鳥羽一郎、静太郎、天草二郎、走裕介
、村木弾が船村徹の故郷で「演歌巡礼
」コンサート

村田英雄の「王将」、美空ひばりの「みだれ髪」、北島三郎の「風雪ながれ旅」など、多数のヒット曲を出し、2017年2月16日に亡くなった巨匠作曲家、船村徹。その弟子の鳥羽一郎、静太郎、天草二郎走裕介村木弾による船村徹内弟子五人の会が12日、船村徹の故郷、栃木・日光市の道の駅日光・日光街道ニコニコ本舗多目的ホールで<演歌巡礼 in日光 船村徹を歌い継ぐ>と銘打ったコンサートを開いた。

「演歌巡礼」は、船村がフリー作家になった1978年(昭和53年)から歌作りのために全国を回って行ってきたものを、没後は鳥羽の提案で弟子が集まり、各地に足を運んでコンサートを開催している。この日は船村の誕生日で、船村がこの日、毎年続けてきた、陽の目を見なかった歌や音楽関係者を供養する「歌供養」の日にちなんでいる。
この日のステージは、鳥羽の「兄弟船」で幕を開け、続いて「王将」(天草)、「なみだ船」(村木)、「女の港」(静)、「風雪ながれ旅」(走)と船村のヒット曲でスタートし、会場のボルテージは早くも最高潮。その後は、それぞれの持ち歌や全員で師匠の思い出話を語ったあと、再びヒット曲を歌った。そのコーナーの中にスペシャルゲストの瀬川瑛子が飛び込みで登場、「矢切りの渡し」などを歌ってステージに花を添えた。

同公演は、午後1時からと4時からの2ステージで、合わせて約700人が詰めかけ、彼らの歌を堪能した。そして、鳥羽は「今日は先生の供養のつもりで歌わせていただきました。まだ下手だなぁと言っている照れ屋の先生の顔が浮かんできました」。静は「幻でしょうが、一番後ろの席に船村先生が座っているのが見えた気がしました」。天草は「毎年先生の誕生日に行っていた“歌供養”として、お祝いのつもりで歌わせていただきました」。走は「また、このデレスケ!と言われた気がしました」。村木は「今日もお酒を美味しそうに飲んでいる先生の顔が目に浮かびました」。
9月23日には、ザ・ヒロサワ・シティ会館大ホール(茨城県民文化センター)で、「別れの一本杉」の作詞家で、26歳の若さで亡くなった船村の盟友、高野公男の故郷で「友情無限」と銘打って、この内弟子五人の会(特別ゲストに松原のぶえ)が行われる。

(提供:サンニュース)

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