日本舞踊 未来座 『彩 SAI』、「檜男
=ぴのきお=」で語りを担当する坂東
巳之助より収録風景写真とコメントが
到着

2019年6月21日(金)~23日(日)国立劇場小劇場で上演される、第3回 日本舞踊 未来座 『彩 SAI』。公演の「檜男=ぴのきお=」より、語りを担当する坂東巳之助の収録風景写真&コメントが到着した。
本公演は2017年、日本舞踊への固定概念を打破すべく、日本舞踊協会のメンバーが十世 坂東三津五郎の遺志を継ぎ、“未来座”と銘打って立ち上げた新たなシリーズだ。
2017年の第一回公演では“水”をテーマに4つの演目を上演。古典楽器による音楽に、現代語の唄で〈永遠の愛〉を問う「水ものがたり」、女流舞踊家五人衆が艶やかな俚奏楽にのせて、名舞台の一瞬を日本舞踊独特の素踊り形式の新演出で作られた「女人角田~たゆたふ~」、踊り手たちが猫に扮し、津軽三味線・上妻宏光の音楽で踊った「当世うき世猫」、市川染五郎が演出・振付・出演という一人で三役担い、“はにわオールスターズ”の仙波清彦氏による音楽で激しく踊った「擽-くすぐり-」。それぞれ水の流れと、過去・現在・未来という時の流れに愛、女性、共感、命などを重ね合わせ、現代の私たちに共通するテーマで、今まで日本舞踊に親しみのなかった人にもわかりやすく表現され、大きな反響を得た。
2018年の第二回公演は、SAIが象徴するワードは“裁”。世界的オペラ「カルメン」を題材に、様々な運命に裁かれながら生きる女と男を描いた。実力派の花柳寿楽、水木佑歌に、若くして注目を集める四代目 中村橋之助、市川ぼたんがダブルキャストを務め、日本舞踊の伝統をつなぎながら、“いま”こそ輝き、“未来”へと光を放つ継承と革新を現す、ファムファタルの妖艶な世界を表現した。
そして、第三回となる2019年の日本舞踊 未来座“彩”は、趣の異なる2本立てで上演される。1作目は「檜男=ぴのきお=」、誰もが知っているピノキオの物語が新作舞踊でよみがえる。メルヘンチックな世界と奇想天外なストーリーで子供から大人まで楽しめる舞踊ファンタジーで、若手花形から熟練のベテランまで個性豊かな舞踊家たちが新たなピノキオに命を吹き込んでいく。
さらに、古来より日本人の心に大切に受け継がれてきた四季をテーマに、舞と踊りで綴る舞踊絵巻「春夏秋冬」も上演。日本舞踊の持つ華麗さ、力強さ、荘厳さを群舞と京舞で余すところ無く披露され、日本舞踊未来座に初出演の人間国宝 井上八千代に加え、新進気鋭の舞踊家たちによる圧巻の舞台となるだろう。充実のキャスト・スタッフで届けられる第3回日本舞踊未来座〝彩″に期待しよう。
坂東巳之助 コメント
坂東巳之助
この度、未来座公演に初めて参加させていただきました。
私は6月は京都南座の歌舞伎公演に出演中のため、今回は「檜男」の語りで出演させていただきます。皆さんの稽古に先立ちまして、楽しく録音させていただきました。
日頃から日本舞踊に親しんでいる方はもちろんですが、日本舞踊の舞台をご覧になったことのない方にも、またお子様にも楽しんでいただける素敵な作品になると思います。
ぜひ劇場にお運びください!

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