首振りDolls × Hits、KNZ

首振りDolls × Hits、KNZ

首振りDolls、gremlinsと
“ロックTシャツ限定ギグ”を開催!
マンスリーインタビュー第10弾で
Hits、KNZと鼎談を実施

ミステリアスさが
守れている人ってすごい(KNZ)

――ジョニーは直接は会いたくないんでしょ?
ジョニー:う〜ん、会えるならもちろん会いたいけど、なんていうか、勿体無いというか、おこがましいというか。でもね、本音を言えば、やっぱり会いたい! メイクした状態だったらやっぱり会いたい! 普段着とかのメンバーには……会いたくないかな(笑)。
KNZ:あははは。分かる〜! めちゃくちゃ分かる〜(笑)。あの衣装込みでKISSだもんなぁ〜。俺ね、まだそこまでハロウィンが今みたいに盛り上がる前に、友達と盛り上がってKISSのコスプレとかしてハードロックカフェとか言ったもん! 7、8年前。もちろん、俺はジーン・シモンズだったけどね(笑)!
ジョニー:いいなぁ〜。俺はコスプレするならエース・フレーリーがいい!
KNZ:おっ! いいねぇ! いつのエース?
ジョニー:今のエースでもいいですけど、1976年とか1977年あたりのエースになりたいです!
KNZ:あーそうねぇ〜、エースと言えば、『地獄の軍団 Destroyer』か『Love Gun』のときが最高だもんね。
ジョニー:ですね! 一番エースがエースらしいというか。
KNZ:そそそ。ある意味黄金期だよね!
ナオ:すごい。話に花が咲いてる!
Hits:咲いてるね〜(笑)。
KNZ:てかさ、いつか本気のKISSのコピバンしようよ!
ジョニー:いいですね! やりたいです!
ナオ:やりたいっ!

――めちゃくちゃ意気投合してるね(笑)。ちょっと、ショーン。おとなしくしてるけど、何か質問してみて。
ショーン:はっ。やっぱり来ちゃいましたか、その時間………………。あの、ちょっと…。あーーー。
Hits:え!? あんなにガンガン攻めるベース弾くのに、普段そんな感じなの!?
ショーン:喋るの苦手なんですよぉ…………。
KNZ:あははは。面白いね、首振りDolls(笑)。
ショーン:ちょっと時間かかるんで、先に進めといて下さい!
Hits:あははは。何それ!(笑)

――ジョニーも何か質問してみては?
ジョニー:あ、え、あぁ。
Hits:あははは。なんでいきなりシャイになるの!? (笑) 緊張しないで。なんでも聞いて。
ジョニー:あ、はい。あの…寒くなってきましたね。
Hits:えっ!? あ、はい。さ、寒くなってきましたね(笑)。何それ!
KNZ:でもね、たしかに急に寒くなってきたよね!

――乗っかるのね、その話に(笑)。
KNZ:乗っかっちゃったねぇ〜、まんまと(笑)。ホント、最近今年初の暖房付けたからね! 
ナオ:東京の方があったかい気がします。
KNZ:本当? 九州の冬はそんなに寒くないんじゃないの?
ナオ:いや、冬めっちゃ寒いんですよ。
ジョニー:でも、東京の冬をまだ体験してないから分からないよね。
Hits:あれ? まだ出てきたばっかり?
ナオ:はい。まだ半年経ってないです。
KNZ:お〜、そうなんだ! 東京の寒さはね、基本すきま風だから!
ナオ:ビル風?
KNZ:俺は生まれも育ちも東京なんだけど、ビル風が半端ないから、それで体感的に寒いんだよね。それでいうと、俺は北海道とかの方が寒くないなって思ったもん。
首振りDolls一同:へぇ〜〜〜。
Hits:俺は仙台だけど、そこまで極寒ではないからね。
KNZ:だよね。東北の寒さではあるけど、そこまで東京都変わらないもんね。
Hits:うん。変わんないね。みんな北九州?
ショーン:俺だけ宮崎です。
ジョニー:宮崎は雪降らないでしょ?
ショーン:降らない。

――椰子の木もあるしね。
ショーン:椰子の木ありますね〜。でも、冬は普通に寒いです。
Hits&KNZ:そうだよなぁ〜。寒いよなぁ〜。冬だもんな(笑)。
ショーン:はい!
一同:(爆笑)

――で、ショーン質問は?
ショーン:げっ。逃れられたと思ったのに…………。ジョニーさん、どうぞ。
ジョニー:え!? また俺!? あ、あの『ジョーカー』見ましたか?
Hits:俺、見に行ったんだよね〜。
KNZ:俺はまだ見れてないんだよね。今年はなんかバタバタしてて映画全然見れてない。
Hits:ただ、あのエンディングを次に何処に繋げていくかで、映画の見方が変わるなぁと思ったんだよね。『ダークナイト』に繋げるのか、『バッドマン』に繋げるのかで変わってくるなと。意味が変わってくる気がするな。

――ジョーカーは生まれつきの悪であって欲しかったっていう意見もあるみたいね。人間味があり過ぎるってとこでの賛否があるみたいで。
Hits:あ〜、なんかそうみたいね。
KNZ:まぁ、その賛否の否の気持ちは分からんでもないけどね。バンドもそういうとこない? すごく激しいサウンドが好きでハマったのに、売れだしたら、いきなり優しい曲とかバラードばっかやりだしちゃうみたいなのだと、なんかちょっとショックだもんね。

――みんなは憧れのアーティストの人間っぽいところを見たくないタイプ? 個人的には、メタルバンドのバラードには、逆にどうしようもなく愛しさを感じてしまうんだけど。
ジョニー:あーそれも分かる!
KNZ:まぁ俺も、それも分かる。例えば、KISSにはバラードはいいけど、速弾きはやって欲しくないとかね。
ナオ:なるほど。たしかにバンドによりますよね。俺もKISSの速弾きは聴きたくないかも!(笑)
KNZ:でしょ(笑)。“速い速い! もっと転がって!”って言いたくなっちゃうと思う(笑)。印象なのかな? なんかさ、多分、求めてないことをやられちゃうと、辞めて〜って言いたくなっちゃうかな。それって、音楽とか映画とかに限らず、純粋に人間にも当て嵌まることでもあるかもね。こういう人だと思ってたのに、接したら案外違った!みたいなのとかさ。
ナオ:ギャップみたいなのってありますよね。
KNZ:そう。まぁ、そのギャップを残念に思うこともあるし、そのギャップに萌えることもあるしね。昔は俺たちも結構イメージ作ってたりしたもんね(笑)。
Hits:あははは。最初はしてたねぇ〜。
KNZ:でも、今なんか穴だらけ。
一同:(大爆笑)
Hits:服着てるけど丸裸、みたいなね(笑)。それがだんだん楽になってきちゃうしね(笑)。
KNZ:勝手に出ちゃった(笑)。自分が理想としていたミステリアスさ的なところは保ててないね。
ナオ:お〜。ミステリアスで居る大切さみたいな話ですね。すごく興味深いです!
Hits:ん〜そうねぇ。でも、ミステリアスで居るということは、オンとオフのスイッチが必要だと思うんだよね。最初はあったの、その2つのスイッチが。でもね、なんかいつの間にかそのスイッチが…………一個になっちゃったの。

――あははは。なっちゃったの………って(笑)。意図せずに?
Hits:そう。常にオンでもあるし、常にオフでもあるし。なんていうのかなぁ。無意識に。
KNZ:まぁね、たしかに時代もあるよね。インスタとかSNSが出来ちゃってから、どうしてもそのスイッチのオンオフが難しくなっちゃったよね。ピアスいっぱいで、あんまり喋らなくて、奇怪な印象のステージ上のHitsが好きな人もいれば、素顔のHitsが好きな人も居るだろうからね。でも、ステージ上や、普段のつぶやきや、いろんなイメージがあるだろうから、そこからみんないろいろと自分の理想のHitsや俺を作り上げてくれているんだろうしね。
Hits:そうだね。それでいいのかなって思ってる。もうなんか今更自分のキャラクター作りとかは考えてないというか。もう知っちゃったよね?(笑) みたいな感じ。ありのままでいいのかなって思うようにもなって。
KNZ:だから、ミステリアスさが守れている人ってすごいなって思う。本当に。でも、人間だからね。自然と滲み出ちゃうと思う。そこがあるからこそ好きになれるってのもあるしね。けど、個人的に、ミステリアスさが守れなかった人間としては、憧れるけどね、ミステリアスさが守れている人。
ナオ:そうですね。俺もミステリアスで居たかったんですけどね………。もうダメですね(笑)。ステージでは“おら、クソガキども!”って言っちゃってんですけど、普段そのテンションで生きる自信がないです(笑)。ステージ上では先輩とかにも平気で言えちゃうんですけどね(笑)。それに、Twitterとかも昔はちょっとミステリアスなこと言ってたんですけど、もうやっぱり最近ダメです(笑)。穴だらけです、私も(笑)。酔っ払って道路で寝ちゃってたりしてるのを友達にTwitterでアップされちゃったりすると、もう無理〜って感じで(笑)。

OKMusic編集部

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