大島優子の卒業日は6月2日に、珠理奈
が魂の継承誓う

 2006年4月1日のチームK発足から約8年、チームK一筋の大島にとってこの日は、AKB48劇場で行なわれるチームKの通常公演としては最後の日となった。
 トークコーナーでは、自ら「私と大島優子の意外な共通点」というお題を提案。仲間たちから「ポジティブ!」、「ナイスバディ!」などの答えが出るなか、ドラフト生の下口ひななが「変顔が得意!」と変顔を披露し、「優子さんもお願いします!」と勇気を出して無茶振りならぬおねだりだ。大島は、「もう(変顔を)やらなくなるのかな~。女優だし」とおどけながら会心の変顔を披露し、会場の笑いを誘った。

 さらに、松井珠理奈や武藤十夢らが“優魂”の継承を誓い、ステージ終盤には倉持明日香が大島の背中を一番近くで見てきたメンバーとして、“優魂”の継承を宣言。「優子ちゃんを近くに感じて、このステージにこれからも立ち続けて行きたいと思います」との決意を口にした。
 それを聞いた大島の目からはこぼれ落ちる涙が。大島は涙をぬぐいつつ、「継承というよりは、みんなには一緒にやってきたから、私が口うるさく言ってきたことが体の中にしみついているだろうと思うし、私の思いは通じているはずだと思います」と、仲間への信頼を口に。

 続けて、「言葉にしなくても、一緒にやってきた時が必ず打ち出してくれるもので、この後みんなの活躍を私は見ています」と、これからもチームKを見守っていくと誓った。
 そして大島は、自身の卒業記念公演が6月2日に決定したことを発表。最後の曲となった『前しか向かねえ』では、ソロパートの歌い出しで感極まったのか言葉を詰まらせる場面もあった。それでも最後まで全力パフォーマンスでやり遂げ、歌い終わってからファンへのメッセージを語り、公演の幕を閉じた。【大島優子 コメント】

 この劇場に8年間立ち続けて。本当にホームのような場所で、たくさんの方と出会って、たくさんの方とこの近さでコミュニケーションを取って来ました。私にとってここは宝物であり、ずっとなくしてほしくない、ずっとなくならない“心のマイホーム”です。

 みなさまには今後とも『AKB48』の応援をしていただきつつ、応援するということはこのホームを守っていくということなので、ぜひ今日ここに来ているみなさん、全国にいるファンのみなさんに「AKB48」を守ってほしいです。本当にありがとうございました」

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