LINE MUSIC プレイリスト 『不屈のレ
イヴ魂を聴け!!』

ミーティア×LINE MUSICプレイリスト公
開中

ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画更新中! 毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今週のテーマは「不屈のレイヴ魂を聴け!!」。パリピと誹られる分には何とも思わなくなりましたが、事実を歪曲することは良くないと思います(何か見た)。ダンスミュージックもクラブも、というかナイトカルチャーは人が活きる上で不可欠と思います。いや本当に。決して何かに反抗したいわけではなありませんが、今こそレイヴな曲を集めて広く知らしめる時ではないかと。というわけで、無差別級ジャンルレスダンスミュージックを詰め合わせました。


Carpainter 『O.V.E.R feat. Utae』

東京を拠点に活動する気鋭コレクティブ「TREKKIE TRAX」。2012年に発足以来いつだって彼らはクリティカルですが、作品の強度も増すばかり。「あらゆるジャンルのクラブミュージックを世界へ発信する」ことを目的に掲げる彼らは、その通り常に射程の長い曲を作り続けてきました。Carpainterの新譜『Future Legacy』は、海外に目を向けるだけでなく、国内で醸成されたテクノ観も踏襲しています。ノスタルジーにして新境地。傑作です。

Seiho 『Wareru feat.5lack』
今年のMVP候補のひとり、Seiho。今年リリースした曲は漏れなく最大級の賛辞を受けてしかるべきクオリティだと思います。「I Feel Tired Everyday」、「I Lost Myself in His Car」と来て、5lackとの共作「Wareru」。この流れは神がかってましたねぇ。パフォーマンスとしても、ライブ・DJ共に大車輪の活躍でした。


MGMT – Kids (Soulwax Remix)

2008年にリリースされた、MGMTの「Kids (Soulwax Remix) 」。言わずと知れたアンセム級の原曲を料理したのは、2manydjsを中心としたベルギーのバンド“Soulwax”。ゼロ年代に骨の髄までしゃぶり尽くされたように見えたエレクトロも、今聞くと新鮮さと驚きをもって解釈できます。というより、この曲の先見性が白眉です。まるで90年代リヴァイヴァルが後に起きることを見越して作られたような曲ではありませんか?

The Chemical Brothers 『Hey Boy Hey Girl (Kink Extended Remix)』
今年発売から20周年を迎え、間もなくデラックスイシュー盤が発売される不屈の名作『Surrender』。本作に収録されている「Hey Boy Hey Girl」を、ブルガリアの鬼才KinkがRemix。…どうです? 上の「Kids(Soulwax)」と共振するような印象を受けませんか? 11年の時を超え、サイクルが回ったスケールを感じます。しかし『Surrender』、発売から20周年なんですね。“ポケモン金銀とタメ”と考えると、なんだか身近な気がしてきます。


パソコン音楽クラブ 『Air Waves
ネットレーベル「MALTINE RECORDS」発、2人組ユニット“パソコン音楽クラブ”。今年リリースされた彼らのセカンドアルバム『Night Flow』は、2019年を代表する名盤であります。個人的な見解で恐縮ですが、ネットレーベルを通ってこなかった大人のリスナーにこそ、彼らの音楽は刺さるのではないでしょうか。具体的に言うと、Over 30ぐらい。Underworld周辺がお好きなあなたにこそおススメしたいです。特にこの「Night Waves」は、まさしくUnderworldの「Born Slippy(Movie Ver.)」を彷彿します。


Dog Blood 『TURN OFF THE LIGHTS』

SkrillexとBoys Noizeによるスーパーデュオ、Dog Blood。両者共に様々なビーツを駆使できるプロデューサーですが、4つ打ちのトラックが最も輝いているように思います。この曲と、同じEPに収録されている「KOKOE」でどちらを選択するかで迷いました。何せどちらも大変レイヴっぽいのでね。日本のレイヴ観で言うと、こっち(TURN OFF THE LIGHTS)かなと。

『不屈のレイヴ魂を聴け!!』、続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。

今回のプレイリスト、順番にも大変こだわっておりまして、上から順番に聞いていくと何となく起承転結を感じられると思います。Aphex Twinの「Xtal」とジェイムス・ブレイクの「CMYK」で畳みかけるのがポイントです。自分で言っちゃいますよ。

MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト 「不屈のレイヴ魂を聴け!!」

LINE MUSIC プレイリスト 『不屈のレイヴ魂を聴け!!』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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