マキアダチ×Anly×Heavenstamp

マキアダチ×Anly×Heavenstamp

マキアダチ、Anly、Heavenstampらが
共鳴する企画イベント開催決定

アーティストとお客さんが
音楽でつながれる1日にしたい

——それぞれの音楽性について、もう少し聞かせてください。いま話に出たHeavenstampの新作「Love Buliders」は、これまでの作品に比べてエレクトロ、打ち込みの要素が増えていますね。

Sally:曲に関してはすべて彼(Tomoya.S)が作っているんですが、新しい要素やいま好きなことを取り入れているのかなと。私は横で“こんなことしたい"って思い付きで言ってるだけなんですけどね(笑)。

Tomoya.S:“もっとメロディを派手にしたい"とか。確かに自分が聴いている音楽によって、作る曲も変化しているのかも。アルバム、どういう感じで作ったんだったかな…。

Sally:(笑)もう次のアルバムに取り掛かってるんですよ。

Tomoya.S:いまはバンドサウンドの曲を作ってますね。

——既に次のモードに移行している、と。マキさんも時期によって音楽的モードが変化してますよね?

マキ:その通りです(笑)。アレンジに集中して打ち込みで音を重ねていくこともあるし、アコギとピアノだけで作ってコーラスを厚くすることもあるし、あえて薄いトラックで曲を作ることもあって。ゲームにハマってるとゲーム音楽っぽいものを作りたくなるし、クラシックを聴いてるとストリングスを入れたくなったりしますからね。いろんなテイストの曲があるんだけど、まとまるとマキアダチらしくなってるといいますか。

——最新作「ALIVE!!!」もまさにそういう作品ですよね。エレクトロ、ギターロック、R&Bテイストの曲も入ってますが、全体を通してマキさんの個性が色濃く反映されていて。Anlyさんも作品を発表するごとに音楽性が広がっている印象がありますが。

Anly:そうですね。1stアルバム(『anly one』)はバンドサウンドで、自分のルーツであるロック、ブルース、フォーク、カントリーなどが中心になっていて。東京に来て、いろいろな音楽を聴いたり、ライブに行く機会が増えて、自分になりに吸収したものを表現したのが2ndアルバム(『LOOP』)だったんですよね。ご縁があって、LAに住んでいるアレンジャー(Juan Ariza)と一緒に制作したんですが、彼はコロムビア出身なので、サウンドにも南米のテイストが入ってきて。洋楽っぽい要素も増えたし、とにかく制作の工程が楽しかったんですよ。『LOOP』というタイトルということもあって、アルバムのツアーでもループペダルを使っていました。

——話を聞けば聞くほど、イベントへの期待が高まります。『heart of noise』というイベントのタイトルについては?

マキ:“アート・オブ・ノイズ"(80年代から活動するUKのエレクトロ・ユニット)から取ったわけじゃないですよ(笑)。みなさんの音源を聴きながらすごい悩んでタイトルを考えたんですけど、基本的に音楽至上主義というか、絶対に音楽が必要な方たちだなと思ったんです。さっきも話してたけど、歌詞からはすごく愛が伝わってくるし、しっかり意味があることを表現しているなって。“heart"には温かみがあって、“noise"は騒音ですけど、私のなかで“heart of noise"の訳は、《音の中心、核心》なんです。ノイズになるような強い音が心のなかで鳴っているイメージですね。

——すごく深い意味があるタイトルなんですね。いまのマキさんの話を受けて、どんなイベントにしたいですか?

Sally:愛に溢れた日にしたいですね。

マキ:うん、そうなると思います。

Sally:優しさも悲しさも、全部を音楽で抱きしめて、乗り越えていこうと思えるようなイベントにしたいなって。タイトルの意味を聞いて、よりグッと来ました。

Tommy.S:自分たちの曲で『Core of the noise』というインストがあるんですけど、同じような発想だなって。やっぱり似てますね(笑)。

Anly:私もみなさんと同じですね。音楽って生で聴くとぜんぜん違うし、ライブではお客さんとのコミュニケーションも取れるので、会場に集う人たちと一緒に体感したいなって。“このアーティストが好き"という理由で来てくれる人もいらっしゃると思いますが、“明日もがんばれそう"と思ってもらえるイベントにしたいし、そういうメッセージのある楽曲を多めにやりたいですね。

マキ:対バンのライブというより、みなさんでひとつの空間を作りたいんですよね。一体感のあるイベントになるはずだと思っているし、アーティストとお客さんが音楽でつながれる1日にしたいなって。

Anly:ライブの前にこうやって想いを話して、“こんなイベントにしたい"って話し合えるんだから、普通の対バンとは違いますよね。もう成功していると思います、このイベントは。

Sally:そうですね!

マキ:そう言ってもらえると嬉しいです。この日を特別な1日にしたいんですよね。音楽を聴いて、泣いてもいいし笑ってもいいし。最後には“このイベントに来て良かった。今日は良い1日だった"と思ってほしいなって。

——記念すべき第1回の『heart of noise』めちゃくちゃ楽しみです。この日だけの特別な演出もありそうですか…?

マキ:コラボレーション的なことですよね? もし、みなさんが良ければ…。

Anly:ぜひやりましょうよ。

Sally:やりましょう!

Anly:イベントのタイトルに近しい曲があったらいいかも。テーマソングというか。

マキ:作ります! もともと「heart of noise」という曲を作ろうと思ってたんですよね。

Sally:そうなんだ! それいいですね。

マキ:すぐに覚えられて、みんなで歌えるような曲にしたいなって。あんまり言うとハードルが上がりそうですけど(笑)、がんばります!

取材:森朋之
撮影:内海沙南
■マキアダチ オフィシャルHP
https://www.makiadachi.jp
■Anly公式サイト オフィシャルHP
http://www.anly-singer.com
■Heavenstamp オフィシャルHP
http://heavenstamp.com
■ オフィシャルHP
http://nakamuratsukiko.com

『heart of noise Vol.1』

8月11日(日) 下北沢GARDEN
開場:18:00 / 開演:18:30
出演:マキアダチ / Anly / Heavenstamp / 中村月子
<チケット>
前売¥3,500 / 当日¥4,000(+1D)
・チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/heartofnoise/
・イープラス:https://eplus.jp/heart-of-noise/
・ローソンチケット:https://l-tike.com/heartofnoise/
・LINEチケット:https://ticket.line.me/sp/heartofnoise

■『heat of noise』公式サイト
https://heartofnoise.jimdofree.com
マキアダチ×Anly×Heavenstamp
マキアダチ×Anly×Heavenstamp
マキアダチ
Anly
Heavenstamp
Heavenstamp
Anly×マキアダチ
Heavenstamp
マキアダチ
Anly
Heavenstamp
中村月子
『heart of noise Vol.1』フライヤー

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着