首振りDolls

首振りDolls

首振りDolls、
マンスリーインタビュー第7弾で
新宿ロフト公演に向けた想いを語る

成長した自分たちで向き合える
ライヴになるんじゃないかな

――1stアルバムのときのツアーとは違う?
ジョニー:日々成長してるのは自分でも感じるかな。

――ロフトを押さえたときからしたら、今現在状況は異なるわけで。そこから新体制で2枚目のアルバムをリリースし、ツアーも経験して来たわけで。ロフトへの想いというのは少し変わって来てる? 全く手の届かないチャレンジという大きな背伸び感はないとか。
ショーン:んー。なんか、1年前が遥か昔に思えているから。だいぶ成長した自分たちで向き合えるライヴになるんじゃないかなとは思ってるかな。
ナオ:うん。もうやるしかないでしょって感じかな。

――気負いはない?
ショーン:そんなに意識してないですね。いつもな感じというか。そこを特別には思ってないというか。
ナオ:そうね。勝負どころではあるんだけど、俺たちはいつもの通りロックンロールするだけかなって思ってます。
ジョニー:いかに2時間半くらいに収めるかって必死。やりたいこと全部やったら3、4時間になっちゃうから(笑)。

――見えて来た?
ショーン:そうですね。意識するとなかなか言葉が出てこないんですけど、見えてはいるのかなって思います。本当にやるだけだなって思ってます。全力で。でも、さっきも言ったけど、本当に気負いはないんですよね。
ナオ:うん。ライヴに関して気負いはないかな。ライヴしかしてきてないしね。ライヴが仕事なんだもん。
ショーン:うん。やりたいことをやってるだけだからね。
ジョニー:今までで緊張したのは1月5日くらいでしょ。福岡でやったショーンのデビュー戦。MUCCとミオヤマザキと一緒にやったとき。あれは緊張した!
ナオ:あれは緊張したね! 戦う相手強すぎ! みたいな! しかも新体制初ライヴなのに1,000キャパ! みたいな(笑)。
ショーン:あと、初のトークショーは緊張した(笑)!
ナオ:あははは。トークショーね(笑)。
ショーン:喋るの苦手〜〜!
一同:(爆笑)
ジョニー:アコースティックライヴの方が緊張するかなぁ。本当に苦手〜(笑)。

――あははは。違う楽器だからね(笑)。ところで、ツアーを経て、アルバム『アリス』の曲は育ったなって感じる?
ジョニー:レコーディングしたときより上手くなったと思うよ。
ナオ:当たり前でしょ(笑)!
ジョニー:でも、確実に上手くなってるなぁって感じるのは、やっぱり新体制になったのも関係してると思うからね。
ナオ:あぁ、そういう意味ではそうだよね。確実にショーンという刺激があったからね。でも、本当に成長は日に日に感じてる。『アリス』をレコーディングしてたときは、まだ叩きながら歌えなかったもん。それくらいギリギリの進行だったから。
ジョニー:俺も、ツアーを経て、やっとサポートギターのパート覚えたからね。曲によってどっち弾くか使い分けてるんだけど、ちゃんと全部把握出来た感じ。

――ショーンは?
ショーン:確実に成長してると思います! 「ホール」のコーラスというか、囁きを言えるようになりました(笑)。
ジョニー:俺の「ホール」の囁きもすごく良くなったと思うよ! ツアー中、大阪でこの曲中に囁いた“大阪ぁ〜”っていうのを、めちゃめちゃスタッフに褒められた(笑)。

――たしかに、あの囁きはすごく良かった(笑)。
ナオ:本当に“成長”という言葉がピッタリくるというか。ジョニーのコーラスは本当に成長したのよね。ツアーという戦いの中で成長したなって思う。
ジョニー:「産声」のコーラスだけが難しくて。でも、その他はもうイケる! 完璧!
ナオ:ジョニー、本当に外さんようになったよね。
ジョニー:歌上手くなったんかな。俺が歌う曲も作ろうかな。
ナオ:いいんじゃない(笑)? 昔はジョニーが1曲歌う曲ってのもあったからね。
ジョニー:ギター誰か入れて、俺、歌おっかな(笑)!
ナオ:ジョニー・イーグル! 

――ジョニー・イーグル!?
ナオ:そう。ジョニー・E!
ジョニー:FとNとJもおる(笑)。
ショーン:いっぱいおるんやね(笑)。
ナオ:そうそう(笑)。

――そうなんだ(笑)。でも、本当に気負いなさそうだし、ナチュラルに挑めそうだね。
ナオ:8月30日のロフトね。そう。ロックバンドのライヴって、そのときの気持ちだったりとか、バンドの状態だったりとかが、そのまま出ちゃうと思うんですよ。隠せないと思う。だから、いいライヴするに決まってますよ。ここキメないと。その気持ちは全員同じだと思うから。そういうときこそバンドが化けるんでしょうね。バケモノにならなくちゃ。

――なれそう?
ナオ:バケモノになれると思いますよ、8月30日。毎回そう思って挑むんだけど、毎回物語があって、そこ! っていう、手応えがある。

――あぁ、たしかに。言われてみたら、どのバンドにもそういう瞬間ってあるのかも。あ、ヤバイ、なんだろ、今日本気でヤバイ! って思う瞬間。狂ったように、“良かったよ! 良かったよ!”って言いまくりたくなるライヴ。
ジョニー:あははは。たまに言ってるね(笑)。
ナオ:きっとそういうときだと思う。きっとその瞬間、バンドが化けてるんですよ。瞳孔が開ききって、自分でも、あ、今、いってる感じになってるな、って分かる感覚というか。そういう瞬間ってたまにあるんですよね。

――そうだね。でも、たまに、すごく良かった! っていう感覚が見る側と演奏する側とで違うときあるよね。
ナオ:あるある。そういうズレってあるよね。
ジョニー:あるある。なんかね、俺はもともと上手に魅せようとかは思ってない。とにかく一生懸命にやってるだけ。8月30日もそう。ただただ一生懸命にやるだけ。客のことは知らん。
ショーン:あははは。客のことは知らん(笑)!?
ジョニー:そう(笑)! 客のことは知らん(笑)。とにかく、俺を100%出すから、それを見て喜んでくれと。

――いいと思う、そのスタイル(笑)。
ショーン:でも、本当にそうなんだと思うんですよね。自分たちがめちゃくちゃ気持ち良くやっていたら、お客さんに伝わると思うので。だから、、、、
ジョニー:チョベリグ!?(←ショーンのキメ台詞)
ショーン:あははは。そう(笑)。8月30日は最高に気持ち良くなれるライヴをやるのみです! チョベリグ! プチョヘ!
ナオ:おぉ、新しいキメ台詞が(笑)! でも、そうね。こっちが楽しくやっていれば、ってのはあるんだけど、ライヴハウスのあの空間ってお客さんと一緒に作ってるものだから、こっちもお客さんに乗せられるときもあるし、こっちがいいライヴをやるのは当たり前の話で、そこにお客さんにどれだけ期待させてあげられるか、なんじゃないかな? って思うんですよね。そこからライヴが始まってるって言っても過言ではないと思うので。8月30日は特に、散々煽り倒したからみんなの期待値も相当上がってると思うから、その期待に応えるってのと、お客さんと一緒に最高の空間と最高の時間が作れたらなと思ってます。俺たちがいいライヴをやるのは当たり前のことだから。そこは最低限のことだと思って挑みます。

――その自信はあると。
ナオ:うん。だって、ホント、私たちライヴしかしてないんだもん。

――そうだね。
ナオ:そこは本当に最低限当たり前のこととしてみんなをお迎えしなくちゃね。あと、8月30日にはアルバム『アリス』の「黒い太陽」と並ぶ、もう一つのリード曲「PSYCHO CLUB」のMVの初披露もありますからね。
ショーン:ニュース配信でチラッとお見せしてますけど、ノーカット版が8月30日のライヴで公開になります! 
ジョニー:一瞬見せちゃってるけど、新たなる首振りDollsになってるから、楽しみにして欲しいなと。
ショーン:たしかに。今ままで見たことない首振りDollsですからね。
ナオ:近々大きな発表もあると思うけど、8月30日には更に大きな展開を期待させちゃう重大発表もあるので、本当に目を離さないでいて欲しいなと思いますね。
photo by YOSHIHITO_SASAKI
live photo by 柴山正之
text by 武市尚子

「PSYCHO CLUB」MV 告知Ver.

アルバム『アリス』2019年5月22日発売
    • KICS-3800/¥2,700+税
    • <収録曲>
    • 01.唐紅
    • 02.カラリカラマワリ
    • 03.PSYCHO CLUB
    • 04.黒い太陽
    • 05.産声
    • 06.ティーネイジ~new dolls ver~
    • 07.lazy
    • 08.ホール
    • 09.BROWN SUGAR
    • 10.地獄に堕ちた野郎ども
    • 11.INU
    • 12.シャボン玉
    • 13.星くずのメロディ
    • 14.ティーンネイジャーアンドロックンロール
    •  
    • ■詳細ページ
    • http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=45515

【ライブ情報】

8月30日(金) 新宿ロフト【one-man】

首振りDolls
首振りDolls ライブ写真
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OKMusic編集部

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