スティーヴン・スピルバーグ監督最新
作『ウエスト・サイド・ストーリー』
主演はアンセル・エルゴートに決定

2020年12月公開予定の映画『ウエスト・サイド・ストーリー』主演をアンセル・エルゴートが務めることがわかった。
『ウエスト・サイド・ストーリー』(原題)は、スティーヴン・スピルバーグ監督が製作も兼任し、オリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド物語』を映画化した作品。1957年のニューヨークを舞台に、ジェットとシャークという敵対する2つの非行グループの闘争の中、許されざる恋に落ちる男女の姿を描く。1961年に公開された映画『ウエスト・サイド物語』は第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞している。
主人公・トニー役に決定したアンセル・エルゴートは、『ベイビー・ドライバー』などで注目された若手俳優。また、マリア役には17歳の新人レイチェル・ゼグラーが配役されている。マリア役のレイチェルはコロンビア系アメリカ人で、SNSで人気アーティストのカバー曲などを披露し、パワフルな歌声で注目を集めた人物。公開オーディションでは、30,000人の中から選ばれた現役高校生だ。
そのほかのキャストとして、ブロードウェイミュージカルでトニー賞助演女優賞にノミネートされたアリアナ・デボーズがアニタ役で出演。シャークのリーダーで。マリアの兄ベルナルドを『ビリー・エリオット』のビリー役でトニー賞を受賞したデビィット・アルヴァレスが演じる。シャークのチノ役でジョシュ・アンドレス、シュランク警部補役でドラマ『ストレイン 沈黙のエクリプス』のコリー・ストールがキャスティングされており、50人以上の俳優、歌手、ダンサーなどの出演が決まっているという。また、前作でアニタ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノは、今回はバレンティナを演じ、製作総指揮も務める。
キャストの発表とともに、劇中カットも公開。ニューヨーク街角でジェットとシャークのメンバー総勢11名の前でトニーとマリアが見つめ合う姿が収められている。
なお、脚本はトニー・クシュナー氏(『ミュンヘン』『リンカーン』)が手がけている。振り付けはトニー賞振付賞受賞のジャスティン・ペック氏、音楽総指揮は『アラジン』『美女と野獣』『シカゴ』のマット・サリバン氏、製作はトニー賞受賞のケビン・マコラムと、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『レディ・プレイヤーズ1』のクリスティ・マコスコ・クリーガー氏が担当する。
『ウエスト・サイド・ストーリー』は全米では2020年12月18日(金)、日本では2020年12月公開予定。

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