意外と奥が深い!?「タンクトップ」にこだわるその真意とは…?

意外と奥が深い!?「タンクトップ」にこだわるその真意とは…?

意外と奥が深い!?「タンクトップ」
にこだわるその真意とは…?

今老若男女問わず幅広い人々から支持されて、CMやTVで引っ張りだこのヤバイTシャツ屋さん
バンド名に「Tシャツ屋さん」というワードが入っているにもかかわらず、あえて「タンクトップ」をテーマにした曲が多い、独特の笑いセンスを持つ彼ら。
そんな魅力溢れるヤバTのタンクトップソングの代表的な曲「Tank-top of the world」の歌詞を徹底的に追求していきたいと思います。
あの名曲のオマージュ!?
「Tank-top of the world」と聞くと Carpenters(カーペンターズ)の「top of the world」を想像されますが、こちらは全くの無関係になります。
ただひたすらタンクトップについて解説、そして着こなすための手法をレクチャーしてくれるエクササイズソングに近しいパンクロックソングになっています!
タンクトップに対する切実な悩みを打ち明ける
Tank-top of the world 歌詞 「ヤバイTシャツ屋さん」
https://utaten.com/lyric/ya16110247
彼らが様々な場面で推している「タンクトップ」ですが、着る場面の少なさや、体との相性で着こなすことのできない悲しい現実を突きつけられます。
そう、タンクトップといえば…思い浮かびませんか?そう、スポーツジムのムキムキマッチョさんがよく着ていますよね!華麗にタンクトップを着こなすためにはムキムキマッチョになるしかないのです。

そして彼らは決心します。
Tank-top of the world 歌詞 「ヤバイTシャツ屋さん」
https://utaten.com/lyric/ya16110247
某スポーツジムのトレーニング方法の解説のような歌詞です。ただマッスルボディになるためにはとても合理的な方法が歌詞で綴られてます。
なんとしてもタンクトップを着こなせるミラクルボディを手に入れたい!!そんな熱い熱い気持ちが伝わってきます。
なんとしてもタンクトップを着こなしたいと思いきや…
Tank-top of the world 歌詞 「ヤバイTシャツ屋さん」
https://utaten.com/lyric/ya16110247
ここまで、愛して止まないほどのタンクトップへの熱い想いを述べてきたのにもかかわらず…、「別に着たくないし、別に似合わなくてもいい」という、見事なまでのAメロ、Bメロを全否定のツンデレ歌詞です。
おいおい、どっちやねん!と誰もがツッコミたくなる展開ですね。
でも、やっぱり鍛える!
Tank-top of the world 歌詞 「ヤバイTシャツ屋さん」
https://utaten.com/lyric/ya16110247
それでも鍛えることを辞めません。ここまでくると、もはやタンクトップを着たいのか着たくないのか…。
もはや常人の理解を超越していますよね。そして、超越しながらもシンプルに笑えてしまうところにヤバTの魅力が詰まっています。
タンクトップを着こなすことはやっぱり最大の夢だった!
Tank-top of the world 歌詞 「ヤバイTシャツ屋さん」
https://utaten.com/lyric/ya16110247
歌詞はもう終盤です。それなのに、着たいのか・着たくないのか…、その心が読めないままでしたが、、最後の最後にその答えが示されました。
「Tank-top is my dream…」
ツッコミたい気持ちを抑えつつ…やはり、タンクトップを着こなすことこそが、彼らの夢だったのです。
さらに、続けて…
「Tank-top is my DREAMS COME TRUE…」
そう。夢はかならず叶うと彼らは強く願い挑戦を続けるのです。
「タンクトップ」にこだわるその真意とは・・・
ヤバいTシャツ屋さんの楽曲は、ただのおふざけソングかと思われがちです。
ですが、本曲には「タンクトップ」と「パンクロック」の響きが似ていることから、タンクトップの曲をパンクロック調で制作したという裏話があるほど匠なセンスを持っているバンドです。
もともと10-FEETのコピーバンドなどをやっていた(Gt.Vo)こやまたくやのパンクロックへの熱い想いや、どの曲でも歌詞をよく見ると言葉選びのセンスの高さが顔をのぞかせる実力者です。

ちなみに、インディーズ時代に発売された「ポップコーンパーティー」にも同曲は収録されていますが、そちらには「DREAMS COME TRUE」という歌詞はありません。
メジャーに行き「夢が叶った」という想いが込められているかと思いきや、UNIVERSAL MUSICに所属したことにより、同レーベル所属の「DREAMS COME TRUE」の後輩バンドになったことをアピールしたかったようです。
最後まで笑いと遊び心を忘れないバンド、ヤバイTシャツ屋さんは今後も激熱です。
TEXT みなみかわ

UtaTen

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