公式サポーターのDJ KOO&アンミカが
登場! ミュージカル『サタデー・ナ
イト・フィーバー』囲みレポート

ジョン・トラボルタ主演の不朽の名作をビル・ケンライト演出、ビル・ディーマー振付で舞台化したミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』が2019年12月13日(金)、東京国際フォーラム・ホールCにて開幕した。開幕に先駆け、公式サポーターを務めるTRFのDJ KOOとモデルのアンミカが登壇しゲネプロ(公開舞台稽古)と囲み取材が行われた。
『サタデー・ナイト・フィーバー』は、ニューヨーク・ブルックリンで働く労働者階級の青年・トニーが、唯一生きがいにしていた週末のディスコで、年上の女性・ステファニーに恋をし、自らの人生を切り開いていこうとする物語。日本では1978年に映画が公開されると、瞬く間にヒット。ディスコブームを起こした作品としても知られている。
今回上演されるミュージカルは2018年に英国で初演。『Stayin' Alive』、『Night Fever』などのヒット曲に合わせて、ダンサーが一斉に踊る様子は圧巻だ。額の汗からは若者のあふれるエネルギーを、愛おしそうに手を伸ばし合う恋人たちの姿からは、情熱を感じられる。さらに、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』などに出演したウィンザーの美しい身のこなしも、見どころの一つといえる。
写真=ヒダキトモコ(オフィシャル提供)
観客が立ち上がり、ステージと一体になって踊るカーテンコールに行われるディスコタイムに参加したDJ KOOとアンミカは、ミュージカルにトニー役で主演する英国の俳優でダンサーのリチャード・ウィンザーとともにキレキレのダンスを披露。
真っ赤なスーツに身を包んだDJ KOOは、「ダンスを披露したのは13年ぶり」だったそうだが、白いスーツに開襟シャツで決めたウィンザーと共に、右手の人さし指を天に突き上げるおなじみのポーズで自信満々の表情。喝采を浴びたカーテンコールを振り返ると、「僕、実はうまいんですよ。(TRFメンバーの)SAMよりはちょっと下手ですけど・・・」と苦笑いしていた。また映画が公開後、ディスコ全盛期にDJとしてデビューした過去を振り返り、「女性にモテたかった」と当時の思いを告白。現実も「モテモテだった」と笑顔を爆発させていた。
写真=ヒダキトモコ(オフィシャル提供)
ウィンザーに両手を引かれ、カーテンコールに登場したアンミカは、揺れるフリンジが美しいシルバーのドレスに、羽根が付いた真っ白なショール姿で軽やかにステップ。ミラーボールが輝く巨大なディスコと化した会場では、ウィンザーと、肌を密着させたペアダンスを見せた。鼓動を感じるほどに近づいたダンスを振り返ると「夢のようです。旦那が見てないことを祈ります」と頬を赤くしていた。
写真=ヒダキトモコ(オフィシャル提供)
日本にディスコブームが起きていた当時は、極貧生活のただ中だったと明かしたが、「昔のディスコはモデルさんだとタダで入ることができた。ご飯も食べられたので、18歳のときは、ご飯食べに行ってましたね」とエピソードを語った。
ミュージカルを観劇したDJ KOOは、映画の世界がそこにあったと絶賛。「映画の中のシリアスな場面、非日常的なことも含めて再現されている。それを生で観られるなんて、素晴らしいこと」と興奮した様子だった。年代問わず楽しめる作品。「クリスマスイヴには、20歳になった自身の娘と観劇したい。今年はパパにスケジュールをちょうだい。今、決めたからね」と話していた。
写真=ヒダキトモコ(オフィシャル提供)
ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』は2019年12月29日(日)まで東京国際フォーラム・ホールCにて上演される。アンミカは「令和の楽しい思い出に。カーテンコールでは、ノリノリに盛り上がりましょう」、DJ KOOは「年末思いっ切りフィーバーして、楽しんでもらえたら」と呼びかけた。

ミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」カーテンコール映像

取材・文=Ayano Nishimura 写真=ヒダキトモコ(オフィシャル提供)

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