大鳥れい、野村宏伸、笠松はるらが出
演する舞台『花火の陰』に築田行子の
出演が決定

2020年2月5日(水)~2月10日(月)三越劇場において舞台『花火の陰』が上演される。元宝塚歌劇団 花組娘役トップスターの大鳥れいをはじめとして、野村宏伸、元劇団四季の笠松はるらの出演が決定しているが、このほど第二弾キャストとして築田行子の出演が決定し、キービジュアルも公開となった。
築田は、2017年放送のアニメ『けものフレンズ』でPPPのフンボルトペンギン役で声優、舞台ともに好演。その他、舞台『NORN9 ノルン+ノネット』『DEAD or ALIVE ARBEIT』に出演している。今回は過去と現在をつなぐキーマンという重要な役になるという。
築田行子
本作品は2017年5月、ハルベリーオフィス特別公演として、テアトルBONBONにて上演され、ハートフルな感動作として好評を得、再演を望む声が多数あった。脚本・演出を、村松みさきが担当したオリジナル作品だが、今回は、脚本を村松みさき、演出には、新たに「おぼんろ」のわかばやしめぐみを迎え、懐かしさと切なさと涙が溢れる心温まる舞台が届けられる。
あらすじ
とある片田舎。映画を撮影するため、俳優、スタッフ、作品に関わる漫画家などがこの地に滞在していた。しかし、ある事件をきっかけに、映画は完成を見ることなく、表現者たちはバラバラになってしまった。それから20年、かつて撮影チームの助手として下積み生活をしていた女性が、大物女優として大きく成長し、この地に戻ってきた。彼女が20年ぶりにかつてのロケ地に足を踏み入れたその瞬間、20年前、共に同じ時を過ごした人たちが次々とある目的のためにやってくる。過去を回想していく中で、長年自分の中でひた隠しにしてきた想いに巡り合っていく女優。
―『花火みたいな人生を歩めて、羨ましいです』
―『花火が綺麗なのは一瞬だけだから。そのあとの行方を、誰も知らないし、知ろうともしないでしょ』
遠い過去から誰かの声が聞こえた気がした。田舎の空に花火の音が鳴り響くとき、20年の時を超え、過去と現在が静かに交錯し、そこで暮らしていた人たちの生き様が浮き彫りにされていく。その時、起きた出来事とは……。

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