大竹しのぶ、日本演劇史不朽の名作『
女の一生』主演に決定、杉村春子が演
じた布引けい役に

2020年10月18日(日)から27日(火)まで京都・南座、2020年10月31日(土)から11月26日(木)まで東京・新橋演舞場にて、舞台『女の一生』の上演が発表され、主人公の布引けい役が大竹しのぶに決定した。
『女の一生』は昭和20年4月終戦直前に森本薫が文学座に書き下ろし、杉村春子が生涯に947回にわたって主人公の布引けいを演じ続けた作品。各場面ごとに主人公のけいが成長しながら明治・大正・昭和の時代を生き抜く姿は、まさに日本が激動の三時代を歩んで来た姿と重なり、人々の共感を呼びながら繰り返し上演されている日本演劇史不朽の名作。
大竹しのぶは過去にも杉村春子が演じた『欲望という名の電車』ブランチ役や『日の浦姫物語』日の浦姫役も演じており、今回も満を持して取り組む舞台となっている。
大竹しのぶコメント
役者にとって、一つの役を演じ続けることができるのは幸せなことです。何度でも、何度でも、より深く、より良くなるチャンスを与えられているのですから。
が、何度もやる為には、その役が強い支持を得られなければなりません。
杉村春子さんは、そんな強い支持を受けられてきた、ただ一人の女優さんなのではないでしょうか。
そして今度、この役を大好きな演舞場で、初めて立つ素晴らしい南座で、私が演じることになりました。
杉村さんが長い間大事にしてきた、けいの魅力をきちんと理解し、表現できるように誠実に一生懸命演じてゆきます。頑張ります。

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