QUARTET NIGHTのキャスト4人が結集!

QUARTET NIGHTのキャスト4人が結集!

【「劇場版うた☆プリ」インタビュー
:QUARTET NIGHT編】キャラクターと
“並走”する感覚

QUARTET NIGHTのキャスト4人が結集! 4つの個性がステージの上で1つになる――「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズにおける「QUARTET NIGHT」のそんな佇まいは、同グループを演じる森久保祥太郎(寿嶺二役)、鈴木達央(黒崎蘭丸役)、蒼井翔太(美風藍役)、前野智昭(カミュ役)の関係にも通じる部分がある。キャラクターとともに切磋琢磨し、刺激を与えあってきたキャスト4人は、3組のアイドルグループ「ST☆RISH」「QUARTET NIGHT」「HE★VENS」が紡ぐ“奇跡のライブ”「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム 」に何を思い、何を感じたのか。(取材・文/編集部)
 テレビシリーズ第2期から、ST☆RISHの先輩グループとして登場したQUARTET NIGHT。6月15日にパシフィコ横浜で行われた舞台挨拶には、3グループを演じるキャスト総勢18人が結集したが、QUARTET NIGHTのキャスト4人は、ST☆RISHのキャスト7人を通して「劇場版の重み」を痛感した。森久保は、「彼らは僕らよりも先にこの作品をスタートさせているので、舞台挨拶での彼らのコメントから『劇場版まできたな』という思いを強く感じました。『うた☆プリ』はゲームからはじまり、テレビアニメ化、ライブも行われました。いろいろな角度から歴史を積み重ねてきたうえでの劇場版ですので、感慨深いです」と振り返る。
3グループによるライブが実現! 今作といえば、全編ライブという構成が話題を呼んでいるが、鈴木は今回の試みから「うたの☆プリンスさまっ♪」というコンテンツそのものの勢いを感じたという。「『うた☆プリ』は歴史を積み重ねるなかでどんどん形を変え、アイドルコンテンツの中で時に異彩を放ってきましたが、『今や王道を走っている』というような感覚を受けました。そうした流れから“大きなうねり”のようなものを感じましたし、『ここまできたんだな』とも思いました」。
 3グループを支え、見守ってきたファンがいたからこそ、「うた☆プリ」はここまで大きくなった。蒼井は劇場版を通して「彼らをここまで応援してきたファンの皆さんの愛を、これまで以上に実感しました」と述べ、「ST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENS の18人に、皆さまの愛はきっと届いています。今作は、ファンの皆さんと彼らとの絆を再確認できる劇場版になっています」と太鼓判を押す。前野も、「今回のライブこそが、応援してくださっている皆さま、そして我々キャストも一番見たかった景色なのではないでしょうか。僕はこの作品はこれまでの集大成だと思っています。彼ら18人は最高のパフォーマンスを見せているので、ぜひ皆さんの目で確認していただきたいです」と熱弁をふるう。
QUARTET NIGHT テレビシリーズではQUARTET NIGHTの変化や成長も描かれてきたが、その裏では、キャスト4人もグループとして歩みを進めていた。「うた☆プリ」といえば、キャスト陣がライブを行う機会も多く、QUARTET NIGHTのキャスト4人で単独ライブを行ったこともある。そうした活動を行ううえで、過去には4人で話し合いの場を設けたこともあったという。鈴木と前野が「本気でやりたい」と互いの意思を確かめ合い、蒼井にその思いを伝えると「僕も本気でやりたかったです」と即答し、森久保も「俺、やるよ」と3人の思いに賛同。そうして4人で集まることになり、徐々に団結力を高めていったが、鈴木は「テレビシリーズに初めて出てきた時のQUARTET NIGHTと同じように、最初は僕らもバラバラでした」と述懐する。

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