【インタビュー】あさりど堀口文宏が
語るライオンズ愛、そして斉藤一美実
況の魅力とは《後編》

“実況ではなく絶叫”で伝説となった斉藤一美アナウンサーと、埼玉西武ライオンズファンで「斉藤一美待望論」論者の堀口文宏。この2人が出演する『斉藤一美✕堀口文宏 トークライブvol.2 ~野球愛(ラブ)が止まらないっ!~』が、6月22日(土)にeplus LIVING ROOM CAFE&DINING(東京都)で開催される。
そこで、今回は前編に引き続き、堀口に“一美愛”や“野球愛”、同ライブの魅力を語ってもらった。
■ユニフォーム姿でビールを片手に、球場にいるように
――『野球愛(ラブ)が止まらないっ!』は面白い企画が盛りだくさんで、『vol.1』も『vol.2』も特製お弁当付きになっています。このユニークなお弁当は、堀口さんがプロデュースされたそうですね。
堀口:ほとんどシャレのようなノリですが、『vol.1』ではおかずのチキンボーン料理に「デストラーデの上腕筋」とネーミングしました。それを食べたファンは「デストラーデの腕、美味しかったな」とSNSに投稿するなどして盛り上がり、イベントを知らない人は「デストラーデの腕を食べたの?」と拡散していましたね(笑)。
会場の料理長がお弁当だということを加味して仕上げてくれていますので、「なんだよ、冷めていて、下らねえネーミングだけれども、食べたらうめえじゃねえかよ!」と熱くなってもらえるようなお弁当です。ほかにも当日は、さまざまな特製メニューを用意していますし、球場のビールの売り子さんも会場に登場しますよ。
――球場のビールの売り子さん!? まさに球場で試合観戦するような感覚ですね。
堀口:まさにその感覚でトークを観てもらいたいですね。『vol.1』の開催の前に、ファンの方からツイッターで「ユニフォーム姿で行ってもいいんですか?」と質問を受けたのですが、このトークライブにドレスコードはありません。自由な服装で、むしろライオンズのユニフォームを着て、球場で応援するような気持ちで、食べて飲んでお楽しみください!
そういえば、ライブ当日の6月22日(土)は阪神タイガース戦で、ライオンズは甲子園球場に遠征しています。甲子園球場に観戦に行かない居残りの方は、ぜひトークライブへ足を運んでください! カフェダイニングのオシャレな会場ですが、どうか恥ずかしがらずに(笑)、この会場をライオンズカラー一色に染めましょう!
チラシを手に「チケットのお買い求めはお早めに」と堀口
■謎の新企画「埼玉西武ライオンズ未解決事件簿」
――他にも、『vol.1』にはなかった企画があれば、“ネタばれしない程度”で教えていただけますか?
堀口:実は「埼玉西武ライオンズ未解決事件簿」という企画を予定しています! と言っても警察沙汰になったような事件じゃないですよ(笑)。当事者にも会って話を聞いています。
――えっ? 当事者から話を! それはどなたですか? 選手? 監督?
堀口:それは当日のお楽しみです(笑)。この企画ももちろん、昼と夜で内容を変えますので、2回とも観に来てもらっても楽しめます。
――なるほど。斉藤アナの実況に「期待はしても予想はできない試合展開です」というフレーズがありましたが、まさいそんなトークライブになりそうですね。
堀口:ライブですので、始まってみないとどういうトークの流れになるかは分かりませんね。『vol.1』は2018年11月21日(水)に行われましたが、この日、浅村栄斗内野手の移籍が発表されたんです。
浅村選手がライオンズを離れてしまう、これはファンにとって大きな悲報です。ライブでこのことに触れて良いのか悩んだのですが、そこはやはり生中継で活躍してきた一美さんですし、僕としてもこれをネタにしない手はないだろうと。オープニングトークで浅村選手のことを話題にしたら大盛り上がりで、5分の予定が25分もかかっちゃいましたよ(笑)。
――確かに、この展開は予想できないですねえ。今回の6月22日(土)にもなにかが起こるかもしれませんね。
堀口:トークライブが終わったあとのアンケートで、「(浅村選手の移籍で)落ち込んでいた気分がすっきりしました」「明るい気持ちでライオンズを応援していきます」という声が寄せられたんです。これはうれしかったですね。
前回『vol.1』での一幕から。ライオンズの頭文字「L」でキメ!
■『vol.2』は斉藤一美アナウンサーの本気度がアップ!?
――そもそもの話になりますが、このトークライブを始めたきっかけは?
堀口:一美さんが「ライオンズナイター」を卒業して1年くらい経った頃でしょうか、「一美さんが番組を離れてから寂しくないですか」「一美さんの実況をまた聴きたくないですか」といったことをファンから言われまして。それで、“一美ロス”を感じているのは僕だけじゃないと気づいたことですかね。
――それがトークライブという形になったわけですか。当初から『vol.2』の開催を想定していましたか?
堀口:おかげさまで、『vol.1』は前売りでチケットが完売したとのことで、ライブが終わった後に『vol.2』も開催しようかというお話を頂きました。
ただし、今回は1日に2回公演となりまして、しかも開催日は週末の土曜日。前回は終了時間がおしてしまい、会場にはご迷惑をかけてしまったのですが、その会場から「時間がおすくらいならば2回公演にしたら」と勧められましてね。一美さんは50代、僕も40代で決して若くなく、ダブルヘッダーはなかなかキツイのですが(笑)、そうやってお声をかけてもらえるのはうれしいです。
――『vol.1』は2018年シーズンの終わった11月の開催でした。一方、『vol.2』は開幕から約2か月を経て、2019年シーズンの序盤をチェックできるタイミングになります。ファンにとっては、一美さんと堀口さんのトークをきっかけに、今シーズンをより楽しみながら観戦できそうですね。
堀口:そういうきっかけになれればと思います。また、トークライブではさきほどのお弁当に登場したデストラーデをはじめ、秋山幸二や西口文也など往年の名選手の話題にも触れますので、最近はライオンズや野球から遠ざかってしまっているという方も大歓迎です。
かつてのファンがこのトークライブをきっかけに、「またスポーツニュースをチェックしよう」、「野球観戦を始めよう」とファンとして戻ってきてくれればうれしいですね。
――となると、今年の年末には『vol.3』が開催されますか?
堀口:その予定はまだありませんが、今回の6月22日(土)に大勢のファンが来てくれれば、それも実現したいですね。
あとは、地方でもお声がかかれば遠征したいです。「北海道でもトークライブをやってくれ~」、「大阪でも待ってるぞ~」、「福岡にもファンがいるぞ~」と呼んで頂ければ、地方でも開催しますよ。
――斉藤アナの公式ツイッターアカウント(https://twitter.com/kazumi_hori_bbl)を見ますと、『vol.2』に向けての打ち合わせでだいぶ盛り上がっているようですが。
堀口:実は一美さん、「ライオンズナイター」を卒業してから2年間やめていたスクラップを再開し始めたらしいんですよ(笑)。いろいろな記事をスクラップして、『vol.2』でのトークに向けてネタを仕込んでいるそうで。「ああ~、やばい~、一美さんが本気になっている」って感じました。
前回はこうだったけど、『vol.2』ではこういうふうに変えたほうが面白いと思うよって、いろいろとアイデアも出していただいて。一美さんは熱い人なので、常に一度やったことの上をやろうという姿勢です。
――『vol.1』よりも本気の斉藤アナですか!
堀口:だから僕もそれに負けていられません。前回来て頂いた方が前回よりも楽しめる、そんなトークライブにしたいと準備していますので、ぜひ楽しみにしてください!
《前編はこちら》

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