BiS 混沌の中、一心不乱に舞台で踊る
ひた向きなアイドル
何度も蘇るゾンビのようなグループBiS
が3度目のスタート
人気投票でグループをBiS1st/BiS2ndに分ける「BiS.LEAGUE」を導入した2期BiSが解散後、 第3期BiSオーディションを経て新たなスタートラインに立ったBiS。8月にはデビューアルバム「Brand-new idol Society」をリリースしました。しかし発売直前にマナコ・チー・マナコが脱退。その後、10月1日に新メンバーのズズ・デスが加入しましたが、10月7日に家庭の事情により脱退が発表されました。
揺れ動くBiSですが、11月20日はメジャーファーストシングルのリリースが決定しています。
BiSとは?
事務所は人気絶頂のBiSHや、GANG PARADE 、10月22日にデビューアルバムのリリースを控えるCARRY LOOSEらが所属するWACK。
また、WACKには合宿オーディションという過酷なオーディションが行われており、その様子を収めたドキュメンタリー映画が11月1日から公開されます。
BiS自体は過去に2度解散しており、今回は第3期となります。プールイ(1期)、ファーストサマーウイカ(1期)、ももらんど(2期)などのメンバーが在籍。樹海を全裸で走るMVといった過激な商法で世間を賑わせていました。
現在のBiSメンバー
トギー
イトー・ムセンシティ部
チャントモンキー
ネオ・トゥリーズ
実は3期BiSにはダンス経験者がいません。
ダンスの振り付けは振付師にお願いするのではなく、メンバー自身が考えてBiSのダンスを作り上げています。彼女たちの目指すダンスの方向性として「今までに見たことないような動きを入れる」というのが1つのポイントになっており、”STUPiD”という曲では組み体操の振りを取り入れていたり、”thousand crickets”ではラジオ体操のような動きをしたり、ヘドバンを導入したりと、DIY的で個性を感じます。
死と誕生を繰り返すBiSが一本目に公開した動画が下記の映像です。
どうやらゾンビのおでまし- 無修正ver
/ BiS 新生アイドル研究会
サビで歌われている”行かなくちゃ”というフレーズは1期、2期でも使われており、三度目の正直という強い気持ちで歌われているのではないかと推測します。ストリングスを導入したサウンドは煌びやかですが端々にロックテイストがあってBiSらしさがあります。MV中のゴミ山で歌う彼女たちに力強さや儚さを感じました。
メンバーの脱退や加入、過酷な合宿、アイドルのイメージとはかけ離れたMV撮影等、目まぐるしい展開が続くBiSとWACK。
愛してるがゆえの翻弄、大切にしているからこそ厳しい局面にも立たせる、といった獅子の子落としのような愛情が垣間見えます。
彼女たちの魅力はその懸命さにあるのではないでしょうか。
激しいヘドバンをする”thousand crickets”のダンスは見ていて段々と心配になってしまいますが、時おり見せる笑顔に思わず胸キュン。
自分たちでもがきながら振り付けを考え、ひた向きにステージで踊る彼女たちに力強さと眩しさを感じます。外見だけではなく、一途なパフォーマンスに惹かれてやみません。スクラップ&ビルドを繰り返す中で一心不乱に踊るBiSの姿をずっと見ていたいものですね。
BiSオフィシャルサイト
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BiS 混沌の中、一心不乱に舞台で踊るひた向きなアイドルはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。