:なんだその宣言(笑)。
――なにしろ、2019年は色鮮やかなそれぞれの個性をより生かすことができたわけで、2020年は個人としてもグループとしてもますますの開花を期待しております。
水野:ありがとうござます! 言っていただいたように本当に個性バラバラなBOYS AND MENですけど、だからこそそれをグループとしての強みにもしていけると思うので。全国アリーナツアーが決定している2020年、さらなる飛躍ができるように、気合い入れていきます!

取材・文=杉江優花 撮影=大橋祐希

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