首振りDolls、
マンスリーインタビュー第5弾では
プロデューサーの戸城憲夫を迎えて
アルバム『アリス』を語る
楽しい人生だったなって思って欲しい
――首振りDollsは3人がそれぞれの音楽性を個性としているし、性格も本当に違うけど、すごくバランスがいいもんね。
ナオ:ショーンは真面目だしね。
――そうね。ショーンは口数が少ないし、本当に普段は影をひそめてる感じだけど、すごくあたたかい心の持ち主で、メンバーのことや周りのこと見ててくれて、的確な意見を投げてくれるし、本当に音楽に対して真面目だしストイックだしね。
戸城:ジョニーみたいなヤツだけじゃバンドは成立しないからな(笑)。バンドってバランスが大事なんだよ。
ナオ:本当にそう思いますね。
――でも、ジョニーも寅次郎っぽいし、フーテン感満載だけど、ただの甘えん坊のチャランポランではなく、本当にちゃんと俯瞰して全体のバランスを見てくれてるというか。人の気持ちを大事にしようと思うタイプだし。ナオはとにかく行動的で、人から本当に深く愛される人。ちゃんと人の気持ちを汲みとれる人で、自分を犠牲にしてまで人の為に尽くす人。ナオの舵取り無しじゃ首振りDollsは走れない。だから、向かい風を全部受けるのはナオで。だからときに誤解されることも多いけど、本当にジョニーもショーンも首振りDollsに関わってくれる人たちはみんなナオのことを信頼してる。
戸城:いいバランスだよな。この3人だから、今のグルーヴが作れているんだと思うからさ。バンドって本当にそれぞれの役割があるから。
ナオ:本当にそうですね。首振りDollsの3人は3人とも長男なんだけど、本当にそれぞれタイプが違いますからね。私は首振りDollsの中では末っ子だけど、そんな末っ子の私がグイグイ引っ張ってる感じで。でも、それを長男のジョニーがやってくれるかっていったらそうじゃないもんね。
ジョニー:絶対無理。やんないやんない! 出来ないもん。
ショーン:僕も無理。出来ない出来ない。
ジョニー:ね。絶対やんないよね!
ナオ:やんないじゃないよ(笑)! でもいいの。私もそれを押し付けられてるとも思ってないし、ナチュラルにやれてるし、それが私なんだと思うから。
戸城:音楽で飯を食うのは大変だからね。悔いのないミュージックライフを。
ナオ:ロックンロールライフにして下さいよ(笑)!
戸城:あ、そっかそっか(笑)。
――でも、本当にこの歳になると、そっと見守って支えてやらないとなって思いますよね。そして願うのはただただ“悔いのないミュージックライフを”というところ。シーンを作っていって欲しいなと思います、本当に。
戸城:本当にそうだよね。俺、本当に適当に生きてきたけど、本当にすげぇ楽しかったからさ。“悔いのないミュージックライフを”っていうところだけは、本当に伝えてやりたいんだよ。本当に悔いを残さず、とことんやって欲しい。それを願ってる。こんな楽しい生活が、首振りDollsにはまだまだいっぱい残ってるんだから、とにかくとことん燃え尽きて欲しいね。そんで、楽しい人生だったなって思って欲しい。
――本当にそうですね。メジャーというシーンに来て、いろいろと窮屈に感じることも多いと思うんですよ。でも、そこすらも刺激に変えて楽しんで欲しいなと思うんです。
戸城:そうよ。メジャーな世界に来なくちゃ始まってもないんだから。箸にも棒にもかからないで楽しくやってんのって、またそれは違うからね。そんなのはプロじゃないし、遊びでしかないからさ。やるならとことん勝負しなくちゃ。いっぱい覚えることも初めてのことも多いと思うけど、それはちゃんと必要なこととして受け止めて、“悔いのないミュージックライフを”送って欲しいなと思うよ。本当に。
――愛を感じます。本当の愛を。
ナオ:本当に。
――メジャーのシーンに引っ張ってくれたのは戸城さんですからね。
戸城:そうよ。だからさ、首振りDollsが新しいシーン作って頑張って売れてくれたら、プロデューサーしてる俺が、“やっぱ戸城さすがだね!”って言われるわけよ! 俺が絶賛されるわけ(笑)! 絶賛されたいから、とにかく必死で頑張ってくれよ(笑)!
一同:押忍!
戸城:お互いに、悔いなく生きような。ロックンロールライフを。
ナオ:ショーンは真面目だしね。
――そうね。ショーンは口数が少ないし、本当に普段は影をひそめてる感じだけど、すごくあたたかい心の持ち主で、メンバーのことや周りのこと見ててくれて、的確な意見を投げてくれるし、本当に音楽に対して真面目だしストイックだしね。
戸城:ジョニーみたいなヤツだけじゃバンドは成立しないからな(笑)。バンドってバランスが大事なんだよ。
ナオ:本当にそう思いますね。
――でも、ジョニーも寅次郎っぽいし、フーテン感満載だけど、ただの甘えん坊のチャランポランではなく、本当にちゃんと俯瞰して全体のバランスを見てくれてるというか。人の気持ちを大事にしようと思うタイプだし。ナオはとにかく行動的で、人から本当に深く愛される人。ちゃんと人の気持ちを汲みとれる人で、自分を犠牲にしてまで人の為に尽くす人。ナオの舵取り無しじゃ首振りDollsは走れない。だから、向かい風を全部受けるのはナオで。だからときに誤解されることも多いけど、本当にジョニーもショーンも首振りDollsに関わってくれる人たちはみんなナオのことを信頼してる。
戸城:いいバランスだよな。この3人だから、今のグルーヴが作れているんだと思うからさ。バンドって本当にそれぞれの役割があるから。
ナオ:本当にそうですね。首振りDollsの3人は3人とも長男なんだけど、本当にそれぞれタイプが違いますからね。私は首振りDollsの中では末っ子だけど、そんな末っ子の私がグイグイ引っ張ってる感じで。でも、それを長男のジョニーがやってくれるかっていったらそうじゃないもんね。
ジョニー:絶対無理。やんないやんない! 出来ないもん。
ショーン:僕も無理。出来ない出来ない。
ジョニー:ね。絶対やんないよね!
ナオ:やんないじゃないよ(笑)! でもいいの。私もそれを押し付けられてるとも思ってないし、ナチュラルにやれてるし、それが私なんだと思うから。
戸城:音楽で飯を食うのは大変だからね。悔いのないミュージックライフを。
ナオ:ロックンロールライフにして下さいよ(笑)!
戸城:あ、そっかそっか(笑)。
――でも、本当にこの歳になると、そっと見守って支えてやらないとなって思いますよね。そして願うのはただただ“悔いのないミュージックライフを”というところ。シーンを作っていって欲しいなと思います、本当に。
戸城:本当にそうだよね。俺、本当に適当に生きてきたけど、本当にすげぇ楽しかったからさ。“悔いのないミュージックライフを”っていうところだけは、本当に伝えてやりたいんだよ。本当に悔いを残さず、とことんやって欲しい。それを願ってる。こんな楽しい生活が、首振りDollsにはまだまだいっぱい残ってるんだから、とにかくとことん燃え尽きて欲しいね。そんで、楽しい人生だったなって思って欲しい。
――本当にそうですね。メジャーというシーンに来て、いろいろと窮屈に感じることも多いと思うんですよ。でも、そこすらも刺激に変えて楽しんで欲しいなと思うんです。
戸城:そうよ。メジャーな世界に来なくちゃ始まってもないんだから。箸にも棒にもかからないで楽しくやってんのって、またそれは違うからね。そんなのはプロじゃないし、遊びでしかないからさ。やるならとことん勝負しなくちゃ。いっぱい覚えることも初めてのことも多いと思うけど、それはちゃんと必要なこととして受け止めて、“悔いのないミュージックライフを”送って欲しいなと思うよ。本当に。
――愛を感じます。本当の愛を。
ナオ:本当に。
――メジャーのシーンに引っ張ってくれたのは戸城さんですからね。
戸城:そうよ。だからさ、首振りDollsが新しいシーン作って頑張って売れてくれたら、プロデューサーしてる俺が、“やっぱ戸城さすがだね!”って言われるわけよ! 俺が絶賛されるわけ(笑)! 絶賛されたいから、とにかく必死で頑張ってくれよ(笑)!
一同:押忍!
戸城:お互いに、悔いなく生きような。ロックンロールライフを。
取材・文:武市尚子