【ビッケブランカ ライヴレポート】
『Vickeblanka Ca Va Tour』
2019年10月25日 at Zepp Tokyo
ビッケブランカの存在をさらに多くの人にアピールしたヒットシングル「Ca Va?」をタイトルに掲げ、東名阪のZeppを回った『Vickeblanka Ca Va Tour』は全公演がソールドアウト! 止まるところを知らないビッケブランカの勢いを印象付けた。10月25日に開催されたファイナルとなる東京公演では、12月から3カ月連続でシングルを配信リリースすることに加え、来年4月から全国ツアー『Le Tour De 2020』を開催することが発表された。
「Ca Va?」のシンガロングで始まって「Ca Va?」のシンガロングで終わった約2時間の中に、ギターロックの「Black Rover」からDJセットで披露したEDM調の新曲まで多彩なレパートリーを散りばめ、“ピアノポップ”のひと言では収まり切らない可能性をアピール。ビッケブランカのライヴならではと言える、いつも通りのアンセミックでピースフルな展開を踏襲しながら、型通りでは面白くないと思ったのか、バラードの「まっしろ」をじっくりと聴かせ、そこから一転、“さぁ後半戦、さらに盛り上がるぞ”とばかりに演奏した「Winter Beat」では、身長よりも高いところに作ったDJブースの上で歌うという演出も披露。そこからつなげた「Slave Of Love」「ウララ」、そしてラストを飾ったこの日2度目の「Ca Va?」では、“鯖”の形をした風船が客席に投げ込まれるというサプライズもあり、まさに“尻尾の先まで”オーディエンスを楽しませる演出で大いに盛り上がった。
本編終了後のアンコールでは、オーディエンスのリクエストを受け未音源化の「かたうた」をフル尺で歌唱、それでも鳴り止まない拍手に応えるかたちで行なったダブルアンコールでは、12月4日に配信リリースする新曲「白熊」も初披露! 来年の春に開催する東名阪ホール公演を含む全国ツアーではショーとしての完成度が上がることは間違いないが、この日のビッケブランカを観る限り、予想を超えるライヴを展開してくれるに違いない。そんな期待に今からワクワクが止まらない。
「Ca Va?」のシンガロングで始まって「Ca Va?」のシンガロングで終わった約2時間の中に、ギターロックの「Black Rover」からDJセットで披露したEDM調の新曲まで多彩なレパートリーを散りばめ、“ピアノポップ”のひと言では収まり切らない可能性をアピール。ビッケブランカのライヴならではと言える、いつも通りのアンセミックでピースフルな展開を踏襲しながら、型通りでは面白くないと思ったのか、バラードの「まっしろ」をじっくりと聴かせ、そこから一転、“さぁ後半戦、さらに盛り上がるぞ”とばかりに演奏した「Winter Beat」では、身長よりも高いところに作ったDJブースの上で歌うという演出も披露。そこからつなげた「Slave Of Love」「ウララ」、そしてラストを飾ったこの日2度目の「Ca Va?」では、“鯖”の形をした風船が客席に投げ込まれるというサプライズもあり、まさに“尻尾の先まで”オーディエンスを楽しませる演出で大いに盛り上がった。
本編終了後のアンコールでは、オーディエンスのリクエストを受け未音源化の「かたうた」をフル尺で歌唱、それでも鳴り止まない拍手に応えるかたちで行なったダブルアンコールでは、12月4日に配信リリースする新曲「白熊」も初披露! 来年の春に開催する東名阪ホール公演を含む全国ツアーではショーとしての完成度が上がることは間違いないが、この日のビッケブランカを観る限り、予想を超えるライヴを展開してくれるに違いない。そんな期待に今からワクワクが止まらない。
撮影:Taku Fujii/取材:山口智男