【ADDICTION インタビュー】
いつでも側にいて癒す、
空のような存在でありたい
それぞれの夢への想いを書いたら
驚くほど統一感があったんです
あはは。そして、もう1曲「Destiny」はまたタイプの異なる楽曲ですね。この曲の作詞はどなたがされたのでしょうか?
MYUJI
僕が作詞と振り付けを担当しました。これは音楽を女性に例えて、僕たちと音楽は離れられない運命だというメッセージを込めているんです。大人っぽいセクシーなダンスになっているので注目してもらいたいですね。さらに、曲の中で“引力”というワードを使っていて、引っ張られるような振り付けになっているんですよ。
ASCH
最初にこの曲を聴いた時、2曲ともタイプがまったく違うので、ライヴですごくカッコ付けられる曲だと思ったんです。
TAKT
僕はMYUJIさんの作る曲のファンなので、“これはやったな”と思いましたね(笑)。
MYUJI
TAKTはラップのパートで歌わないのに、いつも口ずさんでくれるんですよ。そこで気に入ってもらえていることが分かって嬉しいんです。
TAKT
先ほどJOSHUAも言っていましたが、すごくアーティスティックなリリックを書くんです。言葉の使い方もすごく妖艶で、世界観を作るのが上手いなって感心するんです。
K.B
何目線なんだよ(笑)。
TAKT
ファン目線です(笑)。
じゃあ、JOSHUAくんとTAKTくんは推しが同じMYUJIさんなんですね。
TAKT
いや、僕の推しはJOSHUAです! かわいい子が好きなので!
MYUJI
なんだよ、それ!(笑)
JOSHUA
僕はMYUJIさん推しです(笑)。
あはは。
K.B
僕はこの歌詞を読んだ時、“引力”という言葉で音楽と自分たちに重ねるところがすごいって思ったんです。確かに、毎日何をしていても音楽のことを考えてしまいますし、音楽さえあれば生きていけるというのも分かるので、“運命”という言葉がぴったりだって思ったんですよね。この曲のように、自分たちが思ったことを素直に等身大で表現していきたいと思っています。
5人で作詞した曲はどの曲になりますか?
MYUJI
「Rainbow」という曲です。この曲はバラードなんですが、それぞれにパートが渡されて、そこにみんなが思うことをそれぞれ書いていきました。
ASCH
“夢”というキーワードがあったにせよ、5人の歌詞に統一感があったことはすごく嬉しかったですね。これまでいろんなことがあって、挫折したり、上手くいかないことがあったりしたメンバーが集まっているので、みんなで同じ気持ちを共有しているんです。それが良いかたちで真っ直ぐに表現できた曲になったと思います。
JOSHUA
メンバーの歌詞をそれぞれ読んだ時に、みんなの抱く夢に対する想いを初めて知ることができたんです。僕にとってもすごく良い機会になりました。
TAKT
自分たちが本音で書いたからこそ伝わる曲になったと思います。
ありがとうございました。では、最後にみなさんの未来のビジョンを聞かせてください。
MYUJI
僕たちは決して特別な人間ではないんです。ただ好きで続けてきたことが、ちゃんとかたちになってメジャーデビューを掴んだので、僕らを見た人たちに、辛いこともあるかもしれないけど好きなことを続ける大切さを感じてもらえたら嬉しいです。
TAKT
今、MYUJIさんが言った通り、僕たちを見て“頑張ろう!”って思ってもらえたらいいなと感じています。メンバーがやりたいことを突き詰めた時、それが大きな爆発力になることをこれから証明していきたいですね。
ASCH
毎年、インドネシアでもライヴをさせてもらっているんですが、今後はもっといろんな場所に行って、いろんな挑戦をしたいと思っています。
JOSHUA
5人でしかできない音楽を発信し続けて、いろんな人に自分たちが抱いたメッセージを届けていけるようなアーティストになりたいです。
K.B
僕たちは心に響くような歌を歌っていきたいんです。そのためにも人間力も向上させて、いろんな人たちにパワーを与えられるようなグループに成長していけたらと思っています。
取材:吉田可奈