厳選された話題のクラシック映像を無
料で楽しめる「medici.tv JAPAN」が
スタート　オープン記念に世界の名門
コンクールを特集

2019年12月3日（火）厳選された話題のクラシック映像を無料で楽しめる「medici.tv JAPAN」がスタートした。「medici.tv JAPAN」は、フランスを拠点に、クラシックに特化した映像ストリーミング・サービスをグローバルに展開するmedici.tv（メディチ・ティービー）とエイベックス・クラシックス・インターナショナルが協力して提供するもの。歴史的アーカイヴから最新の海外ライヴや話題の海外コンクールまで、クラシックの魅力を鮮やかな音と映像で配信するという。

「medici.tv JAPAN」サイト

オープンを記念して、12月3日（火）より、今年2019年に行われた世界の名門コンクールを特集。ひとつは、この11月に行われたばかりのロン=ティボー＝クレスパン国際コンクール。日本人コンテスタントの活躍が大きく注目を集め、三浦謙司が第1位、務川慧悟が第2位を受賞した本コンクールピアノ部門の熱きファイナル・ステージのリサイタルとコンチェルトの模様をたっぷりとお届け。さらに、6月に開催された第16回チャイコフスキー国際コンクールのファイナル・ステージを振り返る。こちらもまたピアノ部門で、藤田真央が第2位に輝き、大きな話題を呼んだコンクールだ。

第16回チャイコフスキー国際コンクール

ほか、ラインアップには、マリインスキー劇場と来日中の、medici.tvの顔のひとり、指揮者ヴァレリー・ゲルギエフにフォーカスを当て、今年のライヴから2本。また今年のロン=ティボー＝クレスパンの審査員長を務めたマルタ・アルゲリッチの若き日の秘蔵映像もフィーチャー。そして、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの優勝から今年で10周年を迎えた辻井伸行の演奏からは、2011年にカーネギーホールで行われたリサイタルのライヴ映像を。最新のコンサートからは、今年9月、音楽監督の大野和士が東京都交響楽団を指揮したブルックナーの交響曲第9番。ほか、音楽評論家／ライターとして活躍する5人が綴る「音楽日記」や、ピアニスト辻井伸行のプレミアムな映像を届ける「辻井伸行コンサート日記」などの企画があるという。詳細は、公式ホームページにて。

「辻井伸行コンサート日記」