【BLUE ENCOUNT ライヴレポート】
『B.E. with YOU』
2019年11月20日 at Zepp Tokyo
11月20日と21日、Zepp TokyoにてBLUE ENCOUNTが結成15周年を記念した全国ツアー『B.E. with YOU』の東京公演を開催した。メジャーデビュー前からライヴを行なっていた会場を含む、全国ライヴハウスを回る今ツアー。15年間作り溜めた大切な楽曲たちを引っ提げ、会場ごとにセットリストを変えるなど趣向を凝らした内容で、全国のファンに感謝の気持ちを伝えると同時に、バンドのスキルもさらに向上。東京公演はそんなツアーの意義や成果を見せながら、15年かけて見つけたBLUE ENCOUNTのひとつの答えを見せてくれた。
“このツアーは僕らの15年の歴史を見せるツアーだと思ってます”、そう田邊駿一(Vo&Gu)が語るように、結成15周年を記念してライヴハウスを回った今回の全国ツアー。1曲目「HEART」で会場の熱を上げると、ツアーで鍛え上げた楽曲を次々叩き込む。技術だけでなく、歌や演奏の感情の乗せ方、緩急や押し引きなど、あらゆる面にバンドの成長が見えるし、小さな積み重ねが大きな変化となって伝わってくる。“180パーセントを観るまで帰りません!”と挑発する田邊にフロアーが両手をあげて大合唱で応え、「THANKS」「NEVER ENDING STORY」と続くと、このまま終わってしまうのではないかと錯覚するほどのクライマックス感が広がる。
さらに、“何がやりたいか分からないとよく言われた。でも、自分を信じ続けてきたら、人が信じてくれた。本当にありがとう”と感謝を述べると、「girl」「ギブス」と激しくエモーショナルなだけではない魅力と最新型を見せ、「バッドパラドックス」で思い切り踊らせる。ドラマやアニメで知って、ライヴに初めて来る人も多かったそうだが、より深いところで彼らの音楽を理解し、より彼らが好きになったことだろう。
「Survivor」「#YOLO」「VS」と続く後半戦は、最大限に吠えた「ハウリングダイバー」で本来のクライマックスへと突入し、「だいじょうぶ」に続く本編ラストは急遽、曲変更をして「もっと光を」の大合唱。アンコールでは最新曲「ポラリス」が何度目かのクライマックス感と多幸感を生む。互いを信じ、君と築き上げてきた15年――《君に全てをあげるから》と気持ちいっぱいに歌うこの曲と、180パーセントの盛り上がりで応える観客にひとつの答えを見た。
“このツアーは僕らの15年の歴史を見せるツアーだと思ってます”、そう田邊駿一(Vo&Gu)が語るように、結成15周年を記念してライヴハウスを回った今回の全国ツアー。1曲目「HEART」で会場の熱を上げると、ツアーで鍛え上げた楽曲を次々叩き込む。技術だけでなく、歌や演奏の感情の乗せ方、緩急や押し引きなど、あらゆる面にバンドの成長が見えるし、小さな積み重ねが大きな変化となって伝わってくる。“180パーセントを観るまで帰りません!”と挑発する田邊にフロアーが両手をあげて大合唱で応え、「THANKS」「NEVER ENDING STORY」と続くと、このまま終わってしまうのではないかと錯覚するほどのクライマックス感が広がる。
さらに、“何がやりたいか分からないとよく言われた。でも、自分を信じ続けてきたら、人が信じてくれた。本当にありがとう”と感謝を述べると、「girl」「ギブス」と激しくエモーショナルなだけではない魅力と最新型を見せ、「バッドパラドックス」で思い切り踊らせる。ドラマやアニメで知って、ライヴに初めて来る人も多かったそうだが、より深いところで彼らの音楽を理解し、より彼らが好きになったことだろう。
「Survivor」「#YOLO」「VS」と続く後半戦は、最大限に吠えた「ハウリングダイバー」で本来のクライマックスへと突入し、「だいじょうぶ」に続く本編ラストは急遽、曲変更をして「もっと光を」の大合唱。アンコールでは最新曲「ポラリス」が何度目かのクライマックス感と多幸感を生む。互いを信じ、君と築き上げてきた15年――《君に全てをあげるから》と気持ちいっぱいに歌うこの曲と、180パーセントの盛り上がりで応える観客にひとつの答えを見た。
撮影:浜野カズシ/取材:フジジュン