マイケル・モンロー「80年代のグラム
・メタル・バンドと一緒にされるのは
恥ずかしい」

ハノイ・ロックスは、80年代のグラム・メタル/ヘア・メタル・シーンに大きな影響を与えたと考えられているが、マイケル・モンローは彼らと一緒にされたくないそうだ。
『2Fast2Die』のインタビューで、そう認識されているのは喜ばしいか、それとも関連付けられるのは嫌かと問われたモンローはこう話した。「まあ、認められるのはいつだっていいことだよ(笑)。でも、あれらのバンドの大半がピントが外れているってとこには苛立つ。あいつらは、音楽よりヘアやパーティーに夢中だっただろ。俺には音楽と言動のほうがより重要だった。パーティーやったり、愚か者のように振る舞うのは誰だってできる。あの中には何百万枚もレコード売ったバンドがたくさんいるが、あいつらは能無しみたいに振る舞っていたし、本物のロッカーの名を汚した。俺もその1人だと思われていたとしたら、恥ずかしい」

「俺は、年中グルーピーと一緒だったわけじゃない。あのシーンに入り込んでたわけでもない。フィンランドで育ったから、俺のメンタリティは違うんだと思う。俺は、あの自惚れた偽物のロックンロールにのめり込んだことはない。俺は、あの偽のロックンロールが大ヒットし、人々があれを本物のロックンロールだと思っているなんて犯罪だと思う」

マイケル・モンローは先月、9枚目のソロ・アルバムとなる『One Man Gang』をリリース。来月には日本ツアーを行なう。大阪(12月2日)、東京(3、4日)、名古屋(6日)でパフォーマンスする。
Ako Suzuki

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