L→R YO-KING(Vo&Gu)、桜井秀俊(Vo&Gu)

L→R YO-KING(Vo&Gu)、桜井秀俊(Vo&Gu)

【真心ブラザーズ リコメンド】
変わらず緩く軽やかに、
変わらず名曲を生み続ける真心の現在

デビュー30周年を記念した自身初となるセルフカバーアルバム『トランタン』。リスナーによる、真心全曲総選挙の上位10曲が並ぶ、まさにベスト・オブ・ベストな選曲となった。真心30年の歴史を振り返りながら、その収録曲を紹介する。

デビュー30周年の真心が放つ、
人気曲ばかりを集めたセルフカバー

 祝・デビュー30周年! シングル「うみ」でデビューして30年。真心ブラザーズがタイトルに“30歳”の意味を持つ、自身初のセルフカバーアルバム『トランタン』を発表した。公式ホームページには“おかげさまで30周年”とスペシャルサイトを立ち上げ、弾き語りツアー『真心道中歌栗毛2019』、主催イベント『マゴーソニック 30周年スペシャル!』の開催など、記念企画を精力的に打ち出している。アルバム『トランタン』は真心ブラザーズがこれまでに発表した全268曲(!)の中から“貴方のナンバー1”を投票する真心全曲総選挙で選出されたランキングの上位10曲に、ボーナストラック「どか~ん」と新曲「はなうた」を加えた全12曲が収録。さらに真心30年の歴史を語るに相応しい、豪華ミュージシャンもゲスト参加し、ファンならずとも一家に一枚、必ず常備しておきたい名盤が完成した。

 さて、ここからは真心ブラザーズの歴史を改めて振り返りながら、今作の収録曲を紹介しよう。今から30年前の1989年、早稲田大学の音楽サークル『GEC(早大ギターを楽しむ会)』に所属していた桜井秀俊が、バラエティー番組『パラダイスGoGo!!』内の「勝ち抜きフォーク合戦」に出場するため、先輩であるYO-KINGを誘って結成。当時の名前は“THE”が付いて、“THE 真心ブラザーズ”だった。ふたりは番組で見事10週勝ち抜きを果たし、同年9月に前出のシングル「うみ」でメジャーデビューする。

 ふたりアコギを背負って歌う、フォークスタイルの曲が多かったデビュー時の真心。今作ではデビュー曲である「うみ」を原点回帰と言える、ふたりのアコギによる弾き語りで再録。君と見た狭く遠いアスファルトのうみを歌う、ミディアムテンポの哀愁あるこの曲。リリースから30年が経った今、哀愁と説得力を増していて、学生時代に作った時とは違った風景や物語が見えてるんじゃないかと想像できる。

 さらに今作には「うみ」のカップリングである「恋する二人の浮き沈み」も収録。《ハナゲが出ているよなんて 言えないよ》と始まる「浮き楽章・ハナゲ」と、《あの娘がダンプにひかれちまって》と始まる「沈み楽章・時計が急ぐけど」を組曲的に聴かせる、これまでアルバムに収録されたことのない希少楽曲だ。

 デビュー後、TV番組やCMで多く使用され、真心の名を最初に世に知らしめた曲は90年リリースの4thシングル「どか~ん」。真心の歴史を語る上で欠かすことのできないこの曲は、今作1曲目にボーナストラックとして収録。現在のサポートバンドであるLow Down Roulettes(伊藤大地(Dr)、岡部晴彦(Ba))の演奏でロックアレンジされ、勢いも抜群! YO-KINGのヴォーカルも原曲よりテンション高いんじゃないかと思わせるほどで、現在の真心の状態の良さがすごくよく分かる。
L→R YO-KING(Vo&Gu)、桜井秀俊(Vo&Gu)
アルバム『トランタン』【特別生産限定盤】
アルバム『トランタン』【初回限定盤】
アルバム『トランタン』【通常盤】

OKMusic編集部

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