経済界の風雲児・橋本ひろしの人生を
描く『今、僕は六本木の交差点に立つ
』の上演が決定 中村誠治郎、有澤樟
太郎、定本楓馬、山寺宏一ら出演

2019年9月4日(水)~9月8日(日) 天王洲 銀河劇場にて、『今、僕は六本木の交差点に立つ』が上演されることが決定した。
本作の主人公は、プリント基板製造メーカー 「キョウデン」 を核に、パソコンメーカーSOTEC、大手スーパー長崎屋、大江戸温泉物語など破綻寸前の企業を次々買収し再生に導いた経済界の風雲児、橋本ひろし。莫大な富と名声を手に入れた彼は50代になって、突如音楽活動を開始し、六本木のライブハウスで歌い始めた。トーキングブルースと称されるトークと歌が渾然一体となった彼のライブには、多くのファンが集まり彼の歌に耳を傾ける。
そんな橋本ひろしの波乱万丈な人生を下敷きにしたのが本舞台。脚本は骨太な物語で、観る者の魂を揺さぶる重厚な人間ドラマを得意とする中津留章仁。演出は黒色綺譚カナリア派を主宰し、劇作家、演出家、女優としても活躍する赤澤ムックが務める。
また、舞台、映画、ドラマを中心に幅広く活動する中村誠治郎、有澤樟太郎、定本楓馬、山寺宏一という多彩なキャストが出演する。心揺さぶる物語に期待しよう。

■橋本ひろし プロフィール
1952年2月5日生まれ、長野県出身。
実業家・シンガーソングライター。
高校卒業後に父を失い、一家を支えるために「今日から電気屋」の略として、試作品用プリント基板を小ロット短期間で仕上げる事業を柱とした「キョウデン」を創業。その後、昭和 KDE を皮切りに、パソコンメーカーSOTEC、大手スーパー長崎屋、大江戸温泉物語など破綻寸前の企業を次々買収し再生させ「企業再生のプロ」と呼ばれる。特に長崎屋の再生は、当初 16 年とされていた計画予定を 12 年繰り上げ、4 年で会社更生手続きを終結させている。
50 歳を過ぎて突如作詞、作曲を始め、六本木のライブハウスで、毎週金曜日に欠かさずライブを敢行(現在、毎週のライブは行っていない)。2008 年までに自身のオリジナル楽曲は既に 160 曲を越え、現在もライブを中心に積極的に音楽活動を展開している。
■脚本:中津留章仁 プロフィール
1973年3 月1日生まれ。大分県出身。
劇作家・脚本家・演出家。
2000年、劇団「TRASHMASTERS」を立ち上げ。
初期はコメディタッチで毒のある作品を中心に上演。現在では、現代社会が抱える問題等を取り入れた骨太な物語で、観る者の魂を揺さぶる重厚な人間ドラマを中心に描いている。
2011年、東日本大震災と原発事故を真正面から扱った「背水の孤島」で、第19回読売演劇大賞・選考委員特別賞、同・優秀演出家賞、第46回紀伊國屋演劇賞、第14回千田是也賞などを受賞。
主な作品に、「奇行遊戯」「黄色い叫び」「来訪者」「虚像の礎」「そぞろの民」「猥り現」「不埒」「埋没」などがある。
■演出:赤澤ムック プロフィール
1978年12月17日生まれ。北海道出身。
2003年、劇団「黒色綺譚カナリア派」を創立。
2011年の活動停止公演『誤/娯楽』以降、主に劇作家・演出家として商業演劇から 2.5 次元作品まで幅広く活躍している。
主な演出作品に、「三人姉妹」、舞台 けやき坂 46 公演「あゆみ」、AiiA presents‘ 舞台『刀使ノ巫女』などがある。

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