LINE MUSIC プレイリスト『音楽とい
う名のエナジードリンク』

ミーティア×LINE MUSICプレイリスト、
続々更新中!

ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画が更新中! 毎週様々なテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今回のテーマは「音楽という名のエナジードリンク」。時に音楽は劇薬になり得ます。チープな表現に聞こえるかもしれませんが、どんな直接的な言葉よりも効果をもたらす場面を何度も見聞きしました。個人的にも音楽には幾度となく救われております。さながら精神のエナジードリンク。フィジカル用のエナジードリンクも併用すればもはや無敵。健やかに生きましょう。でも本当にヤバいときは速やかに逃げましょう。「私は今が踏ん張り時なんだ!」というあなたに、このプレイリストを。

blue / The Super Ball

ラジオを聴きながら何かの作業をすることがあります。その時の心理状態とバッチリ一致する曲に出会えるのがこの媒体の素晴らしいところでして、The Super Ballの「Blue」ともそのようにして出会いました。ジャジーで横揺れなプロダクションでありながら、バチバチに熱い歌詞。涼しげなサウンドとのアンビバレンスが耳を引きます。心底落ち込んでいた時期にラジオからこの曲が流れてきたもので、作業を中断して聴き入ってしまいました。なお、同曲が収録されている、The Super Ball通算3枚目のアルバム『プレーンバニラ』が11月20日にリリースされます。

Love Yourself / ピョートル(Vo. J R
Price)

「2019年のベストアニメは何か?」と聞かれれば、迷わず『キャロル&チューズデイ』と答えます。過去の偉大な作品群と比較しても引けを取らない、素晴らしい名作。金字塔的ガール・ミーツ・ガール音楽アニメ。どれだけ褒めちぎってもまだ足りない。関わったミュージシャンも国内外から辣腕がそろい踏みです。Flying LotusにThundercat、Nulbarichにyahyel、Leo今井…。ここではすこぶるポジティブな「Love Yourself」をピックアップします。この曲はシンガーソングライターのG.Rinaによってプロデュースされました。

形而上学的、魔法 / でんぱ組.inc

2010年代のアイドル戦国時代における歴戦の猛者、でんぱ組.inc。彼女たちが今年「形而上学的、魔法」で作詞作曲に抜擢したのが、16歳のシンガーソングライター諭吉佳作/menでありました。圧倒的な語彙と言語感覚、そして楽曲を一聴して分かる抜群の音楽センス。高校生にしてパラメーターが振り切っております。本人にその意図があるかはさておき、この曲には「キャッチャー・イン・ザ・ライ」的なものを感じました。アブストラクトに羅列された言葉の中に、普遍的なティーンの反抗が見えるような…。聴いていて心がメラメラします。

Same Thing (feat. Superorganism) /
星野源

星野源が新EP『Same Thing』をリリースしました。言うまでもなく彼は天才ですが、本作でも例に漏れず次元の違うサウンドが鳴っています。Superorganismにトム・ミッシュなど、海外の第一線級のアーティストを引っ張ってきて制作された本作は、シンプルに素晴らしい。外野が聴いても“限りなく対等な関係”で作られたと感じられるほど、音に正当性があります。たとえば表題曲の「Same Thing」は、Superorganismのフロントマンである野口オロノのエキセントリックさが折衷されており、破天荒な多幸感が生まれております。リリース以来、個人的にもこのEPからは本当に元気をもらっていますね。

ボーイズ&ガールズ / ASIAN KUNG-FU G
ENERATION

今年のフジロック以降、いかに自分がASIAN KUNG-FU GENERATIONによって生かされているのかを思い知っております。我々20代後半の多くにとって、アジカンは限りなく音楽への入り口に近い存在であります。ロックの何たるかをGotchに学んだし、思春期の鬱屈にも付き合ってもらいました。言うならば師であり、年の離れた兄のような存在。そんなバンドに「ボーイズ&ガールズ」のような人生賛歌を歌われたらもうおしまいですよ。どうしようもない閉塞感に苛まれたとき、心が自然と求めてしまう。そんな曲です。

With You / Safeplanet

台風の影響により、惜しくも中止になってしまった「朝霧JAM 2019」。色々楽しみはありましたが、中でも本当に心待ちにしていたのがSafeplanetのライブ。今年の頭ぐらいにアジアのバンドを掘っていたら偶然見つけたのですけども、一撃で心を鷲掴みされました。全編にわたってタイ語で歌われる良質インディー・ポップ。恥ずかしながら全く造詣のない言語なので、歌詞の内容は理解できないのですが、言葉の壁を超えて喰らいました。調べた限りでは英訳もなかったのですが、近い将来世界中が彼らを発見するでしょう。

「音楽という名のエナジードリンク」、
続きは続きはLINE MUSICで!

今回のプレイリスト、みなさんにエナジーをもたらすことは出来たでしょうか? 色々辛い日もありますけども、音楽はいつも我々の近くにあるのが素晴らしいですね。本当、いつもお世話になってます。明日もどうぞよろしく。

今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。記事内でご紹介した7曲以外にもおすすめの楽曲を全15曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!

MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト 「音楽という名のエナジードリンク」

LINE MUSIC プレイリスト『音楽という名のエナジードリンク』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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