2年3ヶ月ぶりにワンマンライブ開催決
定。マルチアーティストみゆはんの進

シンガーソングライター、声優、デザイナーなどマルチアーティストとして多方面で活躍する、みゆはん。アニメ主題歌の担当や豪華アーティストとのコラボレーションで日々注目を集める彼女は、2017年の初ワンマンLIVE「よだれまみれ」以降となる2ndLIVE「ざんぱんまみれ」が2020年2月に開催決定。今回は普段の楽曲制作の様子や、およそ2年ぶりとなるライブへの意気込みを語ってもらった。


Interview&Text_Misaki Ito
Photography_Reiji Yamasaki
――ミーティア初登場なので、まずは自己紹介をお願いします。

シンガーソングライターを中心に、声優やデザイナーなどのお仕事もしているみゆはんです。他にもLINEスタンプを作ったり、最近はゲーム実況のYouTubeチャンネルも開設したりしました。
――とても幅広く活動されていますね……! お仕事の幅はどのように広がっていったのでしょうか?

最初はTwitterを人見知り改善のために始めたことがきっかけです。小さい頃から歌が大好きで歌手になりたかったので、Twitterに弾き語りをアップするようになりました。そこから歌手デビューに繋がり、エンディングテーマを担当した『けものフレンズ』で声優のお仕事もいただきました。デザインやゲーム実況に関しては、もともと絵を描くことやゲームをする事が好きだったので始めました。

――創作活動はどのように行っているのか教えてほしいです。

音楽は寝ているときにメロディーが浮かんできて、起きてすぐに録音することが多く、あとはお風呂に入ってる時や歩いてる時ですかね。最近は歌詞から書くこともありますね。時間を決めて創作するのではなく、思いついたときにパッと取り掛かっています。
――歌詞は自分の感じたことを書いていますか? それともどこからかインスピレーションを受けることが多いのでしょうか?

自分の思ったことや体験を歌詞にすることもありますし、誰かの体験談を代弁することも。『ユウナ』は『ファイナルファンタジーX』のユウナというキャラクターから、『輪廻』は『NARUTO -ナルト-』からインスピレーションを受けています。

――輪廻眼の輪廻ってことですね(笑)。音楽以外の創作の時はどのようにしていますか?

アパレルなどのデザインは自分で時間を決めて作業することが多いです。服やLINEスタンプなどの創作は、ファンの方の好みを意識するより、普段自分が使いたいものを作るようにしています。誰かの為にってとても難しいですし、それが合ってるかもわからないので、迷わないように自分がやりたいことをしています。特別に参考にしているアーティストなどもいなくて、インターネットや普段の生活でいろんなものに触れて、いいなと思ったものから影響を受けています。ごちゃごちゃしたデザインとか、ちょっと変わっているものに惹かれることが多いです。

――創作時のこだわりはありますか? また、行き詰まることはあるのでしょうか?

自分のやりたいようにすることが一番です! あえて全ての作品に通じるようなこだわりは作っていなくて、一つひとつをテーマに合わせて仕上げるようにしていますね。行き詰ることはよくあります(笑)。何もないところから産み出さなきゃいけないから、なかなか思いつかないこともあって、そういったときは寝るかゲームをします。一点に集中しすぎちゃうと、視野が狭くなってしまうので……。一旦好きなことをすることでリセットしています。
――様々なことに挑戦して活躍の場を広げていますが、今後やってみたいことはありますか?

楽曲提供をしたいですね。可愛い女の子に毒のある曲を歌わせたいです(笑)。

――ギャップがすごそうですね(笑)。今までにはミュージックビデオのプロデュースをしたり、アルバム『闇鍋』では色々な人とコラボレーションもされていますよね。

コラボレーションさせていただくときは、実際に会って自分がやりたいことを伝えつつ、相手の意見も混ぜ混ぜしています(笑)。今まで2曲ほどコラボしたTHE BACK HORNの菅波栄純さんは、「みゆはん」という人物を分析してくださったみたいで。「みゆはんってこんな風に見られているんだ」という新しい発見もあって、とても勉強になりました。

――2020年2月に開催される2nd LIVEについてもお伺いしたいのですが、2017年に開催された前回の初ライブから進化したところはありますか?

1回目のライブを見返すと、反省点がいっぱいあって。まずはMCを進化させたいと思っています。前回のライブではステージ上に自分の部屋を再現したんです。自分の部屋のものをライブ会場にトラックで持ち込みました。MCではコタツに入って、スクリーンにツイートが映し出されるようにしつつ、Twitter上でやりとりをして(笑)。だから今回は、ちゃんとみんなに向かって話せたらいいなと思っています。演出としては、キッチンを用意して料理をしようかなと! 
――ライブで料理をするなんて斬新ですね! どうしてキッチンを…?

ファンのみんなの中で私の料理下手が定着していて(笑)。ちゃんとやればできるぞっていうのを見せたくて、キッチンにしました。前回のライブは自分の部屋を再現した「1R(ワンルーム)」だったので、今回はキッチンがついた「1K」です(笑)。もちろん、歌やパフォーマンスのクオリティも上げられるように練習中です。MC中はふざけちゃうので、歌はかっこよくミスなくやり遂げたいですね。

――「1R」から「1K」に部屋のグレードが上がったということですね……! どのようなライブに仕上げたいですか?

ただのライブでは終わらせたくないです。ライブが終わった後に「かっこよかった」だけではなく、「みゆはんのライブ、めちゃくちゃおもしろかったな」と言われるようにしたくて。1曲1曲ではなく、ライブ全体で1つの作品に仕上げたいと思っています。小学生からおじいちゃんまで幅広くいろんな人に来てもらえたら嬉しいです。

――最後に、今後の展望があったら教えてください!

今を楽しめていたらいいなと思うので、まずは常に目の前のことを全力でやっていきたいです。「シンガーソングライター」や「デザイナー」などの肩書きにとらわれず、ずっと「みゆはん」を続けていきたいですね。
みゆはんワンマンライブ「ざんぱんまみれ」
2020年2月22日(土)
開場17:00/開演18:00
@ 東京・EX THEATER ROPPONGI
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2年3ヶ月ぶりにワンマンライブ開催決定。マルチアーティストみゆはんの進化はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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