L→R MARI(Dr)、EYE(Vo)、SAKI(Gu)、RIO(Ba)

L→R MARI(Dr)、EYE(Vo)、SAKI(Gu)、RIO(Ba)

【Mary's Blood インタビュー】
楽曲のクオリティーも演奏技術も
より高みを極めたハイパーな作品

レーベル移籍第一弾アルバム『Revenant』で新たな世界を切り開いたMary's Bloodの、通算5作目となるフルアルバム『CONFESSiONS』が完成。前回に引き続きプロデューサーに岡野ハジメを迎えて制作された今作について、EYE(Vo)とMARI(Dr)に訊いた。

アルバムコンセプトは“闇”
各自の思う“闇”をさまざまな表現で

今作はどういう流れで制作に取り掛かったんですか?

EYE
今回はコンセプチュアルなアルバムにしたいって話をしていました。メンバーで曲出しをする前にプロデューサーの岡野さんも含めて、みんなで会議をしたんですけど、その時に決めたテーマが“闇”だったんです。でも、闇と言ってもいろんな闇があると思うので、各自の思う闇…心の闇、視覚的に真っ暗な闇、精神を病んでいる闇とかっていうのを共有して、そこから本格的に曲作りに取り掛かっていきました。

曲調的には闇じゃない印象の楽曲もあるような…。

EYE
暗いだけが闇じゃないと思うんですよ。聴覚上は明るい曲でも、歌っている内容が結構ドロドロしているとか、蓋を開けてみたら本当は暗い人だったとか。
MARI
元気そうに見える人が心の中に秘めている、あんまり人には言わない暗い部分って、一番闇を感じる気がするんですよ。単にメンタルを病んでいるってことではなくて、心の中に秘めてる闇というか、口には出さない、心の中にあるものも闇のひとつかなぁって。
EYE
1曲目の「Labyrinth of the Abyss」はテーマが決まってから一番最初に自分の中でできた曲だったんですけど、奈落の底に落ちていくニュアンスを出すにはどうしたらいいかとか、Mary's Bloodの音像を活かしつつ、それを際立たせる方法を考えました。ギターソロに関しても、SAKIちゃんが弾いてきてくれたものを聴いた時に“ちょっとおかしい感じにしたいんだけどいい?”って、エフェクトをぶち切れた感じで掛けたいって依頼したんです。

一方、「Hello」はダンサブルな曲だし、「HIGH-5」はハッピーなサウンドですし。

EYE
「Hello」も「HIGH-5」もRIOちゃんの作曲なんですけど、RIOちゃんはノンフィクションのものに強く共感を覚えるというか、一番“闇”を感じるらしいんですよ。「HIGH-5」はRIOちゃんの実話をもとにして歌詞を書いているみたいで。「Hello」のほうも現実世界ではもういい大人なOLさんっていう結構リアルな設定で、仕事をするのもつらい、家から出たくない…みたいに病んでいるんですけど、夢の中だけハッピーっていう。歌詞に漢字がないのも、夢の中での年齢設定がわがまま放題できていた頃だからなんです。うさぎのぬいぐるみを連れているのとかも夢の中のことで。それを知るとより“闇”感がありますよね。

明るい曲調でも歌ががなっていたり、血管が切れそうな高さの音域だったり、今作のヴォーカルのテンションもすごいと思いました。

EYE
岡野さんが“できるでしょ!”みたいな感じで言ってくるんですけど、本当は大変だったんですよ。「Karma」と「エイム」のサビ終わりも結構高くて、私が顔を真っ赤にして歌い切った時も“イエーイ、出るね〜♪”って。こっちは大変なのに! 次作も岡野さんだったらもっとキーを上げられるんじゃないかと思うと怖いです…。
MARI
岡野さんは良い意味でハードルを上げてくるというか。「Labyrinth of the Abyss」もプリプロの時点ではそんなにツーバスが入ってなかったところが、打ち込みで全部踏みっぱなしのアレンジになってて(笑)。

打ち込みで作った無茶フレーズを人間が演奏するんだ!?(笑)

MARI
メタルドラマーならそれくらい踏めるでしょ!”みたいな、良いプレッシャーをガツガツもらいました。だから、“できませんなんて、絶対言わないぞ!”って気持ちで臨みましたね。
EYE
「GO AHEAD & LAUGH」はラップが入ってるんですけど、これはSAKIちゃんからデモが上がってきた段階で“AメロとBメロはラップだから”って言われていたんです。“え、ラップ?”って言いながらも自分なりに精いっぱいラップをやったんですけど、岡野さんに“リズムの取り方が間違っている”って駄目出しをされました(笑)。早口だし、テンポも速いから“それじゃ言葉が聴こえないよ”って言われて、“こんな早口、私にできるのか?”って思ってたんですけど、岡野さんが“練習したら絶対にできるから!”って。なので、リズムの取り方の練習をして。自分だけだったら諦めていたかもしれない歌い方だったんですけど、岡野さんの助言があったからできました。

頑張りと結果を引き出すっていう。岡野さんって『RIZAP』みたいな人ですね(笑)。

EYE
ははは。そうなんです、『RIZAP』みたいな人です。“君ならできる!”って言われましたよ(笑)。
L→R MARI(Dr)、EYE(Vo)、SAKI(Gu)、RIO(Ba)
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OKMusic編集部

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