東京カランコロン×SAKANAMON×マカ
ロニえんぴつ 一筋縄ではいかない個
性派レーベル・TALTOの魅力とは

東京カランコロンSAKANAMONマカロニえんぴつが所属するロックレーベルとして、2016年に発足したTALTO。なんとも個性派ぞろいで、「どんな特徴があるの?」と聞かれても、なかなか一言では説明するのが難しいレーベルだ。それぞれに独特の感性を持ち、既存のジャンルでは語ることのできない、自由なスタンスで自分たちの音楽を追求し続ける、あまのじゃくな捻くれ者集団、でも、その音楽は人懐こくてポップで……。と、彼らを語ろうとするとき、文字数だけが多くなり、核心をつけないもどかしさがあったりもする。そんな不思議な魅力にあふれたレーベルTALTOが、今年もレーベルイベント『TALTOナイト2020 東阪福ツアー』を開催。全箇所即日ソールドアウト。以下のテキストでは、イベントに先駆けて、東京カランコロンからいちろーとせんせい、SAKANAMONから藤森元生、マカロニえんぴつからはっとりという4名のボーカリストを迎えて、TALTOというレーベルについておおいに掘り下げてもらうことにした。語れば、語るほどおもしろいTALTOの魅力が伝わればと思う。
――遡れば、東京カランコロンとSAKANAMON、マカロニえんぴつは、TALTOが立ち上がる以前から同じ事務所だった3バンドですよね。長い付き合いだと思うので、お互いにどんな印象を抱いているのか聞いてみたいです。
藤森:カランコロンはデビュー前にサーキットイベントに出てたのを見たんですけど。その時代のインディーズ界隈ではナンバー1か2ぐらいのバンドだったんですよ。
いちろー:あはは、それ、誰目線!?(笑)
藤森:バンド目線です(笑)。
せんせい:吉祥寺の楽屋で会うたときやな? 「この人たちがSAKANAMONっていうのか」って思ったのを覚えてる。
いちろー:Planet Kだよね。
藤森:そうそう。キャラも濃いし、どっから突っ込もうかっていう感じでしたね。「真似できねえな」と思いながら見てました。会場がパンパンなのがつらくて、途中までしか観てなかったけど(笑)。で、江森さん(現マネージャー)に、「SAKANAMON、一緒にやろうよ」っていう話をもらったときにも、「東京カランコロンが決まったんだよ」って聞いて、「じゃあ信頼できるマネージャーだな」っていうので、同じ事務所に入ることを決めたんです。
はっとり:(事務所に入ったのは)同じ時期だったんですか?
せんせい:もうほぼ。
はっとり:あ、カランコロンのほうが先なのかと思ってた。
せんせい:1~2ヵ月違いぐらいで、同時進行で進んでいた感じですね。
はっとり:僕はこのチームに入ったのがいちばん遅いから、末っ子みたいな感覚なんですけど。僕が加入したときには、もうカランコロンもSAKANAMONもメジャーデビューをしていて。当時のシーンから浮いてる人たちだなと思いましたね。周りに溶け込めてないというか。
いちろー:たしかに、どこかに枠にハマれない感じはありますよね。
せんせい:そうやねえ。
――SAKANAMONに対しては、どうでしょう?
せんせい:音楽とか、そういうところじゃなくて、どんどん人間になってる感じがする。
藤森:前は人間じゃなかったですか?(笑)
せんせい:うーん……なんて言うんやろ。
いちろー:たしかにデビューした当時のSAKANAMONって、「ミュージックプランクトン」ができて、「寝て起きたらヒーローになってた」みたいな感じだった。急に知名度があがっていくのを横で見てたときに、人間っていうよりキャラクターっぽかったよね。メンバーも楽曲も含めて。
せんせい:はじめは曲のインパクトが強かったけど、いまは人間が追い抜いた感じがある。
藤森:うん、言ってることはわかる気がしますね。「ミュージックプランクトン」のころは、自分たちの実力がまったく追いついてなかったんです。でも、曲とお客さんたちに鍛え上げられて、いまやっと自分たちが楽曲と同列に並べる人間になれたのかもしれないです。
――それぐらい「ミュージックプランクトン」が鮮烈だったってことですよね。
はっとり:たとえば、カランコロンは、僕らと一緒で鍵盤が入ってるから、それが飛び道具的な役割を果たすじゃないですか。だけど、SAKANAMONはスリーピースで、ギターロックっていうジャンルのなかで、他のバンドと差をつけるのが難しいと思うんですよ。でも、曲の展開が秀逸だし、独特のメロディだなって思うから、他とは違うなって感じるんですよ。
――では、最後に末っ子・マカロニえんぴつに対しては、どうでしょう?
いちろー:マカロニえんぴつは、最初に音源を聴かせてもらったときから、「ちゃんと勉強してる人たちだな」っていう感じはあって。うちらと一緒で突拍子もないエキセントリックなアイディアが入ってても、ベーシックにビンテージなルーツを感じるんですよ。
藤森:最初、江森さんに聴かせてもらったんですけど、すごく曲が良くて。「何が好きなんですか?この子たち」って聞いてたら、ユニコーンって言ってて、なるほどなと思いましたね。
いちろー:俺はウルフルズって聞いた。
はっとり:それは俺たちのルーツっていうよりも、当時、江森さんに「ウルフルズっぽいね」って言われたんですよ。「関東のウルフルズ」だって。そのとき、オーバーオールを着て、黒ぶちメガネをかけてっていう服装でやってたから、ファンキーなイメージだったんだと思います。
藤森:そうだよね。だから、どんな若い子がやってるんだろう?とは思った。なんとなく音楽を聴いて、たぶん童貞なんだろうなと思ったけど。
はっとり:ははは、勝手に(笑)。
藤森:で、可愛らしい後輩ができたなと思って、ライブを観たときに、めちゃくちゃ上手くて引きましたね(笑)。この若さですごいなっていう感じで。
撮影=大橋祐希
――お互いの印象を聞いてみましたけど、TALTOバンドに共通するキーワードとしては、「浮いてる」とか「突拍子もない」「他とは違う」っていうあたりかなと思います。ジャンルでひとくくりに語るのが難しいバンドというか。
せんせい:なんか、他のバンドってさ、メンバー同士で「あははは!」って笑ってても、みんなもわかる笑いっていう印象があるんやけど。私らって、SAKANAMONも、マカロニも、メンバー同士で喋ってるときに、周りがあんまり笑ってないんよ。
はっとり:え!? 普通そんなもんじゃないんですか?
せんせい:よく言われるんやけど、カランコロンの笑いのツボって独特よねって。私ら、全ちゃん(佐藤全部/Ba)が変なことして、「あははは!」って笑ってるけど、みんなはシーンってしてる。
はっとり:それは佐藤全部という生態を観察してるんですよ(笑)。
せんせい:それがね、全ちゃんだけじゃなくて、全員にありそうな気がするんよ。SAKANAMONとかも、自分だけのツボみたいなのがあって、それがあんまり共鳴されてない。
はっとり:自分たちだけで盛り上がってるのを、別に気にしてないというか。
せんせい:そうそう。メンバーは笑ってくれるけど、周りは「へー……」みたいな。それが悪くなくて。こっちサイドは幸せ。そういう変さは、みんな持ってるなって思う。
はっとり:たしかにツアーをやってると、そのときにバンド内で流行ってる一発芸みたいなのがあって。それでゲラゲラ楽しんでる、みたいなところはあるかもしれないですね。
――そういう変さとか、他とは違う個性って、意識して出そうとしてたんですか?
いちろー:最初にスタートしたときから、流行ってるものに入らないようにしようっていうのはあったんですけど。それを繰り返してるうちに、どの枠にも入れなくなったというかね。
藤森:特別でありたかったんですよ。いま流行りのムーブメントに対して、鼻で笑ってるところがあって。そこを取り込みつつ、別のレールで走ってるバンドでありたいとは常に思ってますね。
いちろー:その話で言うと、自分たちとSAKANAMONで共通してるのが、最初のころに認知された曲はけっこう偶然できてる感じがするんですよ。
――「✕ゲーム」とか、「少女ジャンプ」とか。
いちろー:最初にそういうトリックスターみたいな曲ができちゃって、それが、逆に重荷だったんじゃないかなっていうのは思う。それこそ、さっきせんせいが言ってた「バンドが曲に追い付いてない」っていうのは、僕らもあったなと思うんですよね。
藤森:たしかに、「ミュージックプランクトン」のころは、ただ自分が作りたい曲を作ってましたね。当時、バカなりに「どうやったら、みんなに聴いてもらえるだろう?」みたいなことは考えてたと思うけど、いまより全然なにも考えてなくて。がむしゃらに思いつくことを出してたから。
いちろー:でしょ? そこから僕らも人間を深堀りするようなことも試したけど、それよりも音楽の可能性を試すことで、トリックスターを超えるトリックスターを出そうとしてるんです。でも、マカロニの場合は、どちらかと言うと、昔はストレートなものを作ってて、だんだん枝葉が伸びていったような感じがするんだよね。「レモンパイ」ができたときに、SAKANAMONで言う「ミュージックプランクトン」ができたときと同じようなことが起きたように見えたんだけど。
はっとり:僕らはコンプレックスがあったんですよ。狙って変なことをしようとせずとも、滲み出てしまう唯一無二感とか、そういう神秘的なものが自分たちにはないなって。だから、最初は頭を使って、変わったアレンジにしようって考えてたんですよね。で、TALTOに移籍したときに、いろんなところに手をつける器用貧乏なところが自分たちのあるべき姿なんじゃないかって開き直って、『s.i.n』っていうアルバムを作ったんですけど。自分たちでは手応えもあったのに、余計にお客さんが離れてしまってたんです。で、悩んだ結果、自分たちの好きなことをやったのが『CHOSYOKU』で、それが「レモンパイ」につながるきっかけになったんです。
――個性がないのがコンプレックスだと思ってたけど、ちゃんとそこに個性が滲み出ていた。
はっとり:そう、俺の歌いクセみたいなものも発見できて。そこからは、何かに感化されたり、劣ってるっていう考えをやめましたね。
藤森:思い込んでるだけで、君にも個性はあるよ!(青春ドラマ風に)
はっとり:……先輩っ!
いちろー:なんだろう、この展開(笑)。
撮影=大橋祐希
――いちろーさんが言ってた「新たなトリックスターを更新する」という話で言うと、東京カランコロンの最新アルバム『Melodrive』は攻めましたよね。洋楽ライクに振り切ってて。
いちろー:あの作品は作り方がガラッと変わったんですよ。いままで僕が根本的なアイディアを出してたのを、メンバーから、「こういうのを作りたい」っていうオーダーをもらって、そこにメロディとか歌詞をつけて、僕がまったくアレンジにタッチせずに全員で組んでいくやり方にしたんです。だから、俺意外のメンバーの趣味がすごく出た作品になったんですよね。
藤森:それって理想形じゃないですか。
はっとり:そういうときに、メンバーからやりたいものが出てくるのが羨ましい。
いちろー:むしろメンバーから「こういうのをやりたい」って、ずっと言われた感じだけどね。
はっとり:今、まさに僕らはそれをやろうとしてるんですよ。
――マカロニえんぴつが、メンバー全員で作詞作曲をした最新作『season』ですね。
はっとり:そうです。俺がアレンジに手をつけないっていうことをやってみたんですよ。どうしても、こうしたらいいんじゃない?とか、特にギターに対して注文しちゃうんですけど。今回よっちゃん(田辺由明/Gt)が作った曲(「恋のマジカルミステリー」)ではギターも弾かず、丸投げして作ったんです。
――それは、はっとりくんが中心に見られるバンドのイメージを払拭したかったから?
はっとり:そう。それは学生時代からずっと思ってることなんですよね。そう見られるのが嫌とか言いつつ、どうしても俺が出しゃばっちゃうんですけど。
――そういう意味では、東京カランコロンもSAKANAMONも、フロントマンのカリスマ性と言うより、メンバー全員の個性が際立つバンドではありますよね。
はっとり:そう、そこなんですよ。SAKANAMONはザ・ロックバンドっていう感じだし、東京カランコロンは音楽集団だし。僕らもその良いところを行きたいんですよね。技巧派な一面を見せつつ、無骨な感じというか。2組の良いところを受け継いだバランスがほしいんですよ。
いちろー:なんか良い遺伝子が引き継がれてるなあ、TALTOのなかで(笑)。
――東京カランコロンとSAKANAMONから始まったTALTOですけど、そこにマカロニえんぴつが加わったことで、よりレーベルとして多彩な広がりを感じるようになりましたよね。
藤森:TALTOのバンドは器用ですよね、みんな。
いちろー:たしかにね。俺はね、臆面もなくストレートなことをやれる人って、不器用だからこその強さだと思ってるんですよ。思春期にハマった音楽をやり続けられる人たちって、天才だと思う。逆に俺なんかは、聴いたことを吸収して、アウトプットしたくなっちゃうから、それはできないんですよ。たぶん、それはSAKANAMONも、マカロニえんぴつも同じかもしれないと思ってて。不器用ではいられないっていう事実と、でも、本当の意味で器用にはなりきれない「もがき」みたいなものはあって、そこをずーっと探ってる。極論を言えば、本当に器用だったら、細かくマーケティングして、いまの世の中に流行ってるものを、すぐに出せばいいわけですよ。これが流行ってると思ったら、次のシングルはそれ。そういうバンドも見るし。でも、それはできないんですよね。
藤森:うんうん。
いちろー:器用ではあるけど、そういうかたちでは音楽を曲げたりしない。自分っていうフィルターを通したうえでしか、世の中に音楽をアウトプットしたくないっていうところがあるから、器用なんだか、不器用なんだかっていうところもあるんだよね。
はっとり:それを、こだわりと言ってしまうと、いちばんいいのかもしれないけど。
藤森:それが悩みであり、それも含めて才能であり、みたいな。
――そこがTALTOバンドの愛すべきところだと思います。良い意味で頑固だし。
藤森:なんかね、弱点があることが、めちゃくちゃ大事らしいんですよ。『アンブレイカブル』っていう映画で言ってました。「ヒーローには絶対に弱点」が必要って。
いちろー:サミュエル・L・ジャクソンだよね。
藤森:あ、そうそう。車いすのヒーロー。たとえば、アンパンマンも顔が濡れたらダメとか。そういう弱点があるから、みんなが応援できるらしいです。
はっとり:最近それに気づいたバンドも増えましたよね。俺はそれが見えるのも寒いなと思っちゃう。
撮影=大橋祐希
撮影=大橋祐希
いちろー:話がそれちゃうけど、俺、それについて、けっこう友だちと討論しててさ。自分から、「私は弱者なんで」っていうポジションでくる人たちを、「下からマウントをとる」って呼んでるんだけどね。それに対しては並々ならぬ思いがあるのよ。
せんせい:すごいよね(笑)。
いちろー:うちらって、せんせいがいるから、よく下からマウントをとられるの。「僕らも、ああいう可愛い子がいるバンドをやってみたかったよねー、楽しそうでいいよねー、でも、うちらはこういう音楽をやります、ジャーン!」って。自分たちは尖ったことをやってるぞ、みたいな。
全員:あははははは!
はっとり:いちろーさん、そういうのをずっと根にもちそうですよね。
いちろー:まあね(笑)。
はっとり:俺、好きです。いちろーさんのダークな部分。
藤森:わかる(笑)。
――このままいくと、TALTOのダークサイドが溢れすぎてしまいそうですけど(笑)、今日いろいろ話を聞いて、改めてTALTOって、良いレーベルだと思いました。音楽を自由気ままに追求してるように見えつつ、でも、最後にいちろーさんが言ってたような、反骨精神とか葛藤もある。そういうのも含めて、うまく説明できない感じがいいなって。
いちろー:でもさ、なんか良いキャッチフレーズないかなあとは思いますよ。
はっとり:レーベルについて聞かれたときに、スッと答えられるようなものは欲しいですよね。
いちろー:器用と悩ましさみたいな、そこのバランスを表すような……。
はっとり:「ばらばらバランス」とか。
せんせい:ばらばらバランス?
いちろー:それダメでしょ、タイトルをつける人間として。「大大大好き」みたいなこと?
はっとり:いやいや、違いますよ。バラバラなようで、すごくバランスをとれてる。
いちろー:あー、なるほどね! 自分のこだわりと、いわゆる負の側面みたいな部分と、器用さを天秤にかけて、いろいろな音楽ができる。プラス、もしかしたら自分に才能があるのでは?っていうポジティブな部分っていうが、すごくアンバランスな状態で揺れ続けるのを、そのまま、アウトプットしてるっていう感じだよね。それがTALTOのアイデンティティになってる気はしますね。
藤森:……じゃあ、「ミックスピザの斜塔」ってどうですか?
はっとり:「ばらばらバランス」じゃないのを考えてくれてた(笑)。
藤森:「ミックスピザ」と「ピサの斜塔」をかけて、ちょっと傾いてるけど……。
いちろー:その説明の時点でダメだよー(笑)。
はっとり:タルトなのに、ピザになってる。
いちろー:わかりにくい。
全員:あはははは!
――では、最後に年明けから開催される『TALTOナイト2020 東阪福ツアー』について話を聞かせてください。2019に続き二度目の開催ですね。やはり一度目の手応えが良かったから?
いちろー:まあ、「僕らが」というより、会社が……。
はっとり:まあ、そう言わずに(笑)。
――(笑)。去年も観させてもらいましたけど、レーベルまるごと好きになれる良いイベントでした。お互いの楽曲をカバーするコーナーでは、それぞれオリジナル曲みたいに演奏してて。
はっとり:TALTOイズムで言うと、対バンしたら、相手の曲をコピーするっていうのもあるんですかね。カランコロンもよくやるんですか?
せんせい:最近は少しやるけど……。
いちろー:それはね、SAKANAMONのお家芸。
はっとり:タルトの伝統なのかと思ってた。
藤森:なんとなく対バンのカバーをやるっていうは続けてますね。やるっていうことになっちゃったから、逆にやらないと、「なんでやらないの?」ってなっちゃうし
いちろー:それこそTALTO特有の苦悩と器用の象徴ですよ。
はっとり:体現しちゃってる(笑)。
藤森:今年はどうしましょう? なんかやります?
はっとり:僕は違うバンドに入って歌ってみたいです。ボーカルだけチェンジ。
せんせい:それ、面白い。
藤森:俺、歌えるかな、マカロニの曲……。
はっとり:キーが低い曲もありますよ(笑)。
いちろー:今年はやっぱりマカロニえんぴつの世の中的な認知がすごく変わってるから、会場の雰囲気が変わるんじゃないかなとは思いますね。前回は、マカロニえんぴつが後輩です、みたいな感じがあったじゃないですか。初めて観た人も多かっただろうし。でも、今年はマカロニのお客さんとの波長がどうなるかが楽しみなんですよね。うちらとSAKANAMONは、昔からやってるから、お互いのライブを観たことがあるお客さんが多いけど。そこに新しい波として加わったマカロニが良い感じではじけたらいいなっていうのは思うかな。
藤森:最前の「はっとりくん、まだー?」って言ってる子を、ちゃんと盛り上げたいですよね。
はっとり:そういうのは、引っ叩いてやってください(笑)。
――最後にせんせい、ツアーに対する意気込みを。
せんせい:いままでの『TALTOナイト』の空気とは違う感じになるのは目に見えるから、そこで、いかにTALTOが良いレーベルなのかを見せつけれたらと思います。

取材・文=秦理絵 撮影=大橋祐希
撮影=大橋祐希

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