「えんとつ町のプペル」制作はSTUDI
O4℃ キャラデザの福島敦子によるイ
メージビジュアルも完成

(c) Akihiro Nishino/Yoshimoto Kogyo Co., Ltd. お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣による大ヒット絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎刊)の劇場アニメ版「映画 えんとつ町のプペル」で、「海獣の子供」「ハーモニー」のSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当することが決定した。
 クラウドファンディングを経て2016年に刊行された原作絵本は、西野をプロデューサーに、総勢33人のイラストレーター、クリエイターが参加。黒煙に覆われ、空を閉ざされた“えんとつ町”に住む、父親を亡くした少年ルビッチと、ハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペルの交流を描いた。劇場アニメ版では、絵本では描かれていない“えんとつ町の由来”や貨幣価値理論を背景に、新たなキャラクターも登場するという。
 ゲーム「ポポロクロイス物語」や「Manie-Manie 迷宮物語」で知られ、本作でキャラクターデザインを担当する福島敦子が描き下ろしたイメージビジュアルも公開。ルビッチが、煙に覆われた“えんとつ町”の空を見上げる姿を描いたイラストとなっている。
 劇場公開にあたって西野は「2011年頃、まず最初に『えんとつ町のプペル』という物語を書いたのですが、その時から映画化を考えていました。実は全10章というとても長い物語で、誰も知らない作品をいきなり映画で公開しても、映画館に足を運んでもらうことがあまり想像できなくて、まずは3~5章だけを絵本として出版して、みなさんに知っていただいた上で全章を映画化しよう、という順番ですね。とても長い物語ですが、映画では絵本に描かれていない全てを描いていますので、絵本を読まれた方はより楽しめると思いますし、絵本を全然読まれていない方にももちろん楽しんでいただけると思います」と、当初から映画化の構想を抱いていたことを明かし、「『打倒ディズニー』といろんなところで言ってはいますが、僕はディズニーが大好きで、夢を見させてくれるし、一番リスペクトしていて。だからこそ、作り手として、表現者として隅っこの方にいるような人間ですが、王者にはちゃんと挑みたいなという思いがあります」と意気込みを語っている。
 「映画 えんとつ町のプペル」は、2020年12月全国公開。

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