SNS世代に大人気!注目のインスタ発
ファッションブランド5選

スマホネイティブ時代のいま。見るだけのSNSだったインスタグラムでは、投稿やストーリーズでのショッピングまでもが可能になりました。実店舗を持つメジャーなファッションブランドも多いなか、SNSからスタートして大人気となったブランドも多くあります。今回は、そんなインスタグラム発の人気ブランドを特集!フォロー&いいね!だけでなく、ぜひショッピングの参考にしてみてください。

dilemma

“狭間にある美”をコンセプトとする、ストリートブランドdilemma(ダイレマ)。シーズンごとにテーマを設定していて、アパレルだけでなく、テーマにあわせたオリジナルストーリーをイラストやコミックにまでも展開しています。過去にはオークションサイトで限定コレクションを出品したり、都内の駅のコインロッカーにカプセルコレクションをばら撒きSNSでロッカーの暗証番号を公開するというゲリラ的なイベントを開催したりと、コレクション毎に大きな話題を呼んでいます。2020SSシーズンではコレクションアイテムを、なんと全国の古着屋さん10店舗へ買取に出したとか。ファッションブランドという肩書きに捉われない、あくまでも日常化していて気付かれないものやそのスタイルを提示し気付きを与えるようなブランドコンセプトが注目を集める理由かもしれません。インスタグラムやオフィシャルはもちろんのこと、最近ではセレクトショップでも発売しているそうなのでぜひチェックを。

蒼産業

「ラブ コンテンポラリー テクノ」を社訓として掲げる、謎の多いブランド。90年代のインターネット感を想像させるグラフィックを、独特の刺繍やアートワークに落とし込んだスタイルが魅力です。国内ブランドながら、Reebokなど大手ブランドとのコラボレーションなどが実現させているなか、昨年Supremeの2019FWシーズンでは、葵産業の刺繍が施されたジャケットが話題となり、またストリート好きのキッズたちに愛されるストリートブランドBlackEyePatchともコラボレーションしています。千駄ヶ谷の工場に加え、昨年の9月には神宮前の外苑西通り沿いに新店舗をオープン。服屋でもない、刺繍屋でもないマルチ・カルチャーの根源として、今後さらに注目が高まっていきそう。
出典:reebok classic
出典:オフィシャル
葵産業
住所:東京都渋谷区神宮前2-10-1
https://twitter.com/aoi_industry
https://aoi.black/

名 / NA

アニメ・漫画・ゲーム・映画・キャラクターの正式なロゴのみを使用した、ストリートウェアブランド。ブランド名の「名」は、わかりやすく「名前」の「名」から取ったもので、それぞれのロゴの特徴をシンプルに伝えられればと名付けられました。実は映像やビジュアルなどの制作を行う、クリエイティブカンパニー株式会社Helixesが運営しているブランドだそう。これまでウルトラマンセブン、最終兵器彼女、攻殻機動隊、狂気の桜など多岐に渡るロゴアイテムを発信してきています。これまでグッズ化されて欲しかったけどされてこなかったものに着眼することで、名 / NAのブランド“らしさ”が生まれ、作品とそのカルチャーをより楽しむことができるのではないでしょうか。
Ultraseven Tee (c) 円谷プロ

秘密倶楽部

「マブしいギフト製作クルー」としておみやげをテーマに独自のカルチャーを発信しているブランド、秘密倶楽部。アパレルをはじめ、お土産袋やステッカー、ビアグラスなど他にはないポップなグッズでおみやげというコンテンツに新しい可能性を広げてきています。デザイン性、アイデア性の高いアイテムが揃い、なかでも平成の終わりに発売された「平成Tシャツ」は、平成の年号を小渕内閣官房長官オマージュの人物が掲げたイラストと躍動感のあるロゴがティーンの目に留まり、平成の思い出にと購入する人も少なくなくなかったはず。昨年は数々の場所でポップアップが開催されその認知度を高めてきた秘密倶楽部。2020オリンピックに備え、東京発のおみやげカルチャーアイテムをゲットしてみてもいいかもしれません。

sillage

フォロワー数約6.5万と、自らのスタイリングを発信しながらインスタグラマーとして注目を集めるYuthanan(ユナタン)がブランドディレクターを務める新鋭ブランドsillage(シラージ)。オンラインでしか販売していないにも関わらず、Yuthananのスタイリングやドメブラともグローバルとも捉えられない独自のコレクション展開から、多くのファンを魅了し、業界でも常に話題を呼んでいます。昨年は、Yuthananが愛してやまないラーメン屋のAFURIとのコラボレーションが実現。Sillageのオリジナル生地を用いたスペシャルなTシャツをはじめ、本当にラーメン屋のグッズなのかと疑ってしまうようなセンシティブなコラボアイテムが登場しました。好きなものをモノとして形作っていく新しいスタイルが、今後オンライン、SNS発ファッションの主流となっていくことが、色濃く見えるような気がします。

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出典:オフィシャル
出典:オフィシャル

sillage
https://www.sillage.online/

SNSだからこそ、コンパクトに、気軽にはじめられるという利点もありますが、そこから人に認知されていくのはどこかしら個性やセンスを内包していることが必要になるはず。もし自分でブランドをはじめてみたいと思う人は、各ブランドの持つブランディング力にも注目してみてもいいかもしれません。SNS発ファッション、今後も注目です。

SNS世代に大人気!注目のインスタ発ファッションブランド5選はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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