土屋太鳳 夏木マリ演出の舞台『印象
派NEO vol.4「ピノキオの終わり」』
に出演決定

2020年6月3日(水)~7日(日)、世田谷パブリックシアターで上演される『印象派NÉO vol.4「ピノキオの終わり」』に土屋太鳳の出演が決定した。演出は1993年から印象派シリーズを手掛けてきた夏木マリが担当する。
本作品は「印象派NÉO 童話シリーズ第4弾」で3年ぶりの新作となる。子どもに読み聞かせる童話は、大人こそ読まなければいけないバイブルとの想いで、過去に『わたしたちの赤ずきん』『灰かぶりのシンデレラ』『不思議の国の白雪姫』を上演してきた。童話の残酷性と現代社会のアンチテーゼを演出コンセプトに、新作は「ピノキオ」を題材にした作品を上演することになった。
夏木は数年間かけて土屋への出演依頼を行ってきたとのこと。オーストラリア出身の歌手・シーアの「アライヴ」日本版ミュージックビデオで魅せた土屋のダンスパフォーマンスに夏木が魅了されたことがきっかけになったという。演出家・夏木マリが土屋と創る新しい印象派に期待したい。
このたび土屋からコメントが寄せられたので紹介する。
【土屋太鳳コメント】
子どもの頃から抱く「夏木マリという表現者」への憧れと畏怖。それが「マリさんという人」への尊敬に変わり、その尊敬が憧れと畏怖を加速させ、もっとマリさんを知りたい!と渇望して出会えた扉が「印象派」です。この稀有な世界に挑戦する資格があるのか自問しつつ、 憧れと畏怖が沸点に達する瞬間に辿り着こうと思います。
夏木マリ(なつき・まり)
1973年歌手デビュー。 1980年代から演劇にも活動の場を広げ、 芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。 鈴木忠志、 故蜷川幸雄の演出作品など数多くの舞台出演の傍ら、 1993年から自らによる演出作品、 「印象派」シリーズを制作。 ソロワーク8作では、 国内だけでなく、 ロンドン、 パリ、 デュッセルドルフ、 ワシントン、 アヴィニョン演劇祭(フランス)、 エディンバラ国際フェスティバル(イギリス)他、 海外公演も多数。 その後、 東京都現代美術館での「イン・トランジット」公演を経て、 主宰カンパニーMari Natsuki Terroir(MNT)を設立。 カンパニーワークの印象派NÉOシリーズvol.1「わたしたちの赤ずきん」(2009年)、 vol.2「灰かぶりのシンデレラ」(2014年)、 vol.3「不思議の国の白雪姫(2017年)」を発表。 「不思議の国の白雪姫」はルーヴル美術館公演も成功におさめた。
「印象派」をコンセプチュアルアートシアターと銘打ち、 身体能力を極めた独自の芸術表現を確立、 この活動の功績に対し、 モンブラン国際文化賞を受賞しており、 印象派を軸として活動している。 その他、 映画出演も多数。 宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」にて“湯婆婆”の声優を務め、 話題となった。 音楽活動では「FUJI ROCK FESTIVAL」などの夏フェスにも精力的に参戦。 またロックとは違った表情を持つジャジーでスタイリッシュなライブ「MARI de MODE」はブルーノート東京で3年連続好演した。 その他、 著作本の出版などマルチな才能を発揮。 2009年バラと音楽の支援活動「One of Loveプロジェクト」を設立、 途上国の子供達への支援も続けている。 2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問も務める。
土屋太鳳(つちや・たお)
土屋太鳳
1995年2月3日生まれ、東京都出身。O型。2005年オーディション『MISS PHOENIX』で審査員特別賞を受賞。 2008年映画デビュー。 2015年NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインに抜擢され、注目を浴びる。2016年第39回日本アカデミー賞新人俳優賞、 第40回エランドール賞新人賞を受賞。2017年第9回TAMA映画祭では最優秀新進女優賞を、 2018年は第41回日本アカデミー賞にて優秀主演女優賞に輝く。さらにダンスや主題歌の作詞と歌唱、初舞台では1人2役に挑戦し、2018年の『第60回輝く!日本レコード大賞』の司会も見事に務めあげ活躍の場を広げている。現在「ぐるぐるナインティナイン グルメチキンレースゴチになります20」(NTV)にレギュラー出演中。NHK・BSにて『Wの悲劇』(11月23日予定)が放送待機中。

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