雨のパレード福永浩平の漫画deトラン
ス vol.1『鬼滅の刃』
雨のパレード・福永浩平、好きな漫画に
ついて語りまくりたい!!!
僕は幼い頃から漫画が大好きで、今でも漫画好きの友達とは平気で数時間も語り合ってしまいます。ライブ終わりの楽屋でも漫画の話、打ち上げでも漫画の話。朝になってみんなが寝落ちしてもまだ漫画について喋っているくらい、漫画が好きです。それを何かしら発信できる場はないかとスタッフと雑談していたところ、今回感度の高いミーティアさんにこうした機会をつくっていただき、ただひたすらに漫画について語りまくるという“神連載”がスタートしました! ミーティアさんありがとう!(笑)
マンガとの出会い
またある時母は、『ONE PIECE』の21巻と22巻だけを買って来たこともありました(笑)。「アラバスタ編」の、2冊で表紙が完成する巻ですね。これも読んで、よくわからないけど面白く感じて、1巻から買い揃えました。母は『NARUTO-ナルト-』も『ONE PIECE』も本屋で平積みされて派手に展開されていたから、これを買って帰れば僕が喜ぶと思ったのかもしれないですね(笑)。僕はひとりっ子だったから。
『NARUTO-ナルト-』と『ONE PIECE』を集めたことをきっかけに、「ジャンプに掲載されているすべての漫画の連載に追いつく」という目標ができました。そうして本格的に漫画好きになっていきました。
この時期のジャンプって、めちゃくちゃ黄金期だったんですよ。『NARUTO-ナルト-』や『ONE PIECE』以外にも、『BLEACH』『ボボボーボ・ボーボボ』『遊☆戯☆王』『ピューと吹く!ジャガー』『D.Gray-man』『ムヒョロジ』(ムヒョとロージーの魔法律相談事務所)『アイシールド21』などなど……。隅から隅まで面白い漫画だらけ。なにしろ『シャーマンキング』のような素晴らしい漫画ですら打ち切られるような時代ですからね。相当な競争です。漫画愛が深まった結果、鹿児島の実家の本棚は、700冊のコミックスで埋まることになりました。
ジャンプ好きから派生して、他の漫画雑誌も読むようになりました。マガジンなら『RAVE』が特に好きだったし、サンデーなら『金色のガッシュ!!』。『バガボンド』や『リアル』のような青年寄りの作品も好きだし、浅野いにおさんや古谷実さん、つげ義春さんなども好きです。
あの時僕を支えてくれたのはマンガだっ
た
ちょうど両親の離婚などがあった時期に漫画に出会ったのですが、あの時僕を支えてくれたのは漫画だったんですよね。
漫画では知識も学ぶことができるし、笑いも愛もそこにある。僕にとって漫画は、非常にパーソナルで大事なモノなんです。
偏愛マンガ vol.1:『鬼滅の刃』
あらすじ 1〜17巻が発売中(2019年11月1日現在) 時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす悲しき兄妹の物語が、今、始まるーー! (『鬼滅の刃』公式ポータルサイトより引用)
鬼になってしまった妹には、まだ人間の意識が残っていました。妹を必死に守ろうとするうち、炭治郎は素質を見出され鬼殺隊に入ることになります。そうして鬼狩りの道に進んでいく。妹を守りながら妹を人間に戻すために戦う、というのが大きなストーリーです。
雨のパレード福永浩平の漫画deトランス vol.1『鬼滅の刃』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。