トム・サヴィーニ、コリィ・テイラー
のマスク制作裏話を語る

スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーの新マスクを制作した、特殊メークアップのレジェンド、トム・サヴィーニが、それを引き受けた経緯について語った。
サヴィーニは映画『ゾンビ』『13日の金曜日』『バーニング』『死霊のえじき』『悪魔のいけにえ2』など多くのホラー映画のメイクを手掛けてきた。

サヴィーニ自身は、スリップノットのようなタイプの音楽を聴くことはないが、彼の妻がスリップノットのファンだったという。サヴィーニは『Revolver』誌のインタビューで、こう話した。「飛行機の中で、妻と昔の写真を見てたら、2014年に彼女がコリィと撮った写真があった。僕のアシスタントのジェイソン・ベーカーだと思うけど、楽屋でコリィと話しているとき、コリィが、マスクが必要だって言ったらしい。それで、僕のアシスタントは“おお、僕はトム・サヴィーニと仕事してるよ”とか言ったんじゃないかな。気づいたときには、コリィ・テイラーが僕の家にいて、猫たちと遊んでた」

「それで彼の頭の型を取ったんだ。マスクは大反響を呼んだ。最初は、ネガティブな反応もいっぱいあった。コリィがマスクの立役者、すなわち僕のことについて『Kerrang!』誌のインタビューで語っているのを読んだよ。でも、ファンは“サヴィーニ? なんだあれ、俺の妹のほうがいいもの作れる”って感じだった。牛乳パックを顔に貼り付け(テイラーの新マスクと)並べて投稿している人さえいた。なんであれ、あのマスクは素晴らしいよ」
テイラーは制作時からサヴィーニと仕事ができることに大喜びしており、評判が良くないことは耳にしているが、「変えるつもりはない。ものすごくたくさんの人をイラつかせているからな」とコメントしている。

Ako Suzuki
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