Kleissis

Kleissis

“自然とみんなの気持ちが
揃っている”
Kleissisが初のアルバムをリリース!

全力で入り込みすぎて
細かい記憶がなくて、
これが“夢中になる”
ってことなのかって。

ゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』がリリースされて(取材時)1カ月ぐらい経ちましたが、進んでますか?

山根
はい。ストーリーもキャラクターも豊富で、やり込み要素が盛りだくさんあってハマっています(笑)。
元吉
普段、あまりゲームはやらないんですけど、私の凝り性魂が刺激されて、こんなにハマったゲームはないんじゃないかってくらいハマってます。
山田
私はまだあまり進んでなくて…。
Kleissisインタビュー写真(山田麻莉奈)

Kleissisインタビュー写真(山田麻莉奈)

金子
まりり(山田)は“おすすめ編成”でやってるタイプでしょう?
山田
え、なんでわかるんですか? おすすめでやってます。
金子
(笑)おすすすめもいいけど、自分で考えた編成の方が進みやすい場合もあるよ。みんな結構レベル上げてるから教えてもらった方がいいかもね。
山田
はい。
金子
私もまだまだわからないことが多いんですけど、“この編成がいいんじゃない?”とか、みんなと相談しながら協力し合ってレベル上げをしています。
Kleissisインタビュー写真(金子有希)

Kleissisインタビュー写真(金子有希)

そのゲームのリリース直前、7月20日にはKleissisの1周年記念単独ライブが原宿クエストホールで行われました。1部・2部との2公演で行いましたが、振り返ってみてどんなライブでしたか?

元吉
今ある曲を全部歌わせてもらって、朗読劇とか新しい試みもあって、全員の全力を出し切ったライブでしたね。それぞれが頑張って準備をしたり、そのライブに対して強い思いを抱いていたり、みんなの気持ちをピークに持ってきたからこそ出来たライブだったのかなって思います。

山根さんは最後、感極まって。

山根
大号泣しました(笑)。ライブが終わって、寝て起きて、次の朝しばらくボーッとしてたんですけど、ステージで大号泣したことしか覚えていませんでした。全力で入り込みすぎて細かい記憶がなくて、これが“夢中になる”ってことなのかって。

楽しい時間はあっという間、と言いますけど、それを越えて記憶にないぐらいに。

山根
はい(笑)。夢って、楽しい夢を見ても、楽しかったという感覚は残っていてもどんな内容か覚えてなかったりするじゃないですか。人生で初めての経験です。燃え尽きました。それまでのライブだったら、終わった後に“ここがダメだったな”“あそこはこうするべきだったな”とかいろいろ考えることが多いんですけど、あの日はただただ楽しくて夢中でした。歌やダンスの先生にも“よかったよ”って褒めていただいたので、常にこのレベルのライブができるように頑張りたいです。
Kleissisインタビュー写真

Kleissisインタビュー写真

オープニングの朗読劇はゲーム『アルカ・ラスト』でのKleissisの役割や葛藤などが描かれていて、ゲーム発売前でしたがその世界観を知ることができました。

山田
ああいう朗読も初めてだったので緊張しましたけど、『アルカ・ラスト』のキャラクターとか世界観とかを見せることができて良かったです。このライブ全編を映像作品にしてほしいなって思うんです。今だったら、みなさんがゲームをしているのでこの朗読劇の内容をもっとわかってくれてるんじゃないかなって。第2部の方は、朗読劇から歌に繋がっていて、その後も歌の前にセリフがあったりして『アルカ・ラスト』の世界により近いものになっていたので入り込みやすかったですね。でも、やり足らなかったです。もっとやりたかった!(笑)
金子
ずっと“楽しかった!”って言ってたもんね。こんなに楽しんでるまりりを初めて見た(笑)。
山田
普段はあまりテンションに高低差がないんですけど、“あんなに元気な山田ちゃん、初めて見たよ”っていろんな人に言われました(笑)。
金子
7月20日のライブは初挑戦のことが多くて、それが楽しかったし、ライブをみんなで作る上で事前に話し合いもたくさんしました。それも結成当初はできなかったことで、今だからこそ、それぞれがやりたいことを意見として言えて、それをお客さんに見てもらえたんだと思います。

まさに1年間の活動の集大成的なライブだったと思いますが、それまでの1年の活動の中で印象的な出来事は?

山田
本当に全部なんですけど、特に印象に残っているのは最初のレコーディングです。先ほども少しお話しさせていただきましたけど、それまでと全然やり方が違っていて、Kleissisに入って改めてちゃんと歌と向き合えました。ボイトレの先生と1対1で話し合ったりして、自分で“ここの歌詞はこういう気持ちで歌う”とか考えられるようになりましたね。
Kleissisインタビュー写真(山根 綺)

Kleissisインタビュー写真(山根 綺)

山根
私は4月に恵比寿ガーデンルームで行った『エイコーさん』(フジテレビ)の公開収録の時のライブです。2019年に入ってから初めてのライブで、久しぶりにKleissisとしてメンバーが集まって、客席には去年のイベントに来てくれていたファンの方もたくさんいて“待っててくれたんだ!”って。初めての方もたくさんいて、それもうれしかったです。
金子
思い返すとどれも印象に残っているんですけど、最初のリリースイベントですね。去年の8月22日に1stシングルの「Kleissis Chaos」をリリースして、9月は毎週土日にリリースイベントがあって、1カ月間駆け抜けました(笑)。スケジュールの都合で全員揃わない日もあったりして、歌うパートが変わったり、結構大変だった記憶があるんですけど、それができたから今は何でもできる気がするんです。怒涛の1カ月でしたね。
元吉
私もリリイベなんですけど、池袋サンシャインシティの噴水広場です。そこでのイベントを観に行ったこともありますし、自分たちがそこで歌えることが本当にうれしかったんです。「Kleissis Chaos」の時だけじゃなく、2ndシングル「Another Sky Resonance」の時にも噴水広場でリリイベができて。節目節目でそこのステージに立てているので思い入れの深い場所のひとつです。
Kleissisインタビュー写真(元吉有希子)

Kleissisインタビュー写真(元吉有希子)

今回のアルバムでも、9月29日にサンシャインシティ噴水広場でのリリースイベントが決まっていますね。

元吉
はい。噴水広場は上の階からも観ていただけますし、「Kleissis Chaos」の時よりも「Another Sky Resonance」の時の方がお客さんが増えていたのを覚えているので、今回もより多くの方に見ていただけたらうれしいなと思いますし、すごく楽しみにしています。

撮影:石原汰一/取材:田中隆信

アルバム『eschatology/a grand conception “ARCALAST”』2019年9月25日 project Kleissis
    • FG-1
    • ¥3,889(税抜)
    •  

【イベント情報】

『リリースイベント&ポストカードお渡し会』
9月29日(日) 東京・池袋サンシャインシティ噴水広場
10月05日(土) 東京・HMVららぽーと豊洲
10月06日(日) 東京・HMVエソラ池袋

『アニ玉祭2019』
10月14日(月・祝) 埼玉・大宮ソニックシティ
◎イベント詳細
https://anitamasai.jp/

Kleissis プロフィール

クレイ・シス:群像劇RPGスマホゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』の世界観から誕生した声優ヴォーカルユニット。メンバーは、田中有紀、富田美憂、山田麻莉奈、髙橋麻里、山根綺、元吉有希子、金子有希の7人からなる。
ユニット名である “Kleissis”は、ギリシャ語の「Kleisis」(召命する)と、「 Kleis (鍵)+ Sister 」で「 鍵を握る修道女(巫女) 」とのダブルミーニング。さらに、古代ギリシャ語の「 Kleio(祝福の女神)」という意味も込められている。Kleissis オフィシャルHP

OKMusic編集部

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